スーパー秋葉原

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千趣会がリストラ

千趣会、希望退職者募集
通販低迷で構造改革
通販大手の千趣会は1日、希望退職者の募集を行うと発表した。
募集人数は全従業員約850人の6%程度に相当する50人を予定している。
今年12月末時点で45歳以上の従業員が対象で、特別退職金を支給する。
通販事業が低迷する中、構造改革の実施に向け経営の合理化を図る必要があると判断した。
退職日は2018年2月28日。



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日記

出会いに興味なし

独身男性4人に1人、年末に向けての「異性との新しい出会い」に興味なし
男性専門の総合美容クリニック「ゴリラクリニック」は都内在住の20〜30代男女234人を対象に「恋愛・出会いに関する男女の本音アンケート調査」を実施した。
調査は9月29日〜10月5日にインターネット上で行われた。

独身の人を対象にした「これから年末に向けて『異性の新しい出会い』を期待しますか?」という設問に対し、「興味がない」と答えた人の割合は男性で24.2%、女性で17.9%だった。

「(出会いたいけれど)期待ができない」と答えた人の割合は男性で27.3%、女性で17.9%だった。一方、「期待している」と答えた人は男性で35.4%、女性で40.4%だった。
特に20代男性は40.4%、30代女性は46.4%にのぼった。

「どのような場面『異性との出会い』を期待しますか?(複数回答可)」という設問に対し、「友達の紹介」が最も多く、男女全体で80.3%にのぼった。
次に多かったのが「仕事関係の集まり」で全体で34.4%、男性では40.0%、女性では26.9%だった。

「初デートの時“幻滅”してしまう異性のワースト行動(複数回答可)」という設問では「SNS(写真撮影・インスタ映え)に夢中」が男性38.5%で5位、女性53.8%で3位と多く票を集めた。

特に30代男性では44.1%、30代女性では55.0%と多く票を集めた。男女ともに最も票を集めたのは「店員に対して横柄、いばる」で男性55.6%、女性83.8%だった。

次いで「食べ方が汚い、クチャクチャ食べる」が男性51.3%、女性76.1%となっている。



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日記

老後の貯蓄

老後は、毎月、貯蓄をいくらずつしたらいい?
プレ老後は働いて得た収入の一部を貯蓄する
本来、老後はお金を貯蓄する時期ではなく、貯蓄したお金を取り崩して使う時期です。しかし、余命がどんどん延びて必要な老後資金が増えている、少子高齢化で老後の生活費の柱になる公的年金は減っていかざるを得ない、高齢者といえども税金や社会保険料(健康保険・介護保険)が増える、医療・介護費用の自己負担も増える、子ども世代には頼れないなど、老後を貯蓄の取り崩す時期と位置づけるのは無理な時代になったようです。
そこで、老後を二段階に分けて、「貯める・取り崩す」のプランを考えてはいかがでしょう。
●第一段階--どんな形でも働いて収入を得て貯蓄する時期
定年退職の後、継続雇用または再就職で働き、それも退職したら、パート・アルバイトや起業など、どんな形でもいいので働き続けましょう。もちろん、現役時代にやりたいと思いつつ、忙しくてできなかったことをやりながらでかまいません。現役時代のように、がっつり働く必要はありません。夫婦なら、2人で同じような働き方をするといいでしょう。
今は、いつから老後かは自分で決められる時代です。ですから、働き続けることで本格的な老後を少しでも後ろ倒しにしようということです。
この、プレ老後ともいえる時期は、就労収入と公的年金で生活費をやりくりし、貯蓄を取り崩さないことを心がけます。まず、減らさないということですね。そして、就労収入が多い場合は、公的年金で足りない分以外を貯蓄に回します。もちろん、「余ったら貯蓄」では余らないことが常なので、お金をもらったらすぐに貯蓄用の口座に入れます。毎月、就労収入のいくら、または何割など、積立額や割合を決めて貯蓄するのもいいでしょう。
本格的な老後は貯蓄を取り崩しながら生活する
こうして、貯蓄を継続し、少しでも老後資金を増やしますが、いずれ第二段階に入ります。
●第二段階--貯蓄を取り崩しながら生活する時期
働き続けていても、いずれは、大病をした、大ケガをした、何となく働きたくなくなった、パートナーの介護が必要になったなど、体力・気力の衰えや家庭の事情で、働きたくても働けなくなるときがやってきます。ここからが本格的な老後です。この時期から亡くなるまで、貯蓄を取り崩しながら生活していくことになります。
老後資金が潤沢に貯まっている人は別ですが、そうではない人は、あまり贅沢はせず、老後資金が枯渇しないように暮らしましょう。
本格的な老後の期間をできるだけ短くするため、健康に気を配ることも大切です。



