スーパー秋葉原

サブURL(このURLからもアクセスできます):http://akihabara.areablog.jp/himiko

第3の頭脳


IBMが特許を取得、自動運転車向け「第3の頭脳」とは?

自動運転が可能な車と人間のドライバーとの関係はなかなか複雑です。

しかし、IBMの研究チームが特許を取得した新たな認知システムが、人間と自動運転システムのどちらが運転を担うべきかという課題について、状況判断を助けてくれる可能性が出てきました。

新しいシステムの存在

このシステムは、人間のドライバーの疲労や精神状態、さらには走行中の車の状態などの要素を含むさまざまな指標に基づいて、判断をアシストしてくれます。まずは、車内に取り付けられたセンサーが、心拍数や視線の向いている方向など、ドライバーのさまざまな生理学的状態をモニターし、きちんと集中しているかを判定します。状況によっては、自動運転機能に任せたほうが安全に走行できるという判断を、認知システムが下すこともありえます。

また、このシステムは同時に、車の状態についても厳重に監視しており障害物やエラーなど、人間のドライバーがハンドルを握った方が安全だと判断される状況がないか見張っています。IBMが思い描いているのは、人間と自動運転車という2種類のドライバーを見守る、「第3の頭脳」のような存在です。

例えば、この認知システムがタイヤの空気圧のような、比較的小さなトラブルを検知したとします。この場合は、人間のドライバーが運転するほうが良いと判断するかもしれません。ただしこうした時でも、認知システムはその分析機能を使って、ドライバーがハンドルを握る準備ができているかを確認します。そして、それまでに集めたデータに基づいて、自らの判断やドライバーへの働きかけを行います。

自動運転車と人間のドライバーのどちらもまともに運転できる状況にないと判断される場合は、認知システムが自動で車を減速させ、安全な場所に停止させようとします。さらにこのシステムは、直接測定可能な項目だけでなく、ほかの自動運転車の運行パターンや事故の履歴なども判断の要素として考慮し、車の周囲の状況をよりくわしく知ろうとします。

学習する自動運転車

IBMで数理神経科学の研究に取り組み、今回特許を取得した研究でも主導的な役割を果たしたJames Kozloski氏は、「我々がいま取り組んでいるのは、走行中に起きるさまざまな想定外の事態に備えて、人間のドライバーが運転する際の準備状況やリスクを分析できる自動運転車の姿を描くことです」と説明します。

たとえば、走行中の車の前に子どもが飛び出してきた状況を想像してみてください。人間のドライバーの場合、急ブレーキを踏んでなんとか事故を回避できたとしても、あと少しで事故になるところだったというショックで、その直後は神経が高ぶり気が動転しているかもしれません。

IBM開発のシステムはこうした状況についてもきちんと検知し、自動運転に切り替えるよう提案してきます。Kosloski氏は、こうした時こそ、人間のドライバーが落ち着くまで自動運転にハンドルを任せ、ゆっくりと車を進めるべき状況だと述べます。

実はこの「コンピューターと人間の運転モードの切り替え」こそ難しい領域なのだと指摘するのは、カーネギーメロン大学で人間と複雑なシステムの間の関係を研究するAaron Steinfeld准教授です。

現在存在する自動運転車の大部分では、人間が運転したほうが良い状況かどうかに関係なく、ブレーキを軽く踏んだり、スイッチを押したりするといった操作だけで、コンピューターから人間による運転に切り替わると、Steinfeld氏は指摘します。

逆に車の方からも、音や光を使った合図で、人間に対して運転を代わってもらうように要請することがあります(伝達の方法は車によって異なります)が、たいていはシステムエラーや悪天候といった状況に限られているようです。より賢いシステムがあれば、車体の機械的トラブルや緊急時だけでなく、もっと広い範囲で人間がAIに信頼を置くことが可能になるでしょう。

Steinfeld氏は、プロのドライバーであれば危険時の警告や状況を認識するよう訓練されているが、一般のドライバーにはそうしたことはあてはまらないと述べます。

そうしたことから、全体的な安全性は自動運転のほうが高い可能性があります。Steinfeld氏によれば、Googleの親会社Alphabetが設立した自動運転車の開発企業Waymoの場合、人間が運転する通常の車と比べて、1マイル(約1.6km)あたりの事故率が低いというデータが出ているそうです。ただしWaymoでは、走行時は常に人間が運転席に座り、いつでもハンドルを握れるように待機しています。

