スーパー秋葉原

サブURL(このURLからもアクセスできます):http://akihabara.areablog.jp/himiko

SNS離れ


8.4兆円が吹っ飛んだFacebook。世界は「反SNS」の時代へ

2016年の米大統領選でトランプ氏を勝利へと導いた英国の選挙コンサル会社「ケンブリッジ・アナリティカ」へ、およそ5000万人分のユーザー情報を提供していたとして、世界中で「フェイスブック」に対する風当たりが強くなっています。この問題をきっかけに、SNSへの広告から引き上げ始めている大企業が続出していると語るのは、メルマガ『高城未来研究所「Future Report」』の著者で国際経済にも精通する高城剛さん。高城さんは今後、この事件に端を発して企業や著名人による「反SNS」のうねりがしばらく続くと見ています。

フェイスブック情報漏えい問題が波紋、世界は「反SNS」へ

今週は、世界中でトップニュースとなっている「フェイスブックの情報漏えい問題」につきまして、私見たっぷりにお話ししたいと思います。

この一年ほど、先方と僕のスケジュールがなかなか合わなく、お目にかかれなかった人がいます。

それが、英国のデータマイニングを駆使し、政治マーケティングを行う企業「ケンブリッジ・アナリティカ」のCEOアレキサンダー・ニックスです。

「ケンブリッジ・アナリティカ」は、2016年5月の英国EU離脱投票や、同年11月の米国大統領選の選挙コンサルティング会社として注目を集め、代表のニックスは、「ネットワーク化された現代社会を動かせる人物」として知られていました。

しかし、数ヶ月前から、一切の連絡がとれなくなってしまったのです。

そして先々週19日、乗り換え時の欧州の空港で、僕が偶然見たBBCニュースによれば、英国のデータ保護を管轄する情報コミッショナー事務局(ICO)が、「ケンブリッジ・アナリティカ」が使用したデータベースとサーバを調べるため、捜査令状を請求する方針を明らかにした、と報道しました。

疑惑は、2016年に行われた米大統領選時に、フェイスブック・ユーザーの心理的傾向を分析するためのアプリで23万人から情報収集し、そこから「友達」経由で5000万人分のデータを収集したことにあると言われています。

また今週、米連邦取引委員会(FTC)は、フェイスブック・ユーザー5000万人の個人データがどのようにして「ケンブリッジ・アナリティカ」の手に渡ったのか、「フェイスブック」を調査すると発表しました。

このような一連の流れで、「フェイスブック」の株価は暴落し、わずか数日で8.4兆円の資産が吹き飛びました。

ちなみに、「フェイスブック」は、有形資産をほとんど持っていない企業です。

この一連の報道のあと、もともと関係性が良くなかった米電気自動車メーカーの「テスラ」と米宇宙ベンチャーの「スペースX」のCEOイーロン・マスクが、「フェイスブック」の公式ページを削除。ロイター通信によると、ドイツ金融大手「コメルツ銀行」なども「フェイスブック」への広告出稿を見合わせており、企業や著名人の「フェイスブック離れ」が急速に進みつつあります。

しかし、「ケンブリッジ・アナリティカ」が利用していたSNSは、「フェイスブック」に限りません。

「グーグル」や「ツイッター」からのデータを表に裏に収集し活用しており、今後表面化する危惧から、表明こそしませんが、いくつかの企業はSNSからそっと広告を引き上げはじめています。

特に「YouTube」への広告掲載は、企業が意図しない映像、例えば、ISISやヘイトスピーチ映像の上に自社名がオーバーレイされるのは、明らかに逆効果でリスクも高いと考えています。

また、2ヶ月後から、欧州ではGDPR(EU一般データ保護規則=General Data Protection Regulation)がはじまります。

これは、欧州連合(EU)における新しい個人情報保護の枠組みで、個人データの処理と移転に関するルールを定めた規則です。

これにより、いままでのようにSNSやアドネットワークで利用されていた情報を、シリコンバレーに集めることはできなくなります。

かつて、独善的だった政府体制に反旗を翻し、民主化する運動を「xxxxの春」と呼びましたが、現在、「ケンブリッジ・アナリティカ」に端を発する「反SNS」運動は、独善的だったシリコンバレー体制に反旗を翻す「インターネットの春」になるかもしれません。



ついでにテレビ離れも

誰がテレビを殺したか? 

娯楽の王様が、裸の王様になった根本原因

放送の未来

先日、とある放送局の人とじっくりと話す機会を持つことが出来ました。放送ビジネスの将来に危機感を抱き、放送局はこれから何をすべきかを議論したい、と言うのです。

これまでも何度も書いてきたが、放送を含めたメディアビジネスは、これまでにない危機に見舞われています。新聞、雑誌、放送などの従来型メディアからインターネットを活用したネットメディアへのシフトが急速に進んでいる上に、そちらの伸びの大半をFacebook、Google、Netflix、Amazonなどが奪ってしまっており、結果としてソフトウェアを使いこなす一握りの企業による寡占化が進んでしまっているのです。

特に問題なのは、若年層ほど新しいメディアを受け入れる傾向があるため、年齢別の傾向を見ると、従来型メディアビジネスの敗北は明らかで、かろうじて従来型メディアを支えている人たちが高齢化すると共に、市場も縮小していくことは明白です。

先日も、ネットではソニーがチューナー無しの大画面テレビを発売したことが話題になっていました(参照:ソニー、NHKやテレビの映らないBRAVIA発表)。すでに地上波放送を見なくなった人たちにとっては、NHKの受信料聴取の対象になるチューナーは余計なもの以外の何物でもないのです。

こんな状況に置かれている放送局がしていること・出来ることは、以下のようなものです。

もっと面白いコンテンツを作って、人々を放送に呼び戻す努力をする

放送をまだ観てくれている顧客向きにコンテンツを特化する

同じ視聴時間からの広告収入を増やす(民法)

受信料が徴収できる対象を増やす(NHK)