過去記事
人生100年時代、早期退職のためにはいくら貯めれば安心?
8300万円です!
7月、8月は、夏休みにお盆休みにと仕事から離れてのんびりできる時期ですね。のんびりした日々を過ごしていると、「早く仕事を辞めて、あとは好きなことをして日々過ごすのもいいなぁ」と思ってしまう人も多いのではないでしょうか。
とはいえ、現実は少子高齢化が進み、お給料も右肩上がりにはならない時代。本当に早く仕事を辞めることができるのでしょうか?
人生100年時代を迎え、よりお金が必要な時代に
早期退職をして、仕事に追われず、日々楽しく過ごす――そんな生活に憧れを持つ人も少なくないことでしょう。
私のところには、30代、40代の女性の方が相談にいらっしゃることが多いのですが、早期退職の夢を抱いている人は少なくありません。では、実際に可能なのでしょうか?
現実問題でいうと、今後、女性はますます長生きする傾向にあり、平均寿命が100歳を超えることも珍しくない世の中になります。先日、30歳の女性の方が「50歳でリタイアしたい」とご相談に来ましたが、もし本当に夢を叶えるとなると、かなりまとまった金額を貯める必要があります。
どのような老後の生活を望んでいるかにもよりますが、例えば、現在の高齢者の生活を参考に考えると、60歳以上の高齢世帯夫婦2人の年金収入の平均は21.3万円。それに対して支出平均は26.8万円になります。
あるデータによると、日本人女性の平均寿命は近い将来、90.13歳になるとのこと。仮に90歳まで生きると仮定し、年金だけで暮らそうと思うと、不足する金額は約1,700万円に。
これに1人あたり500万円の介護費用(2人で1,000万円)が加わると2,700万円程度は必要です。
50歳で仕事を辞めるには8,300万円が必要!?
ただし、これは65歳で仕事を辞めた場合。仮に50歳で仕事を辞める場合、50歳から年金を受給できる65歳までの“無年金期間”の生活費をプラスしておく必要があります。
仮に毎月の生活費が20万円だとすると、「20万円×12ヶ月×15年間=3,600万円」を準備する必要があります。先ほどの65歳から必要な金額2,700万円と合わせると、6,300万円となります。
ちなみに私たちが年金を受給する頃には少子高齢化が加速し、現在の年金受給額の6割〜7割になるといわれています。そうすると、6,300万円に、さらに2,000万円程度がプラスになり、8,300万円程度が必要となる計算に。
50歳でリタイアしようと思うと、現実はなかなか厳しいことがおわかりいただけたでしょうか。
目標を達成のためには毎月15万円を年利7%で運用
現在30歳の人が50歳までに、この金額を貯めようとした場合、例えば、手取り給料30万円の半分である15万円を21年間、年利7%で積み立て運用できると、約8,500万円になります。
つまり、これからの時代、完全に早期リタイアするというのは、よほどの投資家か、事業で成功するか、資産家でないと難しいのが現状です。
長生き時代に備えるためには、長期的に安定して働くことが大切なのです。
とはいえ、今と同じペースでずっと働き続けることは難しいのもわかります。ですから、40代までは週5でバリバリ働き、50代からは週に2日〜3日働くといった具合に、働き方を柔軟に変えられるような仕事のスキルを持っていることが大切です。自分だけにしかない知識や技術があれば、働き方を調整してもニーズはあります。
高度な仕事のスキルがあれば、日本にこだわらず海外でも働くことができるので、選択肢はぐっと広がるでしょう。今はインターネットも発達しています。枠にとらわれず、さまざまな視点から考えてみましょう。
執筆:高山一恵(株式会社Money&You 取締役)
ファイナンシャル・プランナー(CFP)。DC(確定拠出年金)プランナー。東京都出身。慶應義塾大学文学部卒業。2005年に女性向けFPオフィス、株式会社エフピーウーマンを創業。10年間取締役を務めた後、株式会社Money&Youの取締役に就任。全国での講演活動をはじめ、執筆・マネー相談など、女性の人生に不可欠なお金の知識を伝えている。『パートナーに左右されない自分軸足マネープラン』(日本法令)、『35歳までにはぜったい知っておきたいお金のきほん』(アスペクト)、『史上最強のFP2級AFPテキスト』『史上最強のFP3級テキスト』(ナツメ社:監修)など、お金の分野での著書多数。
8300万円が無理なら7200万円という説もあります。
徹底的に節約したケチケチ生活をすれば5400万円でもいけそうです。


過去記事
シングル女性は老後にどのくらいお金がかかるの?
シングル女性が老後に必要な月間生活費は15万6000円
老後にそれなりの生活を維持するためには、いくら必要なのでしょうか? 全国平均データを参考に見ていきましょう。
総務省家計調査(平成27年度)によると、60歳以上で仕事を持たずに一人暮らしをしている人の生活費は、ひと月平均で15万6374円がかかっています。
15万6000円と聞いて、皆さんはどう感じますか?高齢になっても毎月15万円以上のお金が出ていくと不安になった人もいるでしょうし、また、いまの生活費と比べて意外と少ないと安心した人もいるかもしれませんね。
平均的な老後の生活費は合計で5400万円
ひと月あたり15万6000円とわかりましたが、合計ではいくら必要と考えればいいのでしょうか?
60歳の女性の平均余命は28.68年(平成26年簡易生命表より)ですから、60歳まで生きた女性は平均で89歳まで生きると考えられます。そこで、60歳から29年間の生活費を確保すると考えて、このように計算しましょう。
60〜89歳までの生活費:15万6000円×12カ月×29年=5428万8000円
一般的なシングル女性の老後の生活費は、だいたい5400万円とわかりました。 
ゆとりある暮らしをしたい人は計7000万円かかる!
ここまで、全国平均データをもとに老後資金について考えてきましたが、1カ月の生活費が15万6000円では収まらない場合についても考えておきましょう。
こちらは、総務省家計調査(平成27年)に掲載された費目ごとのパーセンテージをもとに、ガイドが費目ごとの金額を計算した表です。食費は消費支出の24.4%ですから、3万5094円。退職後は自宅にいる時間が一般的に増えるので、自炊が中心になると考えると、ひとり暮らしの金額としてはあまり違和感はないでしょう。
ここで一番気になるのは住居費です。全国平均の住居費は、1万3807円となっていますが、これはマンションの修繕積立金と管理費が払えるかどうかといった金額ですよね。ローン完済後のマンションを持っている人、実家に帰って一戸建ての家に住んでいるといった人はこの金額でイメージしておいてもいいかもしれませんが、60歳以降も住宅ローンの返済が続く人や、一生賃貸に住もうと考えている人は、差額分を上乗せして用意しておく必要があります。
家賃などの差額として、仮にひと月5万円を上乗せする場合、老後のための必要資金は以下のようになります。
60〜89歳までの生活費:(生活費15万6000円+家賃上乗せ5万円)×12カ月×29年=7168万8000円
約7200万円という数字となりました。
そのほか、全国平均では、ファッション代4459円、レジャー費1万5821円となっています。老後もファッションを楽しみたい人、旅行や遊びにお金を使いたいなど、ゆとりある老後を望む人は、やはり月額5万円を上乗せして、「老後資金は7200万円」と覚えておきましょう。



