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大物

昭恵夫人も読んでほしい! 
籠池劇場「大物・小物」の論語的見極め術!
論語的に見て、籠池氏は「小物」か「大物」か?
森友学園問題で、先月、籠池泰典前理事長が国会で証人喚問されました。私が驚いたのは、彼が、証言の場でとても堂々としていたように見えたことです。
証人喚問というと、私たちの世代だと、田中角栄元首相が5億円の収賄容疑などで逮捕された「ロッキード事件(1976年)」や、政府高官が絡んだ汚職事件の「ダグラス・グラマン事件(1978年)」を思い出します。
ロッキード事件では、政商の名をほしいままにした国際興業創業者の小佐野賢治氏。ダグラス・グラマン事件では、当時の日商岩井副社長の海部八郎氏。
ふたつの事件ともに喚問された証人は、まさに「大物」でした。
ところが、証人喚問の場で小佐野氏はかなり緊張した表情で「記憶にありません」を繰り返し、海部氏は証人喚問に先立つ宣誓書に自分の名を記入する際に手が大きく震え、まともに字が書けなかったことは、いまだに私の記憶に残っています。
一方、今回の事件の籠池氏は企業規模の点も含め「小物」と言ってもいいでしょうが、国会で政治家たちからの尋問を見事に受けてたちました。もちろん、その答弁の真偽はわかりませんが、「堂々」とした印象がありました。
首相周辺に取り入り、安倍政権・政界を揺るがす籠池氏。証人喚問後、事態がなかなか収束しない状況を見ると、ことの重大さを感じずにはいられません。政府や首相周辺としては、やっかいな人と関わってしまった、というのが本音かもしれません。
今回のこの連載では、私の好きな『論語』から、人物の見分け方や小物に取り入られないポイントをお話ししたいと思います。
「巧言令色」なのは、籠池氏か、安倍首相側か?
「巧言令色鮮(すくな)し仁、剛毅木訥仁に近し」
「巧言令色鮮(すくな)し仁、剛毅木訥仁に近し」という言葉が論語にはあります。巧言令色(言葉巧みで如才ない)な人は「仁」が少ない。「仁」とは「人への思いやり」や「誠実さ」のことです。仁が少ないということは、自己中心的だということ。誰かに取り入りたい人というのも、その範疇に含まれるでしょう。一方、剛毅木訥(言葉・表現は下手だが、飾らない)な人には思いやりや誠実さがあります。こういう人はそもそも人に取り入ろうという発想がありません。
はたして、渦中の籠池氏、安倍首相、安倍昭恵夫人、財務官僚たちは、巧言令色と剛毅木訥のどちらなのか。今後も彼らの言動を注視したいと思います。
「郷原は徳の賊なり」
また、「郷原は徳の賊なり」という言葉も論語には出てきます。「郷原」とは「田舎の好人物」といったニュアンスの言葉で、広い世間を知らない人という揶揄が含まれています。田舎の小さな世界で、周りの人と仲良くしていくために、八方美人的に皆に良い顔をして本心を隠します。“被害”を受けるのは、この日和見主義者と付き合っている側のほうです。付き合っている側が「人徳」をなくしてしまい、正しい判断力さえもなくしかねません。
こびへつらうようにニコニコして近づいてくる人物には警戒しないといけません。
籠池氏は、首相を大好きだったに違いありません(編注:外国特派員協会で、「本来、私は安倍首相のこと、好きなんです」と発言)。同学園が運営する塚本幼稚園の運動会で園児たちに「安倍首相頑張れ」と言わせ、小学校に首相の名前を付けようとしたほどですからね。
これまでの報道を総合的に判断すると、首相夫人を含めた近しい人々にうまく取り入り距離を縮めていったのではないかと想像できます。
安倍首相やその周辺はそんな籠池氏に対して次第に危機感を覚え、距離を置こうとしたのでしょう。結果的に安倍首相に“ふられ”た形となった籠池氏は、逆上し、ひょっとしたら「死なばもろとも」と考えているのかもしれません。だからこそ、証人喚問の場で、あれだけ堂々としていたのかもしれませんね。
と、考えると、籠池氏が前出の「郷原」なのでしょうか。それとも首相側に人徳がなく、正しい判断力や警戒心が足りなかったのでしょうか。
馬脚を現したのは、籠池氏か、安倍首相側か?
「四十五十にして聞こゆること無くんば、これまた畏(おそ)るるに足らざるのみ」
もうひとつ、人物を見分けるのに有用な言葉として「四十五十にして聞こゆること無くんば、これまた畏(おそ)るるに足らざるのみ」と論語にはあります。これは、籠池氏の問題とは直接関係ありませんが、40歳、50歳にもなって、周りや世間からたいした評価がされないという人を尊敬する値打ちがないということです。
それまでの実績を十分に見極めることが大切ということです。人の本質を見抜くのは、どの世界に属していても難しいものです。