ネットに進出する

1.と2.は、コンテンツの力で視聴者を呼び戻す・引き止めるアプローチですが、そもそも「決まった時間に特定の番組を配信する」というコンテンツの配布の仕方そのものが、常時接続が当たり前の現代にはあまりにも時代遅れであり、どんなコンテンツを作ろうと、どこでも、好きな時間にコンテンツを楽しむことが出来る、オンデマンドメディアと同じ土俵で戦うことは出来ません。

それと同じ理由で、3.と4.も延命措置でしかありません。民放の放送局が、質の悪いバラエティ番組だらけになってしまったのは、制作費を抑えて、広告収入をあげようという放送局の悪あがきの結果です。

NHKがワンセグ携帯を受信料の徴収の対象にしたのも、そもそもNHKを観る人が減っているという根本的な問題に目を向けずに、今のビジネスモデルを1日でも長持ちさせようという悪あがきでしかありません。

そうなると、5番目の「ネットに進出する」のが唯一の解決策のように思えますが、技術のことが分からない人ばかりの放送局がそんなことをしても、ほとんどの場合、うまく行きません。私から言わせれば、「ネットに進出する」という発想そのものが、筋が悪いのです。

インターネットは道具でしかないのです。放送と違って、場所や時間を選ばずにコンテンツを視聴者に届けることが出来る素晴らしい道具なのです。「ネットに進出する」「インターネットビジネスで収益を上げる」という発想は、道具と目的を根本的に取り違えており、そんな発想では、視聴者に価値を見出してもらえることは出来ないし、すでにネットの世界で成功している巨人達と戦うことなど決して出来ないのです。

考えるべきなのは、「インターネットという道具を使って、(致命的とも言える)放送の弱点をどう補うか」であり、見つけるべきなのは。「常時接続時代の視聴者にとって、映像消費体験はどうあるべきなのか」という問いへの答えなのです。

別の言い方をすれば、「放送局はこれからどんなビジネスをすべきか」「放送局はネットをどう応用すべきか」という放送局中心の視点から、「視聴者は放送のどこに不満を感じているのか」「視聴者が、観たくてもFacebookやYoutubeでは観られないものは何か」という視聴者中心の視点から考えなければならないのです。

究極の目的は、「放送局を救うこと」「新しい収益源を見つけること」ではなく、「消費者にとてなくてはならない映像消費体験を設計し、提供すること」であり、ビジネスの存続や成長は、その結果としてついてくるものなのです。

そんな根本的な発想の転換が出来る人を新しいリーダーとし、その人が新しいサービスのビジョンを熱く語ることによってのみ、優秀な技術者も集まるし、本当に価値のあるサービスを生み出すことが出来るのです。




goodポイント: 0ポイント

このポストをお気に入りに追加 0人がお気に入り登録中
このポストのURL http://akihabara.areablog.jp/blog/1000007455/p11725075c.html
日記

サイトブロッキング


「漫画村」終了?

法改正ナシの「海賊サイトブロッキング」案に弁護士も意見割れる

毎日新聞が「遮断要請へ 政府、著作保護に『緊急避難』」という記事を公開した。政府の要請で、「漫画村」などの海賊版サイトに“サイトブロッキング”が行われる見通しだという。このニュースにネット上では様々な意見が上がり、弁護士の見解も賛否に分かれているようだ。

弁護士も意見を二分にするサイトブロッキング

記事によると、「政府は国内に拠点を置くインターネット接続業者(プロバイダー)に対し、ネット上で漫画や雑誌を無料で読めるようにしている海賊版サイトへの接続を遮断する措置(サイトブロッキング)を実施するよう要請する調整に入った。月内にも犯罪対策閣僚会議を開催し、正式決定する見通し」とのこと。また「接続遮断要請に明快な法的根拠はない」とも掲載されている。

これにネット上では「やっと政府が本気で潰しに来てくれたか」「これは当然の措置」「グッバイらりっくま」と賛同の声が。「骨董通り法律事務所」の弁護士・福井健策さんも、Twitterで「私は緊急導入やむなしの意見です。1海賊版サイトで月間訪問者1億6000万・日本の全中高生を超えるユニーク読者数は異常事態であり、報道にもある通り、紙はもちろん既に正規版電子コミックの売上さえ急落している」とコメントしていた。

一方で反対派も多く、「これって政府の検閲行為にあたるのでは?」「憲法違反にはならないのだろうか」との指摘も。「シティライツ法律事務所」の水野祐さんは、Twitterで「私もブロッキングを『通信の秘密』との関係で『緊急避難』としてクリアし、政府の『要請』で済ませる今回の議論は拙速に過ぎるという立場です」との見解を示している。

続けて「注意しなければならないのは、漫画村に代表される悪質な海賊版サイトが問題であるという認識はみな変わらず持っている、という点です。あくまで反対しているのはブロッキングという諸刃の刃を『緊急避難』という法改正なしのアプローチで拙速に進める点です」と補足。以前から問題視されている海賊版サイトだが、法改正なしのブロッキングにはまだまだ議論が必要だという。

「緊急避難」っていったい何?

ちなみに「緊急避難」とは刑法第37条で定められた法律で、「自己又は他人の生命、身体、自由又は財産に対する現在の危難を避けるため、やむを得ずにした行為は、これによって生じた害が、避けようとした害の程度を超えなかった場合に限り、罰しない」というものだ。

しかし水野さんは、Twitterで「海賊版サイトのブロッキングを法改正ではなく『緊急避難』構成で正当化するのであれば、少なくとも(より重大かつ深刻な権利侵害が生じる蓋然性が高い)児童ポルノのブロッキングと同等か、それ以上の議論が尽くされるべきです」とも主張している。




goodポイント: 0ポイント

このポストをお気に入りに追加 0人がお気に入り登録中
このポストのURL http://akihabara.areablog.jp/blog/1000007455/p11725025c.html
日記

スグレモノ家電


知ってほしい! 有名じゃないけどクオリティの高い便利家電

一般的にはあまり知られていなくてもAmazonなどで超メジャーな製品はたくさんあります。その製品を推すのは実際の使い勝手の良さはもちろん、製品自体や機能が優秀だから。そこで、今回は識者やレビュワーたちがたどり着いた珠玉の製品をご紹介。推しの理由にもぜひ注目してみてください!