しかし、人間と自動運転車のモード切替に関する大きな課題の1つは、人間が運転できる状態にあるかに関して判断する方法を、AIに学習させることができるかどうかという点です。




goodポイント: 0ポイント

このポストをお気に入りに追加 0人がお気に入り登録中
このポストのURL http://akihabara.areablog.jp/blog/1000007455/p11590505c.html
日記

離乳食教室

"蜂蜜NGは常識"で終わらせない 
自治体の離乳食教室で基本を学んできた
蜂蜜を与えられた赤ちゃんが、乳児ボツリヌス症で亡くなるという悲しいニュースがあった。周囲の子育て中の女性からは、「蜂蜜がダメなのは常識」という声が聞かれた一方、さまざまな理由で情報を得ることができない親や、離乳食の常識が、現在と異なる時代に子育てをしていた祖父母世代の方もいるかもしれない。
そこで今回は、赤ちゃんに離乳食を与えるときの注意点や基本について知るため、東京都品川区の荏原保健センターで開催された離乳食教室に足を運んでみた。
蜂蜜の注意喚起を強化
この日の離乳食教室で講師を務めたのは、保育園・保健センターで20年以上、子どもの食事に関わってきたベテラン管理栄養士。教室でははじめに、このたびの離乳食の事故を受けて、改めて赤ちゃんに蜂蜜、黒砂糖、コーンシロップを与えないよう、注意喚起が行われた。
これまでも、乳児健診や離乳食教室の場で、口頭での説明を行ってきたものの、フリップを使った注意喚起は、事故が起きて以降の対策だという。
蜂蜜に限らず、甘い物に関しては、「赤ちゃんが本能的に好きな物。喜んでたくさん食べるかもしれませんが、それでお腹がいっぱいになってしまい、離乳食や母乳・ミルクから十分な栄養がとれない可能性もあります」とのこと。
最近では、乳児用のイオン飲料なども販売されているが、普段の水分補給は麦茶や湯冷ましがお勧めで、具合が悪い時などに活用してほしいという。また果汁については、離乳食の進め方の検討がなされる中で、平成19年以降、与えなくても良いとされているそうだ。
初めての食べ物を与える時は「1日1さじ」から
そして、生後5〜6カ月の離乳食の与え方について、解説が始まった。なぜこの時期から離乳食がスタートするのか。それは、「首のすわりがしっかりしている」「支えてあげると座れる」「食べ物に興味を示す」といったように、赤ちゃんの食べる準備が、整ってくるからだそうだ。
親も赤ちゃんも体調が良い日を選び、1日に1回、10倍粥1さじから始め、様子を見て、少しずつ量を増やしていく。その後、じゃがいも、にんじん、キャベツ、豆腐など、少しずつ食べ物の種類も増やし、ポタージュ状にして与えるといいという。加えて、初めて食べる食材を与える時は、必ず「1日1さじ」を守り、様子を見て、進めてほしいと話した。1さじとは、ティースプーン1杯くらいが目安だ。
また、離乳食を与えるタイミングについては、万が一、具合が悪くなった場合に、病院に駆け込める午前中がお勧めなのだとか。離乳食を与えた後は、赤ちゃんがお腹いっぱいになるまで、授乳を行うことも忘れないでほしいという。
「赤ちゃんにとって、スプーンから食べ物を食べるのは、初めての経験となります。上手に食べられなくても心配しないでください」。何回も繰り返し離乳食を与えることで、赤ちゃんは少しずつ、食べることに慣れてくれる。焦らないことが大切だという。
市販の商品も上手に活用を
教室では、離乳食の試食タイムも設けられていた。キャベツ、玉ねぎ、にんじん、じゃがいも、だし昆布を水に入れて火にかけ、野菜が軟らかくなるまで煮たスープは、裏ごしした食材に加えて、滑らかにするために使う。調味料は一切使用していないので、大人からすると物足りないが、赤ちゃんには素材の味を、十分に味わってほしいのだそうだ。これらは、冷凍保存して作り置きしておくと、便利に使える(ただし冷凍後、1週間以内に使い切る)。
また驚きだったのが、手作り以外の離乳食も紹介していたこと。ベビーフードとして売られているものは上手に活用してほしいという。「大人用であっても、市販の白粥などは、食品表示を確認して"米のみ"であれば使えます。食べ慣れておけば、災害時にも便利です」。災害時でも、食べ慣れているものなら食べてくれる。商品自体をストックしておくことも勧めていた。