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日記

花粉の運び屋


可愛いけどトホホ…

花粉を運ぶ「猫の運び屋」

アラブ首長国連邦のアルアインの砂漠で猫や兎、ガゼルを初めとする多くの動物たちと暮らしているはなももさん(@hanamomoact)が、飼い猫のブルーさんのお顔にたくさんの花粉がついてしまった様子をTwitterにアップして話題になっています。

「ブルーさん、まんまと花粉運び屋になってるよ」コメントされアップされた写真は3枚。ブルーさんのお顔に黄色い花粉がたっぷりついた様子が見て取れます。

この植物はどうやらカヤツリグサ科の植物ではないかとのこと。実は湿度がごくごく少ない砂漠でも花が咲き、花粉を飛ばす植物が多く芽吹いています。3月の終わりに咲き始めた花が落ちる頃に花粉が飛び散り、花粉症の症状がある人は辛い思いをするんだとか。

はなももさんは昨年4月のツイートにて「日本の春は長いことご無沙汰で花粉症とは縁がないとタカをくくっていたら、まさかの砂漠で花粉症。」語っており、その際に多くの人が「砂漠でも花粉症があるのか!」と驚いたというエピソードがありました。

植物は砂漠に棲息する生き物たちを支える偉大な存在です。ブルーさんのように動物が花粉を運ぶ手助けになっている様子を、こうやって写真を通して実際目の当たりにすると、自然の力によって繋がっていく命の神秘を感じますよね。

これからもブルーさんが花粉運び屋として活躍してくれることを見る分には楽しみにしているファンも多いのでは?




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日記

鼻呼吸と口呼吸


鼻呼吸と口呼吸、脳への影響に圧倒的な差があることが判明! 

記憶力から寿命、顔も激変!

以前に比べ離乳が早まったことや、おしゃぶりを使う機会が減ったことで、多くの日本人、特に若者の間で「口呼吸」が増えつつあると言われているが、心当たりのある読者は、なるべく早いうちに鼻呼吸に切り替えた方が良いかもしれない。

鼻呼吸で頭が良くなる?

米雑誌「Mindful」オンライン版(2月16日付)などによると、ノースウェスタン大学フェインバーグ医学院の研究者らが、脳の機能と「鼻呼吸」が密接に関係していることを突き止めたという。

しばしば鼻呼吸の方が頭に良いといわれるが、実はそれには脳科学的な理由が存在する。嗅覚皮質における電気刺激の調整において鼻呼吸が極めて重要な役割を果たしており、嗅覚系と隣接する情動・記憶・行動に関与する大脳辺縁系にも大きな影響を与えていると考えられているからだ。そのため、匂いはしばしば記憶を鮮明に蘇らせることがある。

今回の研究も上述の仮説の延長線上に位置づけられるものだ。フェインバーグ医学院の研究チームは2つの実験によりこのことを確認した。

1つ目の実験では、7人のてんかん患者の脳波を測定したところ、自然で自発的な呼吸のリズムと嗅覚系に見られる遅い脳波リズムが同期していることが判明。また、鼻呼吸の際には情動などを司る扁桃体や、記憶を司る海馬に速い脳波リズムが見られたという。

研究者らは、嗅覚系が脳におけるオーケストラのような役割を持ち脳波のリズムを整えているのではないかと解釈している。

2つ目の実験では、60人の健康な被験者に対し認知と情動機能に関するテストを実施。具体的には、被験者に怖い顔と驚いた顔の写真を見せ、どの感情の表現であるか出来る限りはやく認識させた。鼻呼吸の状態と口呼吸の状態で実験したところ、平均して鼻呼吸をしていた時の方が、怖い顔を認識するスピードが速いことが分かったという(驚いた顔に関しては有意な差は見られなかった)。次に被験者らに別の写真を見せ、時間を置いた後にその内容を思い出すよう指示したところ、こちらも鼻呼吸をしながら記憶した方が、正答率が高かったという。

実験から明らかになったように、たとえ意識的に匂いを嗅いでいなくても、鼻呼吸は情動や記憶に影響を与えている。鼻呼吸を「脳の遠隔操作」とみることもできるだろう。

鼻呼吸にはメリットだらけ

呼吸と脳の関係は今回の研究のみならず、脳科学の分野で盛んに研究されており、先行研究では、瞑想が及ぼす身体への効能も実証されている。

2011年に米ハーバード大学の研究者らが行った研究では、呼吸を重視する瞑想が記憶や感情に関わる灰白質を再建する働きを持つことが判明している。被験者に27分間のマインドフルネス・エクササイズをするよう指示したところ、たった2カ月で記憶力などが強化されたそうだ。