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日記

支出見直し(1)

定年後の生活は大丈夫? 
50代のうちにやっておきたい「支出」の見直し
定年後を、どう生きるか。それは働く世代にとっての永遠のテーマかもしれません。
そこで今回は、定年後の「家計」に注目。「定年後も暮らしていけるのか」という漠然とした不安を抱えていながら、それをどう解消すればいいかわからないという人のために、ファイナンシャル・プランナーの井戸美枝さんが、定年後の家計管理のコツをやさしく解説してくれました(第2回/全3回)。
◆定年後の家計は、いかに支出を減らすかにかかっている
50代になると、定年後の暮らしについて考えることが多くなると思います。なかでも、お金の問題は重要。定年後、会社勤めの人の7〜8割ぐらいは再雇用されて、65歳ぐらいまで働くようですが、収入の減少はほぼ避けられないでしょう。また、定年退職以前に55歳で役職定年を迎えるところもありますから、その時点から収入は下がるか、あるいは以降横ばいになってしまいます。
家計を改善しようとするとき、できることは大きく分けて二つしかありません。働いて収入を増やすか、または支出を減らすかのどちらかです。妻がパートタイマーとして収入を得ていることもありますが、定年前と比べて定年後の収入が増える可能性は極めて低いですから、どうしても出ていく方のお金を見直さざるを得ないということになります。
具体的には、今50代の人でしたら、現在の支出を70%ほどに抑えるイメージを持つ必要があるでしょう。
◆支出の見直しは「固定費」から
ただし、いきなり3割も支出を減らすのは、さすがにしんどいのでは……と思う方もいるでしょう。
そんな方がまず見直すと良いのは、「固定費」です。
家計の支出を見直すとき、食費のような変動費を抑えようとする人がいます。しかし、変動費の抑制には細かい家計管理が求められるので、労力がかかりかなり大変です。今まで家計簿等で細かいところまで収支を把握できていた人ならそれが可能かもしれませんが、もしもそうでないとしたら、負担になってしまいます。
対して、固定費の見直しは、収支の管理が楽という点でメリットがあります。固定費は、定期的にいくら引かれるかが通帳などでわかるので、確認がしやすく、家計簿のつけ方が多少ズボラでも、楽に見直しができます。また、普段家計管理を妻に任せているという男性でも管理ができるというのも利点です。
では、具体的にどのような固定費を見直せば良いのか。
まず保険に加入している人は、支払い方法を確認してみてください。月払いにしている方も多いですが、これを年払いにすると保険料が割引になります。一度にまとまったお金を払う必要がありますが、年間で見たときにいくらか支出を削れます。
また、意外に多いのが、新聞を2紙以上とっていたり、複数の雑誌を定期購読しているというご家庭。仕事柄そうしていたという人なら、定年を機にとる新聞・雑誌の数を減らしてみると良いと思います。ほかにも、携帯電話の基本料金や住宅費など、まだまだ見直せる部分はあります。
◆食費やおこづかいは極端に削らなくていい
先述のように、家計をミニマムにしようとすると、食費を節約しようという人は多いでしょう。
しかし、私は食費を大きく削ることはおすすめしません。むしろ、食べ物はできる限りいいものを食べたいですね。
にも贅沢をしよう、と言いたいのではありません。5年後、10年後の自分がなるべく健康でいられるよう、きちんと栄養がとれる食事、加工品の少ない食事を心がけてほしいのです。食費を節約し偏った食生活になったせいで、数年後に病気をしてしまったら、その分医療費がかかってしまい元も子もありませんよね。
また、家庭のある男性の場合は定年に向けて、おこづかいを減らされるケースがよくあります。でもそれ、嫌ですよね(笑)。一生懸命働いて得たお金を、自分のために使えないということですから。
ただ、使い道については検討した方が良いでしょう。50代半ばぐらいまでは、会社での付き合いはある程度必要かもしれませんが、定年を迎える頃には、仕事を通しての付き合いから得られるメリットが少なくなってきます。できることでしたら、会社付き合いの食事や接待の回数は徐々に減らしていって、自分の趣味や勉強などにお金を使うようになっていくと良いのではないでしょうか。
◎第3回は「定年後の家計、食費や住宅ローンより怖いもの」です。



過去記事
死ぬまで働く以外に道はないのか? 
最底辺に墜ちた日本人の老後
年金の支給開始年齢が75歳に?
大半の日本人は、優雅な年金生活などという大それた夢はもとより、つましい隠居生活も望めなくなりそうだ。
内閣府の有識者検討会が、公的年金を受け取り始める年齢を70歳より後にもできる仕組み作りを「高齢社会対策大綱」に盛り込む検討に入ったと報道された。有識者検討会の改定案を受け、政府が年内に決定する模様だ。
報道によれば、18日の検討会では、座長の清家篤・前慶応義塾長が「もっと先まで繰り下げ支給の幅を広げる可能性もある」と明かした。働ける元気な高齢者を支援する狙いで、検討会では、繰り下げできる年齢について「75歳とか、もっと延ばしてもいい」との意見が出たという。
2017年5月に発表された、経済産業省の次官と若手有志がまとめたという提言書(不安な個人、立ちすくむ国家[PDF])でも、日本が抱える多くの問題を列挙したのちに、「高齢者も働け」と締めくくっていた。こうした一連の流れを鑑みると、政府は、「働ける元気な高齢者を支援」することで、「日本の個人と国家の諸問題」を一気に解決したいのだろうか?
日本の年金制度は受給開始標準年齢が65歳で、60歳〜70歳の間で受給開始年齢を選択できる。65歳で受け取る年金額を1とした場合、60歳に繰り上げて受け取れば約70%に減額されるが、70歳に繰り下げて受け取れば1.42倍の年金額を受け取ることになる。
ちなみに直近の資料では、繰り上げ需給が35.6%、繰り下げ需給が1.4%となっているが、新しく受給対象となった人々だけを見ると、繰り上げ需給が10.9%、繰り下げ需給が2.0%と、受給年齢を先延ばしする傾向が顕著に見られている。
仮に85歳まで生きるとすれば、国民年金平均受取額の年間67万円を65歳で受給開始した場合、受け取れる金額は20年間で総額1,340万円となる。これを70歳まで受給を繰り下げれば、67万円×1.42倍の年間951,400円×15年で総額1,427万円と、繰り下げた方が受取額は6.5%、約87万円増える。
では、75歳まで需給を繰り下げるとどうなるだろうか?65歳で受給開始に比べ年間の受給額は約2倍となるが、85歳まで生きられても受取期間が半減するので、受取総額は65歳で受給開始したのとほぼ同額となる。もっとも85歳を超えて生きれば、得することになるので、余生がより楽しめる。これが、「働ける元気な高齢者を支援」するという意味なのだろうか?



