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老後の貯蓄

老後は、毎月、貯蓄をいくらずつしたらいい?
プレ老後は働いて得た収入の一部を貯蓄する
本来、老後はお金を貯蓄する時期ではなく、貯蓄したお金を取り崩して使う時期です。しかし、余命がどんどん延びて必要な老後資金が増えている、少子高齢化で老後の生活費の柱になる公的年金は減っていかざるを得ない、高齢者といえども税金や社会保険料(健康保険・介護保険)が増える、医療・介護費用の自己負担も増える、子ども世代には頼れないなど、老後を貯蓄の取り崩す時期と位置づけるのは無理な時代になったようです。
そこで、老後を二段階に分けて、「貯める・取り崩す」のプランを考えてはいかがでしょう。
●第一段階--どんな形でも働いて収入を得て貯蓄する時期
定年退職の後、継続雇用または再就職で働き、それも退職したら、パート・アルバイトや起業など、どんな形でもいいので働き続けましょう。もちろん、現役時代にやりたいと思いつつ、忙しくてできなかったことをやりながらでかまいません。現役時代のように、がっつり働く必要はありません。夫婦なら、2人で同じような働き方をするといいでしょう。
今は、いつから老後かは自分で決められる時代です。ですから、働き続けることで本格的な老後を少しでも後ろ倒しにしようということです。
この、プレ老後ともいえる時期は、就労収入と公的年金で生活費をやりくりし、貯蓄を取り崩さないことを心がけます。まず、減らさないということですね。そして、就労収入が多い場合は、公的年金で足りない分以外を貯蓄に回します。もちろん、「余ったら貯蓄」では余らないことが常なので、お金をもらったらすぐに貯蓄用の口座に入れます。毎月、就労収入のいくら、または何割など、積立額や割合を決めて貯蓄するのもいいでしょう。
本格的な老後は貯蓄を取り崩しながら生活する
こうして、貯蓄を継続し、少しでも老後資金を増やしますが、いずれ第二段階に入ります。
●第二段階--貯蓄を取り崩しながら生活する時期
働き続けていても、いずれは、大病をした、大ケガをした、何となく働きたくなくなった、パートナーの介護が必要になったなど、体力・気力の衰えや家庭の事情で、働きたくても働けなくなるときがやってきます。ここからが本格的な老後です。この時期から亡くなるまで、貯蓄を取り崩しながら生活していくことになります。
老後資金が潤沢に貯まっている人は別ですが、そうではない人は、あまり贅沢はせず、老後資金が枯渇しないように暮らしましょう。
本格的な老後の期間をできるだけ短くするため、健康に気を配ることも大切です。