また、ハーバード・メディカル・スクールのハーバート・ベンソン博士らが行った2015年の研究でも、ストレスにより引き起こされるといわれている、大腸の運動や分泌機能の異常で起こる病気「過敏性腸症候群(IBS)」が瞑想により緩和すると報告されている。

2009年に発表されたカリフォルニア大学の研究に至っては、瞑想や呼吸の調整により寿命まで延びる可能性が指摘されている。というのも、適切な呼吸は、寿命や若返りの鍵を握ると近年注目されている「テロメア」を長くするからだという。トカナでも度々報じてきたように、老化現象は細胞分裂に伴いテロメアが短くなってしまうことに起因すると言われている。

正しい呼吸、特に鼻呼吸が脳や体に絶大な影響力を持っていることは以上の研究成果から明らかだろう。一方、口呼吸は顔つきまで大きく変えてしまうと言われており、あまりメリットは無さそうだ。普段は無意識に呼吸しているため、なかなか気付きにくいが、これを機に自分の呼吸法を一度確かめてみては如何だろうか?




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日記

日本人にはガンが多い


「2人に1人ががんになる」という意味

偏ったがんの情報に惑わされないことが大切

森山紀之東京ミッドタウンクリニック健診センター長

その言葉は、ある日不意に言い渡される―「がん」。耳にした瞬間、多くの人は「死」を初めて実感し、自分の「命」を改めて認識するようになるという。今や日本人のおよそ半分が、なんらかのがんにかかる時代。人生、家族、仕事…。がんをきっかけに診療室で繰り広げられる人間模様とともに、がん治療の最前線を歩み続ける医師が語る、現代人に伝えたい生き方の道しるべ。

がんはもはや「国民病」という認識を持つことの大切さ

「恐らく、がんの疑いがあります。念のため、詳しい検査をしてみましょう」

がんをいち早く見つけることが放射線科医としての私の生業とはいえ、患者に検診結果を伝えるときはやはり緊張するものです。そして、その結果が重篤であるほどいつもこう思います。

「せめてあと数年、いや1年早く、がん検診を受けていてくれたら…」と。

現代社会における死亡原因の第1位であるがん。厚生労働省が発表する『我が国の人口動態』(平成26年)によれば、2012年における日本国民の死亡者数は125万6359人。そのうち28.7%(36万963人)が「悪性新生物」、つまり「がん」で亡くなっています。私がかつて勤めていた国立がんセンターの「がん対策情報センター」の推計では、現在、日本国民のおよそ2人に1人が一生のうちに“何らかのがん”にかかり、結果的に3人に1人はがんで死ぬ時代になりました。

日本人が生涯でがんに罹患(りかん)するリスクは50%。これはもはや“国民病”といっても過言ではないほどの高い数字です。これを「高い」と感じるか、「低い」と感じるかは個々人に委ねるとして、長らくがん治療に携わってきた私の立場から言えば、もはや、「人はがんになるもの」との心構えを持って生きる方が賢明なのでしょう。

もちろん、読者のみなさんの不安をいたずらにあおるつもりはありません。ですがこの先、がんの正しい知識と心構えを備えていくかどうかで、いざというときの対策や対処の選択肢が増やせると私は考えます。手術や治療、闘病といったがんと向き合う決断はいうに及ばず、みなさんにとって大切な「仕事」や「家族」、そして「経済的」な問題にも速やかに対応できるからです。







2人に1人はガンになる

「2人に1人はガンになる」「3人に1人はガンで死亡する」など、ガンに関する様々な数字が飛び交っており、どれが正しい情報なのか不安になった経験がある方もいるだろう。しかし、この数字は本当に正しいのだろうか。統計の裏に隠されている真実についてみていきたい。

ガンの罹患率と死亡率は数字のレトリック

ガンによる死亡率については、厚生労働省が発表している「人口動態統計」で調べることができる。2015年の調査結果によると、日本全体の死亡者数は129万444人で、その内ガンによる死亡者数は37万346人となっている 。割合でいうと28.7%になる 。この結果からすると「3人に1人はガンで死亡する」というのは、概ね当たっているといえる。

次に、ガンの罹患率については、国立がん研究センターの調査結果(2012年データ)がある。それによると、男性の生涯ガン罹患リスクは63%、女性が47%となっている 。男女合わせると55%がガンに罹患することになるので「2人に1人はガンになる」というのも間違いはない。