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日記

支出見直し(2)

2017年 世界年金受給者生活水準ランキング
投資銀行「ナティクシス・グローバル・アセット・マネジメント」社による「2017年世界年金受給者生活水準ランキング」で、日本は調査対象43カ国中、総合順位で22位となった。
ところが、その内訳を見てみると、日本は「健康状態ランキング」では6位に浮上するが、「モノの豊かさランキング」では12位に下がる。そして、「生活の質ランキング」では圏外に落ちてしまう。
トップ10は様々な先進国指数でも上位の常連国なので、そんなものかと納得できなくもないが、全体として「この国よりも日本の生活の質はひどいのか」と衝撃を感じざるを得ない結果だ。もっとも、「生活の質」という概念は漠然としたものだ。日銀の金融政策のように「マインド」で乗り切れる範囲なのだろうか?
しかし日本は、「退職後の経済状態」という具体的なランキングでも圏外なのだ。
このランキングで特徴的なところは、トップ10のうち、欧州の国々はスイスとエストニア、ノルウェーだけということだ。ドイツやオランダでさえ、20位にも入っていない。その理由は、少子高齢化、高水準な公的債務、高税率が、欧州各国の年金制度の持続性や老後の生活に影を落としているからだ。
日本が、生活の質ランキングや退職後の経済状態ランキングで下位に低迷する原因も、欧州と同じだ。もっとも、日本人は老齢でも健康なので総合順位では中位にまで浮上するわけだが、国の方針に従えば、そのぶん死ぬまで働かされることになる。
日本の年金制度の実態は「10割負担」
公的年金は世代間扶養とされている。現役世代が支払った国民年金保険料、あるいは厚生年金保険料、共済年金保険料が、政府からの同額補助を受けて基礎年金勘定としてプールされ、60歳〜70歳以上の年金受給者に給付されている。
この時、国民年金加入者は基礎年金だけを受け取るが、厚生年金や共済年金の加入者には基礎年金に上乗せ分が給付される。これはサラリーマンや公務員の方が、拠出段階でより多くの支払いをしているからだ。厚生年金保険料や共済年金保険料は給与から天引きされ、会社や役所からの補助を加えて支払われている。
保険料の拠出額は、平成16年(2004年)の年金制度改正までは、少なくとも5年に一度の財政再計算を行い、給付と負担を見直して財政が均衡するよう、将来の保険料引き上げ、計画を策定していた。
しかし、少子高齢化の急速な進展にともない、当時の方法のまま給付を行う場合、将来的に保険料水準が際限なく上昇してゆくことが懸念されたことから、将来の保険料負担を固定し、その範囲で給付を行うという、新たな年金財政の運営方法がとられるようになった。
このことは同時に、将来の保険料負担を固定したままで、少子高齢化の進展が進むと、将来的に給付水準が際限なく減少していくことを意味している。
つまり、65歳で受け取れる年金額を1とした場合、70歳から受け取ることを選択すれば、1.42倍増で受け取ることができ、75歳まで延ばせば約2倍で受け取ることができるようにはなるが、基準となる65歳で受け取れる年金額が際限なく小さくなる可能性も示唆しているのだ。
また、平成16年(2004年)の年金制度改正では、基礎年金の政府(国庫)負担割合を、それまでの3分の1から、5年間で段階的に2分の1にまで引き上げた。もっとも、国庫は国民が支払った税金で成り立っているので、税収が増えなければ、財政赤字が膨らむか、増税するかのどちらかとなる。実質的には、国民が10割負担しているのだ。
国民年金保険には、第1号から第3号までの被保険者がいる。第1号がいわゆる国民年金、第2号がいわゆる厚生年金(1〜4号)、第3号は以下の通りだ。
第1号被保険者:自営業者や学生等第2号被保険者:厚生年金保険の加入者(会社員等)及び共済組合の加入者(公務員等)第3号被保険者:会社員や公務員など国民年金の第2号被保険者(夫など)に扶養される配偶者(20歳以上60歳未満)
第3号被保険者である期間は、第1号被保険者期間と異なり、保険料を自身で納付する必要はなく、保険料納付済期間として将来の年金額に反映される。また、第2号の厚生年金は、さらに1〜4号に分類され、
第1号厚生年金被保険者は、民間企業のサラリーマン第2号厚生年金被保険者は、国家公務員共済組合の組合員第3号厚生年金被保険者は、地方公務員共済組合の組合員第4号厚生年金被保険者は、私立学校教職員共済制度の加入者
となっている。
65歳夫婦に月額133,972円、今後はさらに激減も
厚生労働省が2017年3月に発表した報告書によれば、国民年金(老齢基礎年金)の平均支給額は、月額で55,244円となっている。また、新しく受給者となった人々の平均は3,000円以上少ない。
国民年金の制度上の支給額は、月額64,941円だが、これは40年間保険料を支払った場合の満額で、実際に、この金額をもらっている人は少ない。
一方、厚生年金第1号の平均支給月額は147,872円となっている。これは、60歳以上、100歳を超えている受給者も合わせた平均だ。
とはいえ、65歳を基準とする、新規に受け取り始めた受給者の平均年金月額は82,081円に下がる。
厚生年金の場合、加入期間や報酬によって、支給される金額に差が出てくる。従って、男女差も大きい。厚労省による40年間サラリーマンとして働いた夫(厚生年金第1号)と、専業主婦(国民年金第3号)の組み合わせモデルでは、合わせた支給額が221,277円となっているが、これも、60歳以上、100歳を超えている夫婦受給者をも合わせた平均となる。
新規に受け取り始めた厚生年金受給者の平均年金月額は82,081円、国民年金が51,891円なので、共に65歳のサラリーマン夫と、専業主婦の組み合わせでは、夫婦で月額133,972円受け取ることが期待できることになる。
これでは、優雅な年金生活などという大それた夢はもとより、つましい隠居生活も望めない。そして、仮に少子高齢化が今後も進むとすれば、この金額が激減することがあっても、決して増加することはないのだ。また保有資産があっても、政府の政策通りにインフレが到来すれば、その購買力は減少していく。
ちなみに、本記事でデータを参照した「平成27年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」には、公務員などの年金額の資料が省略されている。私が、あえて触れなかった訳ではないので、悪しからず。
年金制度は維持できるか?
結論を言えば、平成16年(2004年)の年金制度改正で「維持できるように改正した」。つまり支給額を減らせば、形としての年金制度は維持できるということになる。逆に言えば、現状の「共に65歳のサラリーマン夫と、専業主婦の組み合わせで、夫婦で月額133,972円」は、すでに半ば破綻しているということだ。
しかも、ここで少子高齢化が進めば、これが将来にわたっての上限となる。将来に向けては、今がピークなのだ。
また、その少子高齢化の大きな要因が「結婚できない経済」にあることから、消費税でも撤廃しないことには、歯止めがかかる見通しは立たない。
日本経済は消費税を導入した1989年の翌年から成長鈍化し、デフレが始まった。また、消費税率を3%から5%に引き上げた1997年からは縮小が始まった。
この間に世界経済の規模が3倍以上に拡大したことを鑑みれば、資本力、教育レベルや技術力などに問題のない国が、どうすればここまで経済を悪化させることができるのかと、ケーススタディの材料にもなるくらいの異常事態だ。
こうして見ると、前述の政府や官庁の提言書などに協力している日本の経済学者たちは、ノーベル賞にも値するかもしれない格好の研究テーマにそっぽを向いているとしか思われない。
世界経済との比較だけではない。20年にもわたるほぼゼロ、あるいはマイナス金利政策や、未曽有の資金供給を続けながら経済成長が縮小したという事実に、政府、政策担当者、政治家、官僚、経済学者たちは、本気で目を向けていただきたい。あなた方の政策や提言で、こうなったのだから。
この流れを逆転させることなしには、「結婚できない経済」が続き、少子高齢化は進展、年金の受取額は減少し続けることになる。