ただしスープのだしについては「大人用のだしやコンソメは、塩分が入っているので使わないようにしてください」とのこと。いずれにせよ、食品表示を確認する習慣をつけておくと良さそうだ。
生後7カ月以降は、心配しすぎず、さまざまなものを食べさせてあげて
生後7〜8カ月になると、与える離乳食の形状は「ポタージュ状」から「マッシュ状」へ変わり、食事の回数も、1日1回から1日2回に増える。「プリンなどの軟らかい物を食べる時の、自分の口の中の動きをイメージしてみてください」。そのようにして、舌ですりつぶせる硬さ、具体的には、豆腐くらいの硬さをイメージすると分かりやすいという。また、しょうゆ1〜2滴程度の風味づけであれば、味付けをしても大丈夫。ただ味がなくても食べているようであれば、無理に味付けする必要もないそうだ。
「この時期は、いろいろな味や舌触りを楽しめるように食品の種類を増やしてほしいと思います」。アレルギーが心配だからと、誤った判断で食物の除去をするのは、お勧めできないという。例えば卵であれば、固ゆで卵の卵黄の部分をつぶし、1さじずつから始めてみる。それで様子を見て、異常がなければ、卵白の部分も与えてみる。「食物アレルギーかな?」と思ったら、専門医に相談してみよう。
そして、1日3回食になる生後9〜11カ月では、形状が「歯茎でつぶせる硬さ」に変わる。「刺身であれば、新鮮で骨も皮もありません。ゆでてすりつぶして与えると便利かもしれません」。この時期は、鉄分不足になりやすいので、赤身の肉や魚を積極的に取り入れるといいそうだ。
調理前の手洗いと食材の十分な加熱を
最後に全体を通して気をつけるべきこととして、「調理前に手洗いをする」「キッチン用品、スポンジや台布巾は消毒する」など、衛生面の配慮があげられていた。また、どんな食材であっても、十分に加熱してほしいという。
「とにかく焦らないこと。離乳食は食べたり食べなかったりを繰り返すことがあります。悩むことがあれば、保健センターへぜひ相談に来てください」。品川区だけでなく、各自治体には、相談に応じてくれる栄養士がいることだろう。
"立派な離乳食"を作ろうとしなくていい
講師を務めた管理栄養士によれば、離乳食教室を訪れる親の割合は、年々増えているという。「核家族化の影響などで周囲に相談できる人がいなかったり、不安を抱えていたりする方が多いと感じます。インターネットを始め、さまざまな情報があふれているので、"間違いがない情報"を求めて、来られるのだと思います」。インターネット上の情報を参照する場合には、国や自治体が運営しているホームページや、そのホームページにリンクされている他団体の情報など、信頼性が高いものを活用してほしいと話した。
「インターネットや書籍などで、たくさんの離乳食のレシピを見ることがあると思いますが、凝ったものである必要はありません。例えば、親の食事を味付けする前に、取り分けてつぶして与えるなど、がんばり過ぎなくていいんです」。ご飯、野菜、たんぱく質という3つの要素が入っていて、栄養のバランスがとれていれば、全く問題ないそうだ。
講義を受けて印象に残ったのは、「おおまかに、おおらかに、離乳食に取り組んでください」という言葉。もちろん、赤ちゃんの食べ物については、さまざまな注意が必要だ。しかし、最低限の知識を身につけたら、おおまかに、おおらかな気持ちで、赤ちゃんとの楽しい時間を大切にできるといいのかもしれない。



goodポイント: 0ポイント

このポストをお気に入りに追加 0人がお気に入り登録中
このポストのURL http://akihabara.areablog.jp/blog/1000007455/p11590483c.html
日記

このブログトップページへ
ブログイメージ
akihabara
前年  2017年 皆勤賞獲得月 翌年
前の年へ 2017年 次の年へ 前の月へ 4月 次の月へ
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30
今日 合計
ビュー 66 988005
コメント 0 0
お気に入り 0 3

カテゴリー一覧

お気に入りリスト

おすすめリンク


外苑東クリニック
東京 人間ドック