除湿機は三菱電機オンリー

その理由は賢すぎる「ムーブアイ」

家電批評的には、除湿機は三菱電機一択。これは最初に除湿機テストを行った2013年あたりから揺るぎないものとなっているのですが、というのも、三菱の特許技術である「ムーブアイ」が、近年の「部屋干し需要」にピンズドすぎるからなんです。

この「ムーブアイ」という同社エアコンのCMでよく耳にするこの技術は、床や壁・天井などの温度や人の位置・動きを検知するセンサーのこと。エアコンであればCMでもおなじみ「暑がりさん」「寒がりさん」にそれぞれ適切な風を送ることができます。

このセンサーは除湿機においてももちろん大活躍! 1つ1つの洗濯物の温度を察知して、乾いていない洗濯物を見つけてくれます。

三菱電機

MJ-120MX

実勢価格:3万1770円

サイズW360×D210×H534

質量:13.5kg 

排水タンク容量:3L 

除湿能力:11L/日 

除湿面積の目安:14畳(50Hz・戸建木造和室)

新モデルには今どこを狙い撃ちしているのかがわかる「光ガイド」を新搭載。地味ですが、しっかりとムーブアイが機能していることを証明する役割を果たしています。

無印良品の優れた空気清浄機

実はバルミューダとの共同開発です

感染症やホコリ、PM2.5や花粉などのアレル物質をはじめ、空気の汚れが気になるこの時季。ちょっと敏感だったり、小さな子どもさんをお持ちの方にぜひおすすめしたいのが、無印良品の空気清浄機MJーAP1です。その理由は知る人ぞ知る、意外なところにありました。

無印良品

空気清浄機 MJ-AP1

実勢価格:3万8900円

サイズ:W250×D250×H498mm

重量:約6kg 

コード長さ:約2m 

適用床面積:〜30畳

清浄時間:8畳を10分 

それは無印良品がバルミューダと共同で開発した空気清浄機だから。本家バルミューダの空気清浄機といえば、単機能パワータイプで無印のものよりもやや大きめなつくりとなっています。

バルミューダ

Air Engine

実勢価格:4万9896円

重量:8Kg

適用床面積:16畳

両者を比較するため、タバコの煙を充満させた密閉空間で30分稼働させてみました。すると無印良品はわずか18分で終了。このパワーは適用床面積32.4畳に匹敵することが分かりました。

オートモードで8.5時間稼働させた際にかかる電気料金は、わずか0.84円と、消費電力もバルミューダより少ないという結果に。スペック通りかそれ以上のパワーを証明し、消費電力も実測値でバルミューダより少ないです。

フィルターは年に1回の交換でOK。6800円で取り替え方もごくシンプルです。

「無印の家電はOEM製品ばかりで性能もいまひとつ」というイメージを覆す、画期的な空気清浄機です。

スチームアイロンの大本命は

編集部員も愛用中のティファール

一度使うと、その手軽さや使い勝手の良さで手放せない衣類スチーマー。しかし実際に使ってみると「アレ? CMや動画と違って、思っていたよりパワーがない」と、購入後がっかりする家電ランキングで上位に入るレベルでもあります。

その点、ティファールの「アクセススチーム」はスチームが出る準備ができているのかが、とてもわかりやすいんです。検証した編集部員も「パワーとスピードがダントツです」と語っています。

ティファール

アクセススチーム

実勢価格:9494円

サイズ:約W110×D180×H283mm

質量:約0.9kg(水タンクが空の時)

タンク注水量:約185ml

連続使用可能時間:18分

実際にほかのスチームアイロンとスチームの量を比べました。

ティファール DV8610J1

軽い2in1タイプのティファールは、他のスチーマーと比べても圧倒的にブシュブシュスチームが出ます。

Jコートン ST-0601F

立ち上がりもスチームの勢いも中途半端です。

ティファールのアクセススチームは、圧倒的にスチームが出てブシュブシュ放出されているのが目に見えてわかるほどでした。やや大きめサイズではあるものの、服のシワもさっと落とせます。忙しい朝にあると重宝する一台です。

あえて初代ブラーバをセレクト

Amazonユーザーから人気のワケ

本誌ベストバイの「ブラーバjet」は後継機というにはあまりにもタイプが異なる製品のため、初号機である「380j」のほうが好みというユーザーも実は少なくありません。Amazonユーザーが支持するのは断然といっていいほど、星4.3で「380j」です。

最大の違いは「水が出るかどうか」と「クロスが使い捨てか」という点。380jの方がクロスに徐々に水を染み出して拭くから、ジェットよりもややドライに仕上がります。

アイロボット

ブラーバ380j

実勢価格:3万3896円

サイズ:W244×D216×H79mm

質量:約1.8s(バッテリー含)

稼働面積:最大約20畳(ウェットモード)

充電時間:最大2時間

「ブラーバjet」は水をピュッと放出できて、クロスが使い捨てのタイプです。

アイロボット

ブラーバjet

実勢価格:2万9000円

サイズ:W178×D170×H84mm

質量:約1.2s(バッテリー含)

稼働面積:最大約20畳

ご紹介した2製品は同じプラーバでもシステムと性能の違いから、「義理の兄弟」というべきかもしれません。コスパが気になる人は380jが断然おすすめですが、どちらも優れた機能のため好みで選んでみてもよいでしょう。

家電量販店などの店頭で見るよりも、一見地味な製品もあります。ただ、どの製品もその実力は折り紙つき! 編集部、識者、レビュワーたちが実際に使って、思わずうなった価値ある「掘り出し物」たちをお試しください。




goodポイント: 0ポイント

このポストをお気に入りに追加 0人がお気に入り登録中
このポストのURL http://akihabara.areablog.jp/blog/1000007455/p11725023c.html
日記

宇宙ホテル予約受付中





1泊8500万円の「世界初のラグジュアリーな宇宙ホテル」こと「Aurora Station」が宿泊予約の受付を開始

ロケットに乗って宇宙を目指し、地表からの高度320kmのところにある「宇宙ホテル」に宿泊するという旅行プランの予約受付が始まりました。地球を90分で一周する宇宙ホテルに12泊するというこのプランのお値段は、1人あたり950万ドル(約10億円)という超高額なものとなっています。