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日記

老後資金

老後資金の貯蓄は何歳から始めればいい?
早く始めるに越したことはない3つの理由
老後資金の貯蓄はできるだけ早くから始めるに越したことはありません。その理由は、大きく、3つあります。

1つ目は、日本人の余命が延び続け、「人生100年時代」と言われるようになって老後の期間が延びたこと。老後が延びれば延びるほど、公的年金で不足する基本生活費はふくらんでいきます。
公的年金が満額もらえるようになる65歳からを老後と考えると、95歳までなら30年、100歳までなら35年です。この間、公的年金で不足する基本生活費の平均額が月10万円だとすると、30年で3600万円、35年で4200万円です。長生きすると、最後の数年(十数年になるかも)は医療・介護のお金がかかるようになり、その分も見込むと4000万円〜4500万円、介護施設の入居費用を考慮すると5000万円以上の老後資金が必要になります。
この、5000万円以上のお金を10年・15年の短期間で貯めることは、よほどの高い収入の人でなければできません。つまり、貯蓄期間は長く必要ということ。これが、早くから始める越したことはない2つ目の理由です。

3つ目の理由は、5000万円以上のお金を作るには運用も必要で、これには、時間分散というリスクヘッジ法を使った方がいいからです。つまり、早く始めて、30年・40年という時間を味方にしろということ。
老後の貯蓄より、さまざまなイベントのお金準備の方が優先順位は高い!
ただ、人生には老後の前に、就職、結婚・出産、子育て(養育・教育資金)、住宅取得、マイカー購入、レジャーなど、お金のかかる大小さまざまなイベントがあります。と言うか、人はさまざまなイベントをこなすために生まれ・生きているわけですから、こちらの方が重要です。これこそが人生ですよね。老後は、人生のおまけみたいなものです。
ですから、当然ながら、若いほど老後資金よりイベントにかかるお金の方が優先順位は高いのです。すでに、40代・50代の人はどれかのイベントの真っ最中で、老後資金の貯蓄どころではなく、今さら「できるだけ早くから始めろ」と言われても困りますね。このような人たちには、イベントがひと息ついたら、老後の貯蓄を重点的にしてくださいとしかアドバイスできません。
イベント前の20代・30代は、イベント費用の積み立てと老後資金用の積み立てを併用しましょう。そして、働く期間を可能な限り延ばして老後を短くする、あるいは、生涯現役で老後をなくすのも、老後にかかるお金の作り方として有効です。