この結果から「やっぱり数字は正しいのか」ということになるが、実は統計的な数字にはレトリックがある。

それは何かというと、ガンに罹患する年齢については何も言及していないということだ。「ガンに罹患するのは2人に1人」であることは事実だが、罹患する時期は高齢になってからがほとんどだという点が抜けている。具体的には罹患率が高くなるのは50代以上で、それ以降急激に増えていく 。したがって、若い人はがガンになる不安を不必要に抱く必要はない。

死亡率についても、国立がん研究センターの2014年のデータによると、現在40歳の男性が20年後(60歳)までにガンで死亡する確率はわずか2%にすぎない。これが30年後(70歳)までにガンで死亡する確率になると7%に上昇する。女性については40歳で20年後(60歳)までにガンで死亡する確率は男性と同じで2%であるが、これが30年後(70歳)までにガンで死亡する確率は4%と男性より低い 。

いずれにせよ、「3人に1人はガンで死亡する」というイメージからすると、とても低い数字に見えないだろうか。

若い人が「ガン保険」に加入する必要性は?

それでは、若い人はガン保険に加入する必要はないのだろうか。データが示すようにガンの罹患リスクが高いのは高齢になってからなので、若いうちは加入せず、高齢になってから加入した方が保険料の節約になるとも考えられる。しかし、保険料はうまくできていて、高齢になるほど保険料は高くなる。

高齢になってから加入すれば加入期間は短くなるが、保険料が高いので結果的に若い時から加入していた場合と総払込保険料はほとんど変わらない。

若い人の場合、ガンの罹患率が低いとはいえ、ガンに罹患する可能性があることを考えると、総支払額が変わらないのであれば、早めに加入して保障を受けた方が得とも言える。

金銭的な面を考えてみるとガンになった場合、仕事が続けられなくなる可能性がある。そうなると十分な給与がもらえなくなるというリスクがあるが、サラリーマンの場合には一定の要件のもと「傷病手当金」が最大1年6か月支給される 。

そのため、急に生活が困るということはない。また、治療費についても「高額療養費制度」があるので、ひと月に何百万円も請求されるということはない 。ガンと診断されたからといって貯金で準備していれば恐れる必要はないというわけだ。

こうした事情を総合的に考えると、お金に余裕があるのであれば、ガン保険に加入する必要はない。ただ、お金に余裕がないのであれば、必ずしも不要とまでは言い切れない。

ガン治療においては先進的治療が多くあり、保険適用でない場合には高額療養費の適用はなく、治療費が高額になるからだ。また、入院中の食事代、差額ベッド代、自由診療費なども高額療養費の対象にはならないので、入院は個室がいいという人はその費用は自分で払わなければならない。

その点、ガン保険に加入していれば、ガンと診断された時点で一時金が支払われ、通常の生命保険の入院給付金に加えてガン保険からも入院給付金が支払われるので十分なお金が確保できる。

ガンは、若ければ若いほど進行が早く、若いことがかえってマイナスに作用する疾病という特徴があるため、若くしてガンになると死亡するリスクも高い。単に確率論では言い切れない怖さがある。せめて経済的不安は持ちたくないということであればガン保険に加入することも1つの選択だと言える。

保険というのは万が一に備えるものであり、めったに保険金が支払われるものではない。死亡保険で考えるとわかりやすいが、若い人が死亡する確率は極めて低い。

それでも多くの人が保険に加入するのは、何もなければそれはそれで良いし、万が一死亡した場合にせめて家族がお金に困らないようにしたいという精神的な意味合いもある。日本人は過剰に保険に入りすぎている傾向があるので、多額の保険に加入する必要はないが、ガン保険は生きるために自分で使える保険なので、無理のない範囲で加入することはよいのではないかと思う。ガン保険に入るタイミングについては、治療のための保険なので、入りたいと思った時に入ればよい。

最近は、ガンの治療技術の進歩は目覚ましく、ガン検査の精度も向上しているので、早期発見、早期治療を行えば不治の病ではなくなってきている。将来的には完全治癒ができる疾病になるかもしれないが、その時は保険を解約すればよいので、それまでは保険でカバーするというのもありだろう。




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学芸員はガンなり


「学芸員はがん」=山本担当相が発言

山本幸三地方創生担当相は16日、大津市内で講演後、観光を生かした地方創生に関する質疑の中で「一番のがんは文化学芸員と言われる人たちだ。

観光マインドが全くない。

一掃しなければ駄目だ」と述べ、博物館などで働く専門職員である学芸員を批判した。

山本氏は質疑の後、記者団に「(学芸員を)全部首にしろというのは言い過ぎだが、(観光マインドを)理解していなかったら代わってもらうという気持ちでやらないとできない」と釈明した。