この宇宙ホテルの旅行プランを提案しているのは、アメリカのヒューストンに拠点を置くスタートアップ「Orion Span」です。同社では元NASAのエンジニアなどによって開発された宇宙ステーション型ホテル「Aurora Station」を2021年にも宇宙へと打ち上げて、世界初となる宇宙ホテル業務を開始することを目指しています。


Aurora Stationは、10×4.2メートル程度のサイズを持つ宇宙ホテルで、小型ビジネスジェット機「ガルフストリーム G550」ほどの居住スペースに4人の宿泊客と2人のクルーが滞在することが可能です。同社では12日間の宿泊プランを1人あたり950万ドル(約10億円)からの価格で提案することにしており、単純計算で1泊あたりの利用料金は約79万ドル(約8500万円)以上ということになります滞在中は、12日間で合計384回の日の出と日の入りを観察できるそうです。

Orion Spanの創業者でCEOのフランク・バンガー氏は「私たちは、誰でもすぐ利用できる目的地とすべくAurora Stationを開発しました。打ち上げられてすぐにAurora Stationはサービスを開始し、旅行者を迅速かつ従来に比べて安価に宇宙へと送り届け、しかも忘れることのできない体験を提供することになります」と述べ、2020年代前半にサービスの提供を開始する見通しを明らかにしています。


バンガー氏はまた、「私たちが人々を宇宙へと届けたいと考えているのは、それが人類に残された最後のフロンティアだからです」と述べています。バンガー氏の発言からも少し感じられるように、このプランは「ちょっと宇宙行ってくる」という感覚の旅行とは少し異なり、むしろ「宇宙飛行士を体験する」というニュアンスが強いものになっている模様。旅行が始まる3か月前から参加者は専用の訓練プログラムを履修することが求められ、最初はオンラインで「宇宙飛行の基礎」や「軌道力学」の講座を受講し、打ち上げが近づくとヒューストンにある同社の施設で体力面のトレーニングを積むことになります。このカリキュラムは、通常の宇宙飛行士が約24か月かけてこなすカリキュラムの短縮版となっているそうです。

このように、比較的「ガチ」寄りな宇宙旅行といえるOrion Spanの宇宙旅行プランですが、今回の募集開始はいわゆる「観測気球」としての意図を含んでいると見る専門家も。オバマ政権時にアメリカの宇宙政策および広報を担当し、SpaceXなどの企業に所属した経歴を持つフィル・ラーソン氏は今回のOrion Spanによる発表について「実際にどのようなマーケットが存在しているのかを見定めようとしている」と分析しています。2021年にホテル本体を打ち上げてその後サービスの提供を開始するという計画が発表されていますが、実際にはまだどのロケットに載せて打ち上げるのかなどの詳細は決まっていないとみられることから、まずは市場の動向を探ることでより現実的なプランを策定するための試みであると見られています。


なお、1泊8500万円の宇宙旅行の予約はOrion Spanのウェブサイトで受付中で、予約の際には全額返金されるデポジットとして8万ドル(約860万円)を入金する必要があります。また、「ルームサービスやミニバーの追加料金についての情報もまだ未定」だとのことです。




goodポイント: 0ポイント

このポストをお気に入りに追加 0人がお気に入り登録中
このポストのURL http://akihabara.areablog.jp/blog/1000007455/p11725010c.html
日記

楽天経済圏構築中

<楽天・携帯参入>低料金で攻勢 新規の顧客獲得が重要に
楽天は携帯電話事業への参入が事実上決まったことで、今後、サービス開始に向けた準備を加速させる。
主力のネット通販事業でアマゾンとの競争が激化する中、クレジットカード事業が収益をけん引する構図となっており、携帯電話事業もネット通販事業を支える事業に育てる考えだ。
楽天の2017年12月期連結決算は、クレジットカード「楽天カード」の契約者数増に伴い手数料収入が増えたことで、営業利益は前年同期比90.2%増の1493億円、最終(当期)利益は同約2.9倍の1105億円となった。
ただ、主力のネット通販「楽天市場」などの国内電子商取引(EC)事業は、アマゾンとの競争激化の影響もあり、同3.8%減と、成長が鈍化しているのが実態だ。
その状態を改善するカギが、携帯電話事業だ。携帯電話の利用者にポイントを付与し、利用者がポイントを楽天市場で使うという循環を作ることができるためだ。
楽天市場の流通額が増えれば、加盟店手数料やカードの手数料が増えることにもつながる。
楽天が総務省の審議会に提出した資料で、サービス開始時の料金設定について、現在、NTTドコモの回線を借りて展開する格安携帯電話サービス「楽天モバイル」と同程度の低料金とした。
「楽天モバイル」の契約件数は150万件を超えており、その契約者を新サービスに円滑に移行させ、さらに新規の顧客をどれだけ獲得できるかが重要となる。
ただ、設備投資では、25年までに最大6000億円を投じて通信網を整備する計画だが、すべてを自前とせず、地方などではNTTドコモなど大手3社から回線を借りて展開するとみられる。
電波監理審議会では、楽天の開設計画について、「他の既存事業者のネットワークを利用する場合でも、自らネットワークを構築して事業展開を図るという原則に留意すること」との条件を付けた。
料金のほか、どれだけつながりやすい通信サービスを提供できるかに注目が集まりそうだ。