過去記事
年金受給開始70歳時代に備える 現役時代からの「蓄え力」70歳まで年金がもらえない時代!?
公的年金の受給開始年齢を70歳より後にできる仕組みづくりの提言がされました。
超高齢化社会先進国の日本。国民年金や厚生年金に年金を支払っている勤労世代の人口は減り、公的年金を受け取る世代が増えていくため、支払う側の負担増だけでなく、受け取る側の負担も考えなければならない時代が来ています。収入があるうちに早めに必要な金額を計算して、財産を作っていくことが必要です。
現在、定年は「高年齢者の雇用の安定等に関する法律」で65歳と定められています(完全義務化は2025年4月)。公的年金も受給開始年齢が60歳から65歳へ段階的に引き上げられました。定年がこのまま65歳だとして、70歳まで年金がもらえない、そんな時代が来ても困らないように早めの準備が必要です。

知っておきたい「老後に必要なお金」はどれくらい?
ざっと計算して1億円は必要です!
まずは、老後に必要なお金はどれくらいなのかを計算してみましょう。
高齢で無職ご夫婦世帯の月々の生活資金は平均月27万円(総務省「家計調査年報」平成28年度家計の概況) 。少し余裕のある暮らしをする方は約35万円(生命保険文化センター・平成28年度「生活保障に関する調査」) となっています。
この数字を参考に、65歳で退職するとして、100歳までの年数で必要な資金を出します。(例)65歳で退職予定。100歳まで生きると仮定して生活資金月27万円で計算すると27万円×12ヶ月×35年間(100歳−65歳)で1億1340万円の資金が出費として予定されるということになります。住む家が賃貸派の方は、この他に賃貸費用を考えておく必要があります。

老後に「入ってくるお金」はどれくらい?
次に入ってくるお金にも目を向けましょう。
まずは年金です。年金の確認は毎年誕生月に送られてくる「ねんきん定期便」でできます。手元にねんきん定期便がすぐに見当たらないという方、もう少し詳細にもらえる金額を考えてみたい方はねんきんネットを使うと良いでしょう。どちらも、年金の受取予定年額が載っていますので、こちらを30年間(70歳から100歳まで)分で出してみます。
ねんきん定期便では50歳未満の方は今までに支払った金額をもとに、50歳以上の方は今後の収入予測も入れてより受取金額に近い数値が載っています。特に50歳未満の方はねんきんネットのシミュレーションの方がより具体的です。
他に、民間保険会社の個人年金保険の受取予定金額や投資用不動産の収入なども収入予定として計算します。

老後資金が足りない!?働いて蓄えることが大切
ここまでで十分な老後資金が確保できた方は少ないでしょう。
自分の貯金や確定拠出年金で、現役世代のうちに蓄えておくことが一番重要です。例えば毎月老後資金として3万円分けて蓄えておけば、30歳から60歳までの30年間で1080万円。5万円分けると、40歳から60歳までの20年間で1200万円貯めることができます。
さらに、定年後も働いて補ってどれくらいの財産が蓄えられるかを考えてみます。健康寿命という「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」は男性で71.19歳、女性で74.21歳です。(厚生労働科学研究費補助金「健康寿命における将来予測と生活習慣病対策の費用対効果に関する研究」)
悠々自適も憧れますが、70歳までは体が動くと考え、働くペースを落としても収入を確保する可能性も考えましょう。65歳から70歳まで、公的年金支給額程度を稼いだとしたら、老後の必要資金もだいぶ確保出来るようになるでしょう。
老後資金を貯めておくことも、70歳まで働くキャリアプランも、早めに考えて動いておく。これが老後安心の近道です。



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日記

腸内細菌とPTSD



腸内細菌とPTSD発症のリスクに関連性があることが判明(南アフリカ研究)

PTSD(心的外傷後ストレス障害)は、犯罪や事故、災害などの衝撃的な体験が原因で発症する精神障害の一種であり、症状が1カ月以上続くか、ショック体験から1カ月以上後に症状が出た場合にPTSDと判断される。

いわゆるトラウマによるストレス障害なのだが、人間の腸内に潜む細菌から、PTSDを発症するリスクがあるかどうか判断できるという研究結果が報告された。

その研究によると、PTSDを患う人は感染症と戦ってくれる腸内細菌が少ないという。


トラウマがある人は特定の腸内細菌が少ない傾向

南アフリカ、ステレンボッシュ大学の分子生物学者らは、PTSD患者とトラウマを負いかねない経験をしながらもPTSDを発症しなかった人の便から採取した細菌のDNAを解析をした。

調査の対象となったアクチノバクテリア(Actinobacteria)、ランティスファエラ(Lentisphaerae)、ウェルコミクロビア(Verrucomicrobia)は免疫系を助ける細菌である。

トラウマを受けたからといって必ずしも全員がPTSDを発症するわけではない。だが今回の研究からは、子供時代にトラウマ体験があった人はアクチノバクテリアとウェルコミクロビアが少ない傾向が分かった。

この発見の面白い点は、子供時代のトラウマ体験がある人はPTSDの発症リスクが高いことと、その体験への反応として幼少期に腸内細菌叢の変化が生じた可能性があることだ。


腸内細菌の減少はPTSDが原因なのか?その結果なのか?