過去記事
人生100年時代、早期退職のためにはいくら貯めれば安心?
8300万円です!
7月、8月は、夏休みにお盆休みにと仕事から離れてのんびりできる時期ですね。のんびりした日々を過ごしていると、「早く仕事を辞めて、あとは好きなことをして日々過ごすのもいいなぁ」と思ってしまう人も多いのではないでしょうか。
とはいえ、現実は少子高齢化が進み、お給料も右肩上がりにはならない時代。本当に早く仕事を辞めることができるのでしょうか?
人生100年時代を迎え、よりお金が必要な時代に
早期退職をして、仕事に追われず、日々楽しく過ごす――そんな生活に憧れを持つ人も少なくないことでしょう。
私のところには、30代、40代の女性の方が相談にいらっしゃることが多いのですが、早期退職の夢を抱いている人は少なくありません。では、実際に可能なのでしょうか?
現実問題でいうと、今後、女性はますます長生きする傾向にあり、平均寿命が100歳を超えることも珍しくない世の中になります。先日、30歳の女性の方が「50歳でリタイアしたい」とご相談に来ましたが、もし本当に夢を叶えるとなると、かなりまとまった金額を貯める必要があります。
どのような老後の生活を望んでいるかにもよりますが、例えば、現在の高齢者の生活を参考に考えると、60歳以上の高齢世帯夫婦2人の年金収入の平均は21.3万円。それに対して支出平均は26.8万円になります。
あるデータによると、日本人女性の平均寿命は近い将来、90.13歳になるとのこと。仮に90歳まで生きると仮定し、年金だけで暮らそうと思うと、不足する金額は約1,700万円に。
これに1人あたり500万円の介護費用(2人で1,000万円)が加わると2,700万円程度は必要です。
50歳で仕事を辞めるには8,300万円が必要!?
ただし、これは65歳で仕事を辞めた場合。仮に50歳で仕事を辞める場合、50歳から年金を受給できる65歳までの“無年金期間”の生活費をプラスしておく必要があります。
仮に毎月の生活費が20万円だとすると、「20万円×12ヶ月×15年間=3,600万円」を準備する必要があります。先ほどの65歳から必要な金額2,700万円と合わせると、6,300万円となります。
ちなみに私たちが年金を受給する頃には少子高齢化が加速し、現在の年金受給額の6割〜7割になるといわれています。そうすると、6,300万円に、さらに2,000万円程度がプラスになり、8,300万円程度が必要となる計算に。
50歳でリタイアしようと思うと、現実はなかなか厳しいことがおわかりいただけたでしょうか。
目標を達成のためには毎月15万円を年利7%で運用
現在30歳の人が50歳までに、この金額を貯めようとした場合、例えば、手取り給料30万円の半分である15万円を21年間、年利7%で積み立て運用できると、約8,500万円になります。
つまり、これからの時代、完全に早期リタイアするというのは、よほどの投資家か、事業で成功するか、資産家でないと難しいのが現状です。
長生き時代に備えるためには、長期的に安定して働くことが大切なのです。
とはいえ、今と同じペースでずっと働き続けることは難しいのもわかります。ですから、40代までは週5でバリバリ働き、50代からは週に2日〜3日働くといった具合に、働き方を柔軟に変えられるような仕事のスキルを持っていることが大切です。自分だけにしかない知識や技術があれば、働き方を調整してもニーズはあります。
高度な仕事のスキルがあれば、日本にこだわらず海外でも働くことができるので、選択肢はぐっと広がるでしょう。今はインターネットも発達しています。枠にとらわれず、さまざまな視点から考えてみましょう。
執筆:高山一恵(株式会社Money&You 取締役)
ファイナンシャル・プランナー(CFP)。DC(確定拠出年金)プランナー。東京都出身。慶應義塾大学文学部卒業。2005年に女性向けFPオフィス、株式会社エフピーウーマンを創業。10年間取締役を務めた後、株式会社Money&Youの取締役に就任。全国での講演活動をはじめ、執筆・マネー相談など、女性の人生に不可欠なお金の知識を伝えている。『パートナーに左右されない自分軸足マネープラン』(日本法令)、『35歳までにはぜったい知っておきたいお金のきほん』(アスペクト)、『史上最強のFP2級AFPテキスト』『史上最強のFP3級テキスト』(ナツメ社:監修)など、お金の分野での著書多数。
8300万円が無理なら7200万円という説もあります。
徹底的に節約したケチケチ生活をすれば5400万円でもいけそうです。


過去記事
シングル女性は老後にどのくらいお金がかかるの?
シングル女性が老後に必要な月間生活費は15万6000円
老後にそれなりの生活を維持するためには、いくら必要なのでしょうか? 全国平均データを参考に見ていきましょう。
総務省家計調査(平成27年度)によると、60歳以上で仕事を持たずに一人暮らしをしている人の生活費は、ひと月平均で15万6374円がかかっています。
15万6000円と聞いて、皆さんはどう感じますか?高齢になっても毎月15万円以上のお金が出ていくと不安になった人もいるでしょうし、また、いまの生活費と比べて意外と少ないと安心した人もいるかもしれませんね。
平均的な老後の生活費は合計で5400万円
ひと月あたり15万6000円とわかりましたが、合計ではいくら必要と考えればいいのでしょうか?
60歳の女性の平均余命は28.68年(平成26年簡易生命表より)ですから、60歳まで生きた女性は平均で89歳まで生きると考えられます。そこで、60歳から29年間の生活費を確保すると考えて、このように計算しましょう。
60〜89歳までの生活費:15万6000円×12カ月×29年=5428万8000円
一般的なシングル女性の老後の生活費は、だいたい5400万円とわかりました。 
ゆとりある暮らしをしたい人は計7000万円かかる!
ここまで、全国平均データをもとに老後資金について考えてきましたが、1カ月の生活費が15万6000円では収まらない場合についても考えておきましょう。
こちらは、総務省家計調査(平成27年)に掲載された費目ごとのパーセンテージをもとに、ガイドが費目ごとの金額を計算した表です。食費は消費支出の24.4%ですから、3万5094円。退職後は自宅にいる時間が一般的に増えるので、自炊が中心になると考えると、ひとり暮らしの金額としてはあまり違和感はないでしょう。
ここで一番気になるのは住居費です。全国平均の住居費は、1万3807円となっていますが、これはマンションの修繕積立金と管理費が払えるかどうかといった金額ですよね。ローン完済後のマンションを持っている人、実家に帰って一戸建ての家に住んでいるといった人はこの金額でイメージしておいてもいいかもしれませんが、60歳以降も住宅ローンの返済が続く人や、一生賃貸に住もうと考えている人は、差額分を上乗せして用意しておく必要があります。
家賃などの差額として、仮にひと月5万円を上乗せする場合、老後のための必要資金は以下のようになります。
60〜89歳までの生活費:(生活費15万6000円+家賃上乗せ5万円)×12カ月×29年=7168万8000円
約7200万円という数字となりました。
そのほか、全国平均では、ファッション代4459円、レジャー費1万5821円となっています。老後もファッションを楽しみたい人、旅行や遊びにお金を使いたいなど、ゆとりある老後を望む人は、やはり月額5万円を上乗せして、「老後資金は7200万円」と覚えておきましょう。