楽天を甘やかすな。「第4のキャリア」認可に課せられた厳しい条件
楽天悲願の携帯電話事業への参入がいよいよ叶うようです。総務省は4月6日、楽天への周波数割り当てを認め、同社が携帯第4のキャリアとなることが決定しました。しかし楽天には先行3社とは別の「ある条件」も課されたとのこと。ケータイ/スマートフォンジャーナリストの石川温さんは、自身のメルマガ『石川温の「スマホ業界新聞」』でその条件について解説するとともに、「そもそも楽天がイチから携帯電話事業に参入するメリットが全く見えない」理由を記しています。
楽天に「条件付きで」1.7GHz帯の免許付与へ――2019年10月開始、料金は「楽天モバイル」と一緒
4月6日、総務省の諮問機関である電波監理審議会が開催され、楽天に対して、1.7GHz帯の免許が付与されることが決定した。
楽天は2019年10月にサービス開始を計画する。料金プランはMVNOの楽天モバイルで提供しているプランと同じになるという。また法人向けや大容量プランも準備中とのことだ。
今回、周波数の割り当てを受けたNTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天に対しては、開設計画の認定にあたって条件が付与されている。特に楽天に関しては、新規参入ということもあり、3社とは別の条件も加えられている。
特に注目なのは「他の既存事業者のネットワークを利用する場合においても、携帯電話事業者は自らのネットワークを構築して事業展開を図るという原則に留意すること」とある。
つまり、「NTTドコモにネットワークを借りてサービスを提供してもいいけど、ちゃんと自分でもネットワークを構築しろよ」と釘を刺した格好だ。
楽天としては、すでにNTTドコモのMVNOであることから、MVNOとして全国網のサービスを提供しつつ、自社でネットワークを構築していくという計画なのだろう。もちろん、NTTドコモからローミングでネットワークを借りるという手もある。
ただ、最近のNTTドコモ側の感触を見る限り、「楽天がキャリアになるなら甘やかすことはしない」という雰囲気が漂ってくる。「MNOとMVNOは両立しない」ということで、MNOとしてサービス提供するなら、MVNOとして契約は打ち切る可能性もありそうなのだ。MVNOとして好条件でネットワークは借りれなくなり、ローミングとして高額な接続料をふっかけられる事も考えられそうだ。
NTTドコモとしても、MVNOの契約者数としてカウントされていたユーザーが、そのまま他社である楽天に移ってしまうのだから、黙って指をくわえているわけにはいかないだろう。
楽天が携帯電話事業への参入を表明して数ヶ月が経つが、いまだに「なぜ、イチから参入するのか。いまから全国に基地局を敷設するメリットが全く見えない」というのが正直な感想だ。
MVNOとしての限界を感じているならば、IIJのようにHLR/HSSを構築して、自社でSIMカードを発行したり、料金体系を自社で構築した方がよっぽど効率的にオリジナルサービスを作れるのではないかと思う。現状、IIJは音声通話サービスを提供できていないが、それでも、交渉次第では何とかなるのではないか。
楽天は今回の携帯電話事業参入に6,000億円の初期投資を準備している。一方で、IIJがHLR/HSSを構築するのに設備投資は30億円を計画していた。
楽天とIIJの投資額は200倍もの違いがある。それで、やれることは大差ないが、片方はイチから全国に2万以上の基地局を設置しなければならない。一方はすでに全国でネットワークを網羅済みだ。もちろん5Gへの移行もスムーズだろう。
三木谷浩史社長は「4Gしかやらないから勝算はある。世界で第4のキャリアは成功事例は多い」と語るが、HLR/HSSを自社で構築するという方法を検討したことはなかったのだろうか。



goodポイント: 0ポイント

このポストをお気に入りに追加 0人がお気に入り登録中
このポストのURL http://akihabara.areablog.jp/blog/1000007455/p11725006c.html
日記