『Psychosomatic Medicine』に掲載された論文では、腸内細菌の減少がPTSDの原因なのか結果なのか結論までは出していない。

著者のステファニー・マラン=ミュラー博士によると、「鶏が先か卵が先か的な疑問であり、結論を出すには長期的な調査が必要になる」という。

可能性としては、トラウマによる炎症の増加がPTSD発症リスクに決定的な影響を与えていることが考えられる。

動物を使った研究では、腸内細菌叢の構成が脳機能、行動、記憶、ストレス耐性を左右することが判明している。

ストレスは細菌の成長や腸の粘膜に影響し、その結果として細菌に血液への侵入を許すことになる。これが炎症を引き起こし、いくつかの精神疾患へと至らせるようだ。

アクチノバクテリアの減少(炎症レベルの上昇に関連)は大うつ病性障害の患者に見られた。また抗炎症剤がこうした疾病を緩和させるのかどうかマウスで実験すると、健康な腸を持つ個体では不安を示す行動が減少したことも確認された。

今後の研究でPTSDと炎症を結びつけることができれば、PTSDの新しい治療法のヒントになることだろう。

特に腸内細菌叢はプレバイオティクス(難消化性食品)とプロバイオティクス(生きた善玉菌)、シンビオティクス(プレバイオティクスとプロバイオティクスの併用)、食事療法によって調整することができるという。




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日記

ノーベル文学賞


なぜ村上春樹はノーベル賞を取れないのか

2017年のノーベル文学賞に、長崎県出身の日系イギリス人、カズオ・イシグロ氏が選ばれた。候補として注目され続けている村上春樹氏は今年も選ばれなかった。なぜなのか。日本文学研究者の助川幸逸郎氏は「『等身大の文学』を拓いた村上春樹に、ノーベル文学賞が与えられる公算は低い」と分析する――。

■ハルキストも納得のイシグロ受賞

今年のノーベル文学賞の発表を、私は東京・千駄ヶ谷の鳩森八幡で聞いた。村上春樹受賞の瞬間を、作家にゆかりの神社で祝う。そういう趣旨のイベントが催され、私はゲスト・スピーカーのひとりとして招かれていた。

村上春樹がかつて経営していたジャズバーはここから近く、春樹のエッセイにも鳩森八幡は登場する。この社と春樹のつながりは深い。

やがて会場に、カズオ・イシグロの受賞が告げられた。春樹の戴冠を待ちうけていた人びとの反応は、意外なほど好意的であった。

「イシグロが今年獲るとは思わなかったけれど、このひとのもとにノーベル賞が行くのは悪くない」

あちこちから湧きあがった、「ああ」とも「おお」ともつかないどよめきには、そんなニュアンスが漂う。

「春樹さんを好きなひとには、イシグロ・ファンも多いので、お集まりのみなさんも喜んでいらっしゃるのではないでしょうか」

私がそう述べると、春樹受賞を祝うために配られていたクラッカーが、肌寒い夜の神社でいっせいに音を立てた。

私自身、カズオ・イシグロの名前を耳にしたとき、目が潤むほどの感激をおぼえた。

どうしてイシグロの受賞がうれしかったのか。すぐにはわからなかったが、翌日、知人から届いたメールが理由を教えてくれた。

「イシグロにノーベル賞が与えられたということは、牢屋に入らなくてもこの賞を獲れる、というメッセージですよね」

知人のメールにはそう書かれていた。

英国のブックメーカー「ラドブロークス」が、今年もノーベル文学賞の予想を発表している。そこで最有力候補とされていたのは、ケニアのグギ・ワ・ジオンゴであった。彼は70年代に、反体制的な作品を発表したために拘禁されている。

ソビエトのソルジェニーツィン、中国の高行健……、このタイプの「言論が抑圧されている国で、政府批判をおこなった作家」にスウェーデン・アカデミーは好意的だ。「わが身を危険にさらしても自由のために闘う姿勢」は、文化や地域の隔たりを越えて評価を得やすい。

だが、今年のノーベル文学賞受賞者は、グギ・ワ・ジオンゴではなくカズオ・イシグロだった。イシグロは、日本生まれの英国人。過激な政治運動に身を投じた経歴もなく、文学的著述に専念してきた。

これはおそらく、昨年の反動だろう。周知のとおり、2016年の受賞者はボブ・ディラン。何を「文学」とみなすのか、世界にむかって問いかける大胆な選考だった。

ディランは、受賞後数週間にわたり沈黙。授賞式にも出席しなかった。目下のところ、「主催者が毛色のかわった受賞者に振りまわされた印象」は否めない。

昨年の「斬新すぎる人選の失敗」を踏まえ、「生粋の文学人」から今年の受賞者を選ぶ。

そういう判断から、イシグロの戴冠が決められた。そんな風に考えるなら、今年の選考結果に得心がゆく。

牢屋に入らなくても、ロック歌手でなくても、「魅力的な文学作品」を書けばノーベル文学賞が獲れる。スウェーデン・アカデミーはそのことを今年はっきりとしめした。その事実に、「文学でしか語れないもの」を信じたい私は揺り動かされた。この思いは、イシグロの受賞をよろこんだハルキストたちにも共有されていたはずだ。

■なぜ春樹でなくイシグロだったのか

ただし、「生粋の文学人」として歩み、すぐれた著述をのこしている書き手はイシグロひとりではない。村上春樹も、「政府に拘禁もされず、芸能活動もしない作家」である。イシグロではなく、春樹を受賞させる選択はありえなかったろうか。

イシグロの作風は多岐にわたる。ブッカー賞受賞の代表作『日の名残り』はリアリズム小説。キャリー・マリガン主演で映画化された『私を離さないで』はSF仕立てだ。長編最新作『忘れられた巨人』は、アーサー王の死後まもない時代を舞台とし、ファンタジーの趣がつよい。

いっぽうで、イシグロの作品には共通の特徴がある。私たちの生が抱える原理的な不自由。そのことを、「運命の囚われ人」になった存在をえがくことでイシグロはしめす。他の有名作家でいえば、フランツ・カフカの作品にテイストが近い。

イシグロの受賞理由を、スウェーデン・アカデミーはつぎのように述べている。

「偉大な感情の力をもつ小説で、われわれの世界とのつながりの感覚が不確かなものでしかないという、底知れない淵を明らかにした。

イシグロに対する評価として、このコメントは至当といえる。

春樹の作品に登場するのも、多くの場合、疎外意識を抱えた人物だ。とはいえ、春樹ワールドの住民の不自由は、イシグロの登場人物ほど切羽つまってはいない。春樹の描く人間は、自分をとりまく「なじめない状況」に距離をたもち、これと批判的にかかわる。イシグロの世界では、「意のままにできない現実」のただ中に、人びとはいや応なく巻きこまれる。