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日記

ノーベル文学賞


なぜ村上春樹はノーベル賞を取れないのか

2017年のノーベル文学賞に、長崎県出身の日系イギリス人、カズオ・イシグロ氏が選ばれた。候補として注目され続けている村上春樹氏は今年も選ばれなかった。なぜなのか。日本文学研究者の助川幸逸郎氏は「『等身大の文学』を拓いた村上春樹に、ノーベル文学賞が与えられる公算は低い」と分析する――。

■ハルキストも納得のイシグロ受賞

今年のノーベル文学賞の発表を、私は東京・千駄ヶ谷の鳩森八幡で聞いた。村上春樹受賞の瞬間を、作家にゆかりの神社で祝う。そういう趣旨のイベントが催され、私はゲスト・スピーカーのひとりとして招かれていた。

村上春樹がかつて経営していたジャズバーはここから近く、春樹のエッセイにも鳩森八幡は登場する。この社と春樹のつながりは深い。

やがて会場に、カズオ・イシグロの受賞が告げられた。春樹の戴冠を待ちうけていた人びとの反応は、意外なほど好意的であった。

「イシグロが今年獲るとは思わなかったけれど、このひとのもとにノーベル賞が行くのは悪くない」

あちこちから湧きあがった、「ああ」とも「おお」ともつかないどよめきには、そんなニュアンスが漂う。

「春樹さんを好きなひとには、イシグロ・ファンも多いので、お集まりのみなさんも喜んでいらっしゃるのではないでしょうか」

私がそう述べると、春樹受賞を祝うために配られていたクラッカーが、肌寒い夜の神社でいっせいに音を立てた。

私自身、カズオ・イシグロの名前を耳にしたとき、目が潤むほどの感激をおぼえた。

どうしてイシグロの受賞がうれしかったのか。すぐにはわからなかったが、翌日、知人から届いたメールが理由を教えてくれた。

「イシグロにノーベル賞が与えられたということは、牢屋に入らなくてもこの賞を獲れる、というメッセージですよね」

知人のメールにはそう書かれていた。

英国のブックメーカー「ラドブロークス」が、今年もノーベル文学賞の予想を発表している。そこで最有力候補とされていたのは、ケニアのグギ・ワ・ジオンゴであった。彼は70年代に、反体制的な作品を発表したために拘禁されている。

ソビエトのソルジェニーツィン、中国の高行健……、このタイプの「言論が抑圧されている国で、政府批判をおこなった作家」にスウェーデン・アカデミーは好意的だ。「わが身を危険にさらしても自由のために闘う姿勢」は、文化や地域の隔たりを越えて評価を得やすい。

だが、今年のノーベル文学賞受賞者は、グギ・ワ・ジオンゴではなくカズオ・イシグロだった。イシグロは、日本生まれの英国人。過激な政治運動に身を投じた経歴もなく、文学的著述に専念してきた。

これはおそらく、昨年の反動だろう。周知のとおり、2016年の受賞者はボブ・ディラン。何を「文学」とみなすのか、世界にむかって問いかける大胆な選考だった。

ディランは、受賞後数週間にわたり沈黙。授賞式にも出席しなかった。目下のところ、「主催者が毛色のかわった受賞者に振りまわされた印象」は否めない。

昨年の「斬新すぎる人選の失敗」を踏まえ、「生粋の文学人」から今年の受賞者を選ぶ。

そういう判断から、イシグロの戴冠が決められた。そんな風に考えるなら、今年の選考結果に得心がゆく。

牢屋に入らなくても、ロック歌手でなくても、「魅力的な文学作品」を書けばノーベル文学賞が獲れる。スウェーデン・アカデミーはそのことを今年はっきりとしめした。その事実に、「文学でしか語れないもの」を信じたい私は揺り動かされた。この思いは、イシグロの受賞をよろこんだハルキストたちにも共有されていたはずだ。