人気職種

今、カネで奪い合いになる「人気職種」
1973年の石油ショック前以来という空前の人手不足の中、熾烈な人材争奪戦が展開されている。年収アップを勝ち取り活躍できるのはどんな人か、最新の情報を知る転職情報サイト編集長などのプロフェッショナルたちに聞いた――。
■20代、30代、40代 転職で年収が上がる人の条件
「年功的賃金の本体では採用が難しいので、別会社をつくって、年収2000万〜3000万円で若いAIエンジニアや半導体技術者を採用している大手企業もあります」
こう語るのは転職情報サイトの「リクナビNEXT」の藤井薫編集長だ。年収5000万円を提示する中国系企業もあり、日本の大手もなりふり構ってはいられない状況だ。大手の中には給与をめぐる正社員間の軋轢を避けるため、契約社員にして高額の年俸を支払う企業も少なくない。
需要が高いのはテクノロジー系の人材に限らない。あらゆる職種で求人が殺到している。正社員の求人数を登録者数で割った2月の転職求人倍率は1.80倍(リクルートキャリア調べ)。職種別の求人数は前月比で34職種中19職種が増加。登録者数も29職種が増加し、うち24職種は過去最高となっている。転職者数は2013年の287万人から17年は311万人に増加している(総務省「労働力調査結果」)。
しかも35歳転職限界説が崩壊して久しいが、40歳以上の転職者も増加している。人材紹介業大手のJACリクルートメントの黒澤敏浩フェローは「40代の増加はもちろん、50代の転職決定者が13年から17年の間に4.2倍に増え、全体の1割を占めている」と語る。
転職求人倍率職種のトップは「インターネット専門職」(Webエンジニア含む)の5.66倍、続いて「組込・制御ソフトウエア開発エンジニア」の4.77倍、建設エンジニアの4.22倍だ。インターネット専門職は「IT企業に限らず小売業などウェブを販売ツールに使う多くの企業が欲しがり、組込・制御ソフトウエア開発はAI技術やIoTも含めて機械にソフトを組み込む電機・自動車などのメーカーが最も欲しがる職種で、ともにITエンジニア。1人を約6社が取り合っているイメージです」(藤井編集長)。
■ITエンジニアは最低でも600万円
当然、転職後の年収も高い。黒澤氏は「ITエンジニアはとにかく給与をたくさん出すので欲しいという企業が多い。技術レベルによるが最低でも600万円。年齢に関係なく上限は2000万円ぐらい。正社員として最初から高い年収で入るとプレッシャーもあるので、入社時に一時金として100万円を出す企業もある」と語る。
だが、あらゆる職種が売り手市場にあるとはいえ、前職より高い年収で転職できる人は多くはない。黒澤氏は「景気がよいので転職しやすくなっているが、収益に直結する一部の高い専門性を持つ人を除いて、給与が同じか下がるのが普通だ。現在の会社でそれなりに貢献していても他の会社に移ると環境が変わるので当初は貢献度が下がるために給与を下げて入るのが一般的」と指摘する。
エン・ジャパンの「エン転職」の岡田康豊編集長も「35歳以上のミドルの転職では平均100万円程度下がっている。35歳で前職が500万〜600万円なら400万円後半から500万円未満。40代以上で1000万円なら800万円ぐらいに下げて転職するのが普通」と指摘する。
転職時にいったん年収を下げても実力次第で上がる余地は十分にある。藤井編集長は転職で年収が上がる人の共通要素をこう説明する。
「20代は、上司に言われなくても自ら本当にやるべき課題を見つけることができる人。30代は、様々なデータを駆使してスピード感を持って課題を解決できる人。もう1つは社内のリソースだけでなく社外の異質なものと組み合わせて解決する力を持つ人。40代は、社内外の人脈を駆使し、データ処理が得意な人や予算に強い人など異質なメンバーを束ねて成果を出せるプロジェクトマネジメント能力を持つ人です」
とくに40代で転職に成功する人は「20代から培った経験を活かし、新たな仕事で課題を発見することから始め、その課題を解決し、チームを束ねることを繰り返しできるアクティブな人が多い」(藤井編集長)と語る。
■ミドル層の異業種への転職成功の分岐点
近年、異業種への転職が増加している。リクルートキャリアの調査では異業種への転職が同業種をはるかに上回る。その背景には「未経験者歓迎の求人が全体の77%を占めている」(岡田編集長)ことに加えて「ほかにやりたい仕事がある」「会社の将来性が不安」を転職理由に挙げている人が圧倒的に多いからだ(DODA調査、17年11月)。自分のキャリアや会社の将来を見据えた転職志向は銀行業界でも顕著だ。大手メガバンクは業務や支店の統廃合を含めた中長期的な合理化策を打ち出しているが、黒澤氏は「銀行を中心に金融業界出身者の登録と異業種への転職が増えている。先行きに不安を感じ、早めに別の業種に転職したいという思いがある」と指摘する。
ミドル層の異業種への転職成功の分岐点になるのが今までの仕事の“棚卸し”ができているかどうかだ。
「大企業出身者であれば一定の専門性と何らかのマネジメント経験があるが、単に課長や部長をやっていました程度しか説明できない人が多い。どういうメンバーに対してどのようなマネジメントをしていたかという方法論や自分の考え方、思想を明確に説明できること、さらに専門性を説明するために仕事の経験の棚卸しをして、得手不得手を整理することが重要」(岡田編集長)
■今、高給が狙える「転職求人倍率」ベスト3
藤井編集長も「自分のスキルを職種、能力開発、ビジネスヒューマンスキルの3つに分けて説明ができること。中身もセキュリティに強い、業界の利益構造に詳しい、国境を超えたビジネスのコラボレーションをやったなど、強みをきめ細かく棚卸しすれば、同業界でなくても通用する」と指摘する。
最後に、決して会社に辞表を出してから転職しないこと。「辞めた後の転職では年収は下がるケースがほとんど。次の仕事を決めてから転職するのが年収を下げない秘訣」(黒澤氏)と言う。
▼今、高給が狙える「転職求人倍率」ベスト3
人気が高い各種エンジニア職。前年同月と比較すると、転職求人倍率1位、2位の職種では、登録者数も増えているが、求人数がそれに勝る勢いで増えている。
1:インターネット専門職(Webエンジニア含む) 5.66倍
2:組込・制御ソフトウエア開発エンジニア 4.77倍
3:建設エンジニア 4.22倍
(リクルートキャリアが提供する転職支援サービス「リクルートエージェント」における2018年2月末日時点の転職求人倍率より


