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眠くてたまりません


学校の始業時間を遅くすることで、生徒の幸福度が改善される

シンガポールで行われた新しい研究によれば、学校の始業時間を遅くするだけで生徒の睡眠不足が解消され、幸福度が上がるそうだ。

これまでの研究でも、朝早い授業は生徒の睡眠不足を助長させるだけで、ストレスの原因にしかならないと報告されていたが、今回の研究もそれを裏付ける形となった。

シンガポールの学生の平均睡眠時間は6時間半

シンガポールでは朝7時半が一般的な始業時間で、学生の睡眠不足が大きな問題になっている。アメリカの学会では学校が始まる時間に8時半以降を推奨しているが、シンガポールではそれよりも1時間も早い。

シンガポールの学生の平日の平均睡眠時間は6時間半と推定されている。

始業時間を45分遅らせることで大きな効果

始業時間を45分遅れさせた場合の影響を確かめるために、デューク・シンガポール国立大学医学部(Duke-NUS Medical School)の研究者は、女子中学校の7〜10年生から375人を募り、8時15分の始業時間で通学するという実験を行った。

生徒には実験開始前に睡眠時間、眠さ、幸福(うつ兆候や気分)について自己申告してもらった。また1ヶ月後と9ヶ月後にも同様の報告を求めた。

その結果、始業時間変更から1ヶ月すると、生徒の平日の就寝時間は9分遅くなったが、起床時間も32分遅くなっており、結果として睡眠時間が23分間伸びた。

また睡眠時間が長くなったことで、眠気や幸福度の改善も報告された。

加えて、平日に8時間(一般に思春期の子供に適切な睡眠時間とされる)眠ったと報告した生徒が6.9パーセントから16パーセントに増えた。

東アジア諸国では、しばしば勉強のために睡眠を犠牲にするよう強いることがある。しかし主筆者のマイケル・チー(Michael Chee)氏は、「東アジアで学校の始業時間を遅めることは実行可能かつ長期的なメリット」があるとコメントしている。




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