山本地方創生担当相が学芸員を「がん」呼ばわりして大炎上、

「観光マインドが全くない。一掃しなければ駄目だ」





山本幸三担当相 地方創生の質疑の中で学芸員を批判「一番のがん」

2017年4月16日 19時18分

山本幸三地方創生担当相は16日、学芸員を批判した

地方創生に関する質疑の中で「一番のがんは文化学芸員と言われる人」と指摘

「観光マインドが全くない。一掃しなければ駄目だ」と述べた

「学芸員はがん」=山本担当相が発言

2017年4月16日 19時18分 時事通信社 

山本幸三地方創生担当相は16日、大津市内で講演後、観光を生かした地方創生に関する質疑の中で「一番のがんは文化学芸員と言われる人たちだ。観光マインドが全くない。一掃しなければ駄目だ」と述べ、博物館などで働く専門職員である学芸員を批判した。

山本氏は質疑の後、記者団に「(学芸員を)全部首にしろというのは言い過ぎだが、(観光マインドを)理解していなかったら代わってもらうという気持ちでやらないとできない」と釈明した。






山本幸三地方創生担当相(衆院福岡10区)は16日、大津市での講演後、観光やインバウンド(訪日外国人)による地方創生に関する質疑で、「一番のがんは文化学芸員だ。観光マインドが全く無く、一掃しないとだめだ」と述べた。法に基づく専門職員の存在意義を否定する発言で、波紋を広げそうだ。

講演は滋賀県が主催し、山本氏は「地方創生とは稼ぐこと」と定義して各地の優良事例を紹介した。

発言は会場からの質問への回答。山本氏は京都市の世界遺産・二条城で英語の案内表示が以前は無かったことなどを指摘した上で、「文化財のルールで火も水も使えない。花が生けられない、お茶もできない。そういうことが当然のように行われている」と述べ、学芸員を批判した。

閉会後の報道陣の取材に対し、山本氏はインバウンドの興味を引くさまざまなアイデアについて「『文化財が大変なことになる』と全部、学芸員が反対する。観光立国として(日本が)生きていく時、そういう人たちのマインドを変えてもらわないと、うまくいかない」と説明し、「全員クビは言い過ぎ」とも述べた。

学芸員は博物館法で定められた専門職員で、資格認定試験に合格し博物館資料の収集、保管、展示、調査研究などを行っている。ある学芸員は「観光のための文化財活用と文化財保護をいかに両立するかが大事な視点だ。観光に重きを置いている最近の国の風潮を象徴している発言だ」と話した