過去記事
日本人エンジニアの給料が上がらない理由
ファーウェイ本社の初任給83万円
中国ハイテク企業のエンジニアで年俸1000万円以下はいない
2017年の採用市場では、中国の通信機器大手ファーウェイ(華為技術)が日本で大卒エンジニアを「初任給40万円」で募集して話題を集めた。厚生労働省の調査によれば日本の大卒初任給の平均は約20万円(17年)。日本企業の場合、エンジニアであろうと事務職であろうと初任給は基本的には変わらない。日本企業の平均初任給の約2倍で募集をかけた「ファーウェイショック」に「優秀な人材が流れてしまうのではないか」と戦々恐々の日本企業に対して、ファーウェイ・ジャパンの広報は「優秀な人材を採るためのグローバルスタンダード」だとすまし顔だ。
ファーウェイはスマホやルーターなどの通信端末、通信機器メーカーであり、スマホの販売台数、シェアはアップル、サムソンに次ぐ世界第3位。創業者が赤軍にいた、という理由で中国共産党との関係が深い、との嫌疑からアメリカ市場からは実質的に閉め出されているが、欧州や東南アジアではICTソリューション事業も積極的に展開している。中国深セン市にあるファーウェイ本社を20年以上前に訪れたことがある。全社員の8割がエンジニアで、会社の横にアメリカ風の庭付き一戸建てをたくさんつくって将来有望なエンジニアの社宅にして厚遇していたのが印象的だった。中国から世界化する企業が出てくるとすれば第1号はファーウェイだろうと思ったが、その通りになった。
現在、ファーウェイは世界170カ国以上に進出していて、従業員数は18万人以上。今でも半分近くがエンジニアだ。ファーウェイ本社のエンジニアの初任給がいくらかといえば、日本円で月額約83万円。日本で募集した初任給の倍である。要するに今やエンジニアの人件費は中国よりも日本のほうが圧倒的に格安で、ファーウェイはバーゲン価格で募集をかけたわけだ。中国人の半分の給料を「高給」と思って飛びつく日本の技術者。それに衝撃を受けながらも指をくわえて見守るしかない日本のメーカー。落ちぶれたものである。
エンジニアの給料が高いのはファーウェイに限らない。中国のハイテク企業のエンジニアで年俸1000万円を下回る人はまずいないだろう。この20年間で何が起きたかといえば、ICTのエンジニアが圧倒的に不足して、エンジニアの給与水準だけが世界共通になった。つまりエンジニアが安い国がなくなってしまったのだ。
インドの優秀なエンジニアの初任給は年間1500万円
一昔前はインドのエンジニアを使えば安いというイメージがあったが、今やインドの優秀なエンジニアの初任給は大体年間1500万円。最高峰のインド工科大学(IIT)の優秀な学生は15万ドル(1700万円)でグーグルやフェイスブックなどのグローバル企業に引き抜かれる。当然、アメリカのシリコンバレーやサンフランシスコのベイエリアも、エンジニアの初任給が平均15万〜16万ドルになっている。中堅エンジニアなら25万〜30万ドルで引き抜かれる。複数のエンジニアを束ねてプロジェクトマネジメントができるエンジニアなら50万ドル(5400万円)は下らない。
顧客と直接交渉してシステムのスペックを決めて、自分でエンジニアのチームをつくって、見積もりを出して、4億円、5億円レベルのプロジェクトを回せるエンジニアなら1億円オーバーの年俸でオーダーがくる。AI(人工知能)やディープラーニング(深層学習。人間の思考を模したコンピュータによる機械学習)の研究所長クラスなら10億円の値札が付いても不思議ではない。それが世界標準なのだ。
▼アマゾンは平均給与10万ドル、5万人を雇用
17年9月、アマゾンのジェフ・ベゾスCEOが「第二の故郷を見つける」と第2本社の設立計画を発表した。世界最大のネット通販企業の本社はシアトルの街中にあって、いくら新しい事務所スペースや居住用マンションを供給してもほぼアマゾンの社員で埋まってしまう状況が続いてきた。それでも成長を続けるアマゾンにシアトルが悲鳴を上げて「出て行ってくれ」ということになったのだが、ベゾスが発表した計画内容はいわば「アマゾンショック」といえるほど衝撃的だった。
第2本社で採用するのはマネジメント層とエンジニアを中心に最大5万人。平均給与は年10万ドル(約1100万円)超というのだ。北米全土から候補地を募ったら、カナダ、メキシコを含む実に238の都市と地域が名乗りを上げた。平均給与10万ドル超で5万人の雇用があったら街の繁栄は約束されたようなもの。全米を巻き込んで熾烈な誘致合戦が繰り広げられてきたが、先般、アマゾンは20都市に絞り込んだと発表している。
平均給与10万ドル超の会社なんてアメリカ中を探してもほかにない。第2本社で雇用する5万人の7割方はエンジニアだから、そういう数字なのである。アマゾンは各都市の立地提案の内容をさらに精査して、18年中に最終決定するという。カナダのトロントも候補地に残っているが、国内で雇用をつくらないとトランプ大統領に攻撃されかねない。とはいえアメリカ国内でも5万人の雇用に衣食住を供給できるキャパがあるのは、ニューヨークか没落ITシティのボストンくらいのものだろう。
英語が達者なフィリピン人の下で働くしかなくなる
このような世界的なエンジニアの「価格高騰」からまったく隔絶されているのが日本。エンジニアも含めて日本人の給料はこの20年間、まったく上がっていない。日本のエンジニアの給料が上がらないのはなぜか。理由の1つは日本独自の雇用慣習にある。日本の企業が学卒を採るときは事務職もエンジニアも大量一括採用して、同じ給料でスタートするわけだ。世界のエンジニアは何ができるかで名札と値札が決まる。「ビッグデータの解析でこんなことができる」とか「こういうゲームのこの部分をつくった」とか「この橋の構造設計をした」とか、どの領域で何ができるのかで名札が付き、マーケットでの値札が決まってくるのだ。
しかし大量一括採用された日本のエンジニアは、会社の人事評価制度の中で遇されてきた。それらの人事給与制度は日本的な平等主義で社員全体の給与を抑える仕組みになっていても、エンジニアの能力や成果に対して正当な報酬を支払うシステムにはなっていない。東芝でフラッシュメモリを発明した舛岡富士雄氏への報奨金はわずか数万円だったという。舛岡氏は発明者が受け取るべき対価として10億円の支払いを求める訴訟を起こして、8700万円で和解している。
国内に安住するエンジニアにも問題がある。日本の企業に就職して、下働きから始まってコーディング(プログラムを書くこと)経験ばかり延々積み上げた結果、40代になってもマネジメントができないエンジニアが多い。それでは給料は上がらないし、コーディングをやる人材なんてフィリピン辺りにごまんといるから、そのうち取って代わられる。エンジニアとして稼ぎたいなら海外に雄飛するべきなのだが、世界で活躍するには語学がパーフェクトでなければならない。
ところが文科省の“偉大な”功績で日本人の多くは語学が圧倒的に苦手だ。どれだけ技術に長けていても語学ができないエンジニアは使われる側に回るしかない。英語で顧客と交渉してスペックを決めたり、英語で仲間を集めて指示したり、プロジェクトマネジメントができるエンジニアは使う側に回れるから稼げる。だからインド人のエンジニアは強い。日本人の場合、英語ができるといってもマネジメントできるレベルではない。フィリピン人のほうがよほど英語は達者だから、そのうち彼らの下で働くしかなくなる。それが日本のエンジニアの現実だ。
近々、ファーウェイは中国勢で初めて日本に最新スマホの生産工場を新設するそうだが、今後も給与レベルを引き上げて、ぜひとも日本の採用市場を引っかき回してもらいたいものだ。日本のエンジニアの給料、日本人の給与体系がどれだけグローバルスタンダードとかけ離れているか、思い知らせてほしい。
18年度の税制改正で年収850万円以上は所得控除額が195万円で打ち切られることになり、年収850万円超のサラリーマンは実質的に増税されることが決まった。年収850万円ということは月額70万円くらい。社会保険や何やと取られて手元には40万円ちょっとしか残らない。それで家のローンを払ったり、子供の教育費を払ったりしたらカツカツという世帯はいくらでもある。生活レベルから見れば、税金を引っぺがされても仕方がないような富裕層ではない。
世界ではエンジニアの初任給が10万ドルになっている時代に、年収850万円超を「稼いでいる」と野蛮に線引きして、取れるところから取ろうとする根性が実にさもしい。近代国家として恥ずかしくないのかといいたい。



goodポイント: 0ポイント

このポストをお気に入りに追加 0人がお気に入り登録中
このポストのURL http://akihabara.areablog.jp/blog/1000007455/p11725004c.html
日記