■なぜ春樹でなくイシグロだったのか

ただし、「生粋の文学人」として歩み、すぐれた著述をのこしている書き手はイシグロひとりではない。村上春樹も、「政府に拘禁もされず、芸能活動もしない作家」である。イシグロではなく、春樹を受賞させる選択はありえなかったろうか。

イシグロの作風は多岐にわたる。ブッカー賞受賞の代表作『日の名残り』はリアリズム小説。キャリー・マリガン主演で映画化された『私を離さないで』はSF仕立てだ。長編最新作『忘れられた巨人』は、アーサー王の死後まもない時代を舞台とし、ファンタジーの趣がつよい。

いっぽうで、イシグロの作品には共通の特徴がある。私たちの生が抱える原理的な不自由。そのことを、「運命の囚われ人」になった存在をえがくことでイシグロはしめす。他の有名作家でいえば、フランツ・カフカの作品にテイストが近い。

イシグロの受賞理由を、スウェーデン・アカデミーはつぎのように述べている。

「偉大な感情の力をもつ小説で、われわれの世界とのつながりの感覚が不確かなものでしかないという、底知れない淵を明らかにした。

イシグロに対する評価として、このコメントは至当といえる。

春樹の作品に登場するのも、多くの場合、疎外意識を抱えた人物だ。とはいえ、春樹ワールドの住民の不自由は、イシグロの登場人物ほど切羽つまってはいない。春樹の描く人間は、自分をとりまく「なじめない状況」に距離をたもち、これと批判的にかかわる。イシグロの世界では、「意のままにできない現実」のただ中に、人びとはいや応なく巻きこまれる。

イシグロの小説は、春樹の作品より深刻な印象をのこす。先ほどカフカを引きあいに出したが、過去の「大文学」に読後感が似ているのは春樹よりイシグロだ。

私たちは、自らの意志にかかわりなく、この世界に送り出される。そこで生きのびるための条件も、自力ではほとんど動かせない。私たちは、たしかに不自由を強いられている。

そういうことはしかし、常に意識にのぼっているわけではない。

日常の端々で、「意のままにならない事態」に遭遇する。そのとき自分の環境が、どれほど困難であるかにふと思いをいたす――人間が不自由と向きあう実情は、春樹の描くそうした光景に近い。

「等身大の不自由」を描く。これまでの有名作家にくらべ、その点で春樹は画期的だった。

ゆえに、「伝統的な大文学」を選ばなくてはならない今年、「カフカのようなイシグロ」ではなく「等身大の春樹」に戴冠させる。そういうシナリオは、スウェーデン・アカデミーの立場からするとおそらく禁忌であった。

■村上春樹は新しい「世界文学」を開いた

私の知っている編集者によると、アジアでも欧州でも、ブックフェアの会場に「村上春樹特設コーナー」が設置されているという。カズオ・イシグロは、そこまで大々的に売り出される作家ではない。

イシグロ・ワールドと真剣に向かいあうには相当な覚悟が要る。そこまでの負荷を、春樹は読者に求めない。にもかかわらず、私たちの生活実感の深い部分に春樹は触れてくる。

20世紀は世界的に、文学に特別な地位が与えられている時代だった。哲学者たちは文学を論じることで、社会や人間について語った。今日、メディア環境は激変し、文学にそうした「知的先鋭性」をもはや期待されない。

絵画賞も音楽賞もないノーベル賞に文学賞があるのは、20世紀における文学の独特の位置づけとかかわっている。

村上春樹は、日常の隣に「存在の不自由」を接続させることで、新しい文学に向けて扉を開いた。それによって彼は、国境を越えて幅広く読まれるに至った。

ノーベル賞は、20世紀的意味あいを文学に求める。ディランの受賞も、音楽を包摂することで、文学という領域の特権性を維持する試みであった。

ということは、「等身大の文学」を拓いた春樹に、ノーベル文学賞が与えられる公算は低い。そのことを、村上春樹はむしろ誇るべきだろう。

(日本文学研究者 助川 幸逸郎 )




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