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日記

地震予知は当たったことがない

大地震、
「●年以内に●地域で発生する確率●%」は当たらない?
最低限買っておくべき物
熊本地震の発生から1年を迎えた。
2016年4月14日にマグニチュード6.5の地震が起き、さらに16日にマグニチュード7.3の、より巨大な地震が発生した。
気象庁でさえ本震→余震という順番を想定しており、少なからぬ人々が14日の地震で一旦避難したものの、その後に帰宅。16日の地震でさらなる犠牲者が出たことは記憶に新しい。その後、14日が「前震」、16日が「本震」と定義されたが、それこそ「後の祭り」だ。
直接死50人、関連死170人など、地震による死者は225人に達した。僭越ながら、あらためて犠牲となった方々へのご冥福と、熊本・大分など被災地における「真の復興」を祈らせていただきたい。
熊本地震から教訓を得るとすれば、どのようなことが挙げられるか。地震学者の島村英紀・武蔵野学院大学特任教授は、「日本のどこを地震が襲うか、まったくわからないということを肝に命じる必要がある」と訴える。
「政府の地震調査研究推進本部は、毎年『全国地震動予測地図』を発表しています。地震が起こる確率が低いところを黄色、確率が高いところを濃い朱色で表したものです。そのなかで、『今後30年間に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率』を示した地図を見てみると、やはり関東地方、東海地方、そして南海トラフの範囲に入る四国南岸や、紀州半島の南側が濃い朱色になっています。ところが、熊本地震にしても、阪神淡路大震災にしても、この地図では黄色だったことを忘れてはいけません」(島村教授)
実際に、熊本地震が発生した際、現地で被災者たちからは「地震が起きるとは思ってもみなかった」との声が多かった。
地震への備え
あらためて、「●年以内に●●エリアで地震が発生する確率は●%」という予測が、どれほど外れてきたかを考えてみると、どのエリアでも常に地震への備えをしていなければならないことがわかる。しかしながら、やはり地震の発生確率が高い地域が存在するのも事実だ。
「いつ起きるかという予測は困難ですが、南海トラフ巨大地震と首都圏直下型地震は、いつか起きるのは間違いありません。また、歴史を遡れば、『慶長3連動地震』を検証することは重要です」(同)
1596年9月1日に愛媛県などを中心に発生したとされる慶長伊予地震、その後、4日に大分県を中心に慶長豊後地震、5日に近畿地方を中心に慶長伏見地震という巨大地震が連動した史実が残っている。
「熊本地震は、熊本から千葉・茨城に伸びる『日本最大にして最長』とされる中央構造線という活断層が刺激されて起きた可能性が研究されています。実際に、中央構造線上で起きたことは明らかですから、警戒が必要でしょう」
極めて異例なことだが、現在でも熊本地震の余震は続いている。我々は、どのような「備え」を行えばいいのだろうか。誰でも絶対にしておくべき“最低限の準備”は、どのようなものか。
「最低限のサバイバルを考えた場合、地震が起きたときに、動けることが何よりも重要です。大地震が発生すれば、家具が倒れたり窓が割れたりして、素足では歩けません。そのため、枕もとに底が厚い靴を置いておくべきでしょう。
また、夜中に停電が起きれば真の暗闇に包まれます。枕もとに懐中電灯を置いている人もいらっしゃると思いますが、実際に被災した人たちが口を揃えるのは、懐中電灯が激しい揺れで飛んでしまい、探すのに苦労したというのです。したがって、シーツの中に包むのがベストのようです」(同)
自宅や自室が倒壊し、中に閉じ込められてしまう危険性も想定すべきだ。警察や自衛隊が到着するには時間がかかる。巨大地震であればあるほど、地域の結びつきが重要だ。
「日頃から顔見知りであれば、いざという時に、『あの人の家が壊れている。助けなければ』と考えまし、逆もまた真なりです。自分も大変な時に、見ず知らずの人の家へ救出に向かう人はいないでしょう」(同)
ここまでは、自宅にいる時に地震が起きたケースを考えてきたが、2011年の東日本大震災で多くの人が体験したように、外出時に被災した場合に「どのように自宅へ帰るか」を想定しておくことも重要だ。
「政府は、『勤務中に地震が起きたら、会社近辺の避難所にとどまるように』と指示しています。しかし、実際には多くの人が自宅に帰ることを選びました。その教訓を生かすためには、一度、土日などの休みに会社から自宅へ歩いてみるべきです。それも、地震という異常事態をできるだけ想定しながら歩を進めてみましょう。途中に川があれば橋の崩落も想定すべきですし、大渋滞の発生も考慮しておく必要があります。また、埋め立て地であれば、地面が液状化して進めないかもしれません。
地震が起きて、行き当たりばったりで家に帰るのは危険すぎます。家に帰れない可能性が高い場合、職場にとどまりながら家族と連絡を取る方法を考えておくなど、さらに具体的な対応策をシミュレーションできます」(同)
移動が重要なのだから、例えば自転車の準備や、パンク対策を考えておくことも必要だろう。それができたら、次に食料の確保を考えることになる。これについては多くの人が把握し、すでに備えていることだろう。3日分の水や食べ物、そして加熱のいらない缶詰などを用意しておきたい。
どんな無精者でも、必ず用意すべきものは、すぐに買っておきたい。それは、先に見たように「底の厚い靴と懐中電灯」だ。



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日記

親の介護費用

親の介護にいくらかかる?
親の介護費用といっても、状況によって全く異なります。長く寝たきりの場合もある反面、突然倒れ、その日のうちに亡くなるケースもあります。両親の年齢差や考え方、住む環境などによっても異なるでしょう。預貯金をそれなりに持っていると思っていても、老後の使い方次第では、あっという間に底をつきます。若い子供世代は、自分たちの生活と老後の準備で精いっぱいのはずです。
したがって、まったくどうなるかわからない状況にたいして、「いくらかかる?」を考えるよりは、どんなことが起きうるか、どんな対処法があるかを考えて準備しておく方が実践的だと思います。