高額通話料金は永遠に

iPhoneも、Androidも、通信も10年で激変なのに、料金だけがほぼ変わらない
今からおよそ10年前の2008年7月、第3世代移動通信システム(3G)に対応した米アップル製のスマートフォン「iPhone 3G」が発売された。
iPhone 3Gは、北米や欧州、アジアやオーストラリアなどでの販売に続き、日本でもソフトバンクモバイルから発売となり、またたく間に人気商品になっていった。
10年で、驚くほど進化した通信業界
当初、ソフトバンクモバイルのみが取り扱っていたiPhone。
・iPhone 4Sからは、auおよび沖縄セルラーが、
・iPhone 5s/5cからは、NTTドコモが、
それぞれ取り扱いを開始し、3大キャリアすべてでiPhoneを提供するようになった。
さらに、その後、アップルストアでは、SIMフリーモデルの販売も開始となる。
今では、ワイモバイル、UQ mobileでもiPhoneを取り扱っている。
一方で、
iPhoneに対抗する米グーグルのモバイル向けプラットフォーム「Android」もこの10年で大きな革新を遂げている。
日本国内では、iPhoneから遅れることおよそ1年、2009年にHTC製「HT-03A」がNTTドコモから発売された。
iPhone人気が過熱する中で、Androidスマートフォンやタブレットは着実に進化を遂げ、シェアを拡大していく。
そして2017年時点で、Androidはスマートフォン用OSとしては世界トップと成長している。
スマートフォンの台頭と、それに伴う通信環境や活用するサービスなど、通信業界では膨大な変化やトラブルが巻き起こった。
今では、スマートフォンを使って、SNSやチャットでの連絡から、動画や音楽の試聴など、モバイルサービスを使わない生活は考えられないほどに、世界は一変した。
この10年は、まさに通信業界にとって、それまでの常識や生活を覆す、すさまじい進化を果たしたといえるだろう。
そんな中で、意外なことに、「変わらないもの」がある。
激変の10年間でも変化がない? 
2008年4月、NTTドコモはブランド力向上のための「新ドコモ宣言」を発表、企業ロゴも現在のものに変更した。
そうNTTドコモの現在の赤いロゴは、10年が経過したことになる。
NTTドコモのロゴが10年間変わっていないことにも驚きだが、そのほかにも、ほとんど変化を見せていないものがある。
それが「通話料金」だ。
10年前の料金プランと通信料金は同じ?
10年以上前のNTTドコモのカタログには、
・第3世代移動通信システム(3G)のFOMA
・第2世代移動通信システム(2G)のmova
それぞれの料金プランが記載されている。
・FOMA
FOMAプラン39
基本使用料4,095円(税込)
いちねん割引、ファミリー割引適用に最安値で2,656円(税込)
1分あたりの通話料金…35円(平日日中ドコモケータイに発信した場合)
・mova
プランB
基本使用料3,675円(税込)
いちねん割引、ファミリー割引適用に最安値で2,383円(税込)
1分あたりの通話料金…58円(平日日中ドコモケータイに発信した場合)
以前は、地域や時間帯、かける相手によって細かく料金が設定されていた。
そのため、上記よりも安い場合もある。
当時、NTTドコモの通信料金は、とりわけ分かりにくい設定だったと言ってもいいだろう。ちなみに他社では、基本使用料が3,000円台の低価格帯プランの通話料金は、1分あたり35円〜40円台というのが相場で、シンプルだったからだ。
通話料金の相場は10年間変化なし?
続いて、現在のNTTドコモの料金プランを見てみよう。
・Xi(スマートフォン、タブレット、ケータイ向け)
カケホーダイライトプラン(2年契約時)基本使用料1,836円(税込)
データSパック 3,780円(税込)
1分あたりの国内通話料…43円 30秒ごとに20円(税抜)
(1回5分以内の国内通話はかけ放題 / 家族内の国内通話はかけ放題)
シンプルプラン(2年契約時)基本使用料1,058円(税込)
ウルトラデータLパック 6,480円(税込)
1分あたりの国内通話料…43円 30秒ごとに20円(税抜)
(家族内の国内通話はかけ放題)
主要な通信事業者は、ほぼ横並びといった形は当時から現在まで続いている。
無料通話以外の設定は30秒ごと20円(税抜)が相場だ。
かつての料金形態では、
・基本使用料が高額なプランになれば通話料金が10円台にまで下がる
・数百から数千円分までの通話料が込みになった料金プラン
などもあった。
現在では、
・通話がし放題になるプラン
・それ以外のプラン
この2つに大別できる料金形態が主流だ。
個別の契約によっては、10年前よりも支払う金額が安くなったというユーザーもいるだろう。
しかし、少なくとも
・国内通話の設定料金が1分あたり40円程度
この価格は、この10年、ほぼ変わっていない。
FOMAとXiを比較すると、むしろ高くさえなっている。
通信での技術革新は、日進月歩している。
しかし料金に関しては、停滞や横並び現象が起きていることは否めないだろう。
なお、ソフトバンクモバイルが2007年1月にサービスを開始した料金プラン「ホワイトプラン」も30秒ごとに20円(税抜)という通話料金で、現在も変わっていない。



goodポイント: 0ポイント

このポストをお気に入りに追加 0人がお気に入り登録中
このポストのURL http://akihabara.areablog.jp/blog/1000007455/p11725002c.html
日記

このブログトップページへ
ブログイメージ
akihabara
前年  2018年 皆勤賞獲得月 翌年
前の年へ 2018年 次の年へ 前の月へ 4月 次の月へ
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
今日 合計
ビュー 166 1004957
コメント 0 0
お気に入り 0 3

カテゴリー一覧

お気に入りリスト

おすすめリンク


外苑東クリニック
東京 人間ドック