イシグロの小説は、春樹の作品より深刻な印象をのこす。先ほどカフカを引きあいに出したが、過去の「大文学」に読後感が似ているのは春樹よりイシグロだ。

私たちは、自らの意志にかかわりなく、この世界に送り出される。そこで生きのびるための条件も、自力ではほとんど動かせない。私たちは、たしかに不自由を強いられている。

そういうことはしかし、常に意識にのぼっているわけではない。

日常の端々で、「意のままにならない事態」に遭遇する。そのとき自分の環境が、どれほど困難であるかにふと思いをいたす――人間が不自由と向きあう実情は、春樹の描くそうした光景に近い。

「等身大の不自由」を描く。これまでの有名作家にくらべ、その点で春樹は画期的だった。

ゆえに、「伝統的な大文学」を選ばなくてはならない今年、「カフカのようなイシグロ」ではなく「等身大の春樹」に戴冠させる。そういうシナリオは、スウェーデン・アカデミーの立場からするとおそらく禁忌であった。

■村上春樹は新しい「世界文学」を開いた

私の知っている編集者によると、アジアでも欧州でも、ブックフェアの会場に「村上春樹特設コーナー」が設置されているという。カズオ・イシグロは、そこまで大々的に売り出される作家ではない。

イシグロ・ワールドと真剣に向かいあうには相当な覚悟が要る。そこまでの負荷を、春樹は読者に求めない。にもかかわらず、私たちの生活実感の深い部分に春樹は触れてくる。

20世紀は世界的に、文学に特別な地位が与えられている時代だった。哲学者たちは文学を論じることで、社会や人間について語った。今日、メディア環境は激変し、文学にそうした「知的先鋭性」をもはや期待されない。

絵画賞も音楽賞もないノーベル賞に文学賞があるのは、20世紀における文学の独特の位置づけとかかわっている。

村上春樹は、日常の隣に「存在の不自由」を接続させることで、新しい文学に向けて扉を開いた。それによって彼は、国境を越えて幅広く読まれるに至った。

ノーベル賞は、20世紀的意味あいを文学に求める。ディランの受賞も、音楽を包摂することで、文学という領域の特権性を維持する試みであった。

ということは、「等身大の文学」を拓いた春樹に、ノーベル文学賞が与えられる公算は低い。そのことを、村上春樹はむしろ誇るべきだろう。

(日本文学研究者 助川 幸逸郎 )




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日記

丸山議員離党


維新崩壊のはじまりか?

<丸山衆院議員>橋下氏は「逆らえない人」…

維新離党会見

日本維新の会の丸山穂高衆院議員は31日、国会内で記者会見し、30日付で離党届を提出したと明らかにした。

丸山氏は同党の衆院選惨敗を巡って、維新創始者の橋下徹前大阪市長と対立。橋下氏について「実質的に党内で逆らえない人だ」と指摘したうえで、「(橋下氏の)発言の間違いを指摘することになるので、けじめをつけなければならないと思い(離党届を)提出した」と説明した。

丸山氏は維新惨敗を受け、ツイッターで「どう考えても維新は総括と代表選が必要」と主張。これに対し、橋下氏は「口のきき方も知らない若造が勘違いしてきた」と投稿するなど激しく批判していた。





<日本維新代表>離党届の丸山氏を批判「よく分からない」

日本維新の会の松井一郎代表(大阪府知事)は31日、丸山穂高衆院議員=大阪19区=が離党届を提出したことについて「(橋下徹前大阪市長に)ツイッターで批判されたから離党というのは、よく分からない」と批判した。大阪市内で記者団に語った。離党届は受理するという。

丸山氏は衆院選惨敗を受けて維新の代表選を実施するよう主張し、維新創始者の橋下氏が発信の仕方を批判するなど、ツイッター上で「場外乱闘」を繰り広げていた。松井氏は「橋下氏も必要とあれば代表選をすべきだと言っている。注意されたのは言葉の使い方で、何を追い詰められているのか」と疑問を呈した。

丸山氏は31日午前、国会内で記者会見し、橋下氏について「実質的に党内で逆らえない人。私自身へのお叱りは甘受できるが、カネで公認を得たと真実でないことまで公言され、耐えられない」などと述べた。




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リーチサイト

「リーチサイト」運営者ら逮捕
海賊版に誘導、人気漫画ただ読み
違法にコピーした漫画や雑誌の海賊版を公開するインターネットサイトにリンクを張り、利用者を誘導する「リーチサイト」について、大阪府警など9府県警の合同捜査本部は31日、著作権法違反(公衆送信権の侵害)容疑で、サイト運営者の成合太彰(23)=同府豊中市=ら男女9人を逮捕した。捜査本部は認否を明らかにしていない。
リーチサイトは違法ダウンロード(DL)によるただ読みを容易にし、著作権侵害を助長するとされる一方、画像やファイルは掲載していないため取り締まりは難しいとされてきた。府警によると摘発は初めてとみられる。
逮捕されたのは、国内最大規模とされるリーチサイト「はるか夢の址(あと)」(閉鎖)を運営する「紅籍会」の幹部ら6人と会員3人。逮捕容疑は昨年8月、同サイトに人気漫画「NARUTO」の海賊版サイトのアドレスを掲示し、利用者に閲覧や違法DLを可能にさせるなどした疑い。
捜査本部によると、紅籍会は2011年ごろから同サイトなど複数のリーチサイトを運営し、違法DL先や方法を掲載。特典を与えた上で会員にリンク先を紹介させ、サイトに載せていた。



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