老後の生活のあり方で違う介護の費用
施設入居派? 自宅生活派?…健康なうちに住宅型の施設に入居し、寝たきりになったら、あらかじめ決められている施設に転居する場合、入居費などを本人の資産で賄うと考えれば、月々の生活費としての食費・管理費・光熱費、介護保険の自己負担分、追加で介護を受ける費用やおむつ代、身の回りの費用等は、施設のパンフレットや日ごろの生活からある程度想定可能でしょう。
年金との差額が不足分で資産を取り崩す必要のある額です。施設に支払う毎月の金額は、非常に幅がありますので、親が望む施設のレベルを確認しておくとよいでしょう。どうなるかわからない計算しようのない医療費や追加の介護費用などは、ざっくりと考えるしかありません。
※サンプル事例: 介護付きの有料老人ホームに入居していた私の父の場合は約800万円の一時金、月々20万円の固定費(管理費、食費、光熱費)+5万円(その他の生活費用※月によって前後2〜3万の差はあり)+医療費といった感じです。在宅の場合は管理費などを差し引いて考えてください。当時、母は自宅にいましたので、別途母の生活費もかかります。この別居期間が最も費用が掛かると思います。
両親の年齢差…片方が配偶者の介護を負担できる環境であるかどうかは重要なポイントです。今までは妻が夫の介護を担い、看取ってから自分の要介護段階へと入っていきました。しかしこれからは少し事情が違うかもしれません。
住まいの状況(マンション・戸建て住宅、老朽化度合い)…維持管理が簡単なマンションと戸建てではかなり違いがあります。バリアフリーとなっていない戸建住宅の場合は、定年前にリフォームしておくことをお勧めします。
周辺の環境(買い物、病院)…マンションで、駅に近く、スーパーや病院などが近くにある環境であれば、長く自立しやすくなります。反対に駅に遠く、閑静な住宅地で坂が多い地形となると、足腰が弱ってきたら何かと不便でしょう。

平均寿命と平均余命、健康寿命と健康余命
平均寿命と平均余命、健康寿命と健康余命、この違い知っていますか? 介護は平均余命と健康余命の間に生じます。平均寿命とは0歳児が平均何歳まで生きるかを表す数値です。それに対して平均余命とは、現在●●歳の人間であれば平均何歳まで生きるかを表す数値です。したがって、0歳の平均寿命と平均余命は一致します。一方健康余命とは、現在●●歳の人間が何歳まで健康に自立して生活できるかを表す数値です。
一つのパターンを想定して考えてみましょう。これから老後に入る世代のパターンです。健康余命のデータは見当たりませんので健康寿命で考えてみましょう。昔は夫婦の年の差がありましたが、現在は女性の結婚年齢が高くなればなるほど年齢差はなくなっています。今回は2歳としましたが、実際の両親の年齢や自分と配偶者の年齢差に当てはめてみてください。
男性は妻に老後の面倒を見てもらうつもりでいるケースが多いと思います。今までは実際にそうしたケースが普通でしたが、これからは下記の通り、ほとんど不可能だと思います。ただし、健康寿命を超えてもいきなり寝たきりになるわけではありません。平均寿命と健康寿命の差は大きいですが、実際の介護期間は生命保険文化センター「生命保険に関する全国調査」(2015年度)によると平均4年11か月だそうです。10年以上は約16%、4年以上も含めると半数近くになります。完全に妻が健康で夫を介護できるのは、下記のパターンでは3年程度ですが、何とか夫の最後の約5年間を妻がフォローしているのが実態ではないでしょうか。
今後結婚年齢が高くなるにつれて、夫婦の年齢差は0に近づくと思います。また平均余命の伸び程健康年齢は延びません。介護必要年数は長くなっているのです。介護の準備もそれを想定して取り組まなければならないでしょう。

活用したい国・公共団体の制度
介護保険…2000年4月1日に施行された、すでに多くの方々が利用している周知の制度です。40歳以上の方は保険料を支払っています。
市区町村の社会福祉協議会…成年後見人制度の支援や高齢者を対象に不動産を担保にした生活福祉資金貸付事業等を行っています。不動産を担保にした「不動産担保型生活資金貸付制度」は、住まいを担保にして住みながら生活資金を受け取れるリバースモーゲージ制度ですが、対象は戸建て住宅のみとなっています。
住宅金融支援機構 高齢者向け返済特例制度…リフォーム工事融資の高齢者向けの特例制度です。
特徴1: 月々のご返済は利息のみとなり、月々の返済額を低く抑えられます。
特徴2: 元金は、借り入れた方全員がお亡くなりになったときに一括返済していただきます。
特徴3: 融資限度額は1,000万円です。
特徴4: 機構が承認している保証機関が連帯保証人になります。
特徴5: バリアフリー工事又は耐震改修工事を含むリフォーム工事を行う場合の融資です。
市区町村の独自の取り組み…最寄りの自治体では独自の取り組みをしているケースもあります。介護が身近に迫ったら、一度最寄りの市区町村に確認することをお勧めします。



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日記

訪問介護

保険制度別に見る訪問看護を利用できる人の条件の違い(医療保険において特例あり)

訪問看護のサービスや、医療・介護保険制度別に利用できる人の条件を紹介
自身の最期を病院のベッドではなく、住み慣れた自宅で迎えたいと願う人は少なくない。そのような在宅でのターミナルケアや、通院をするのが難しい人の身の回りの世話をしてもらう際に便利なのが訪問看護だ。
サービスの名称は聞いたことはあっても、その詳細な内容やサービスの対象者までをきちんと理解している人は少ないだろう。それでも、私たちが年を重ねていくのは避けられない以上、親や自分がその恩恵に与る機会もでてくる。そのサービス内容をきちんと知っておいて損はないはずだ。
そこで今回は、看護師を経験した後に看護学について教鞭をとった経験を持つUHCの櫻井友子さんに、訪問看護で受けられるサービス内容などについてうかがった。

医療業務も含むのが訪問看護
訪問看護のスタッフは通常、街中の訪問看護ステーションや医療機関などに所属しており、看護師や准看護師、保健師、作業療法士などの国家資格を有している。似たような言葉に訪問介護があるが、こちらはホームヘルパーや介護福祉士などがさまざまなケアを実施する。
訪問看護と訪問介護の違いを一言で表すと、「医療業務が入るか否か」ということになる。以下にそれぞれができる作業内容をまとめた。
訪問看護……薬剤の吸入、点滴、カテーテル管理、採血、注射、床ずれ処置、ガーゼ交換、導尿、摘便、血圧や体温などのチェック、食事や運動などに関するアドバイスなど
訪問介護……食事の介助、口腔内ケア、洗面・洗髪、入浴の介助、排泄の介助、体位変換、掃除、洗濯、調理、買い物など
「看護師が医療業務とともに着替えや食事のお世話、排泄行為の介助業務も承ることはあります」(櫻井さん)というように、看護師が訪問時に一部の介護業務も一緒に行うことはある。ただ、その逆にホームヘルパーらが医療業務をすることは基本的にはない。
また、訪問介護でしてくれる洗濯や掃除といった日常生活に関する業務は、訪問看護師の業務範囲外となる。この2つを混同したり、間違えていたりすると、必要なサービスが受けられない可能性があるため気をつけよう。

介護保険と医療保険での違い
「訪問看護の間口は広がってきており、高齢の方を対象とするのはもちろん、小児看護もやる訪問看護ステーションも増えています。中には『小児訪問看護を得意とする』ということを全面に出しているステーションもあります」と櫻井さんが話すように、訪問看護サービスは原則として全年齢で受けられる。ただし、加入している保険によって利用可能な条件が異なっている。
「サービスを受けられる人という意味では、医療保険は全年齢をカバーしています。一方で介護保険を利用した訪問看護サービスは、40歳以上ではないと基本的に受けられず、65歳以上を『第1号被保険者』、40〜64歳を『第2号被保険者』と区別しています。この2種類の保険では、カバーしている年齢と病気が異なります」
実際にサービス利用を検討するにあたり、加入している保険で訪問看護サービスを受けられる条件が異なってくる。そのため、こちらもきちんと理解しておく必要がある。以下に年齢別のサービス利用可能者を保険別にまとめたので参考にしてほしい(これらの条件に該当しない特例も存在する)。
要支援または要介護と認定された場合は、原則として介護保険を優先的に利用するよう制度上決められている。介護保険の方が自己負担額が少ない(原則1割)というメリットがあるため、認定されたら介護保険を利用してサービスを受けるのが賢い選択と言えそうだ。
また、医療・介護保険を利用せずにすべて実費で支払うとなれば、病気の種類や年齢を問わず、誰でも訪問看護サービスを受けることが可能だ。

受けられるサービスと利用可能な条件がわかったとなれば、どれぐらいの回数を利用できるかも気になる点だ。この利用回数も、加入している保険によって変わってくる。
介護保険利用時……訪問看護の利用回数に制限はない。1回あたりの利用可能時間は「20分未満」「30分未満」「30分以上60分未満」「60分以上90分未満」の4種類がある。
医療保険利用時……訪問看護は週に1〜3回まで利用でき、1回あたりの利用可能時間は30〜90分。ただし、厚生労働大臣が認める特別な疾患に罹っている場合は、「週に4回以上」「1回あたり90分以上」などの利用が認められるといった特例もある。

訪問看護ステーションの地域差が課題
厚生労働省が旗振り役となり現在、高齢者が可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるように支援する体制(地域包括ケアシステム)の構築が進められている。
訪問看護ステーションはその一翼をになう存在として、今後もますますニーズが高まると思われるが、課題はまだ山積している。その一つが「ステーション数の地域格差」だ。
「今まで病院でしか診られていなかった患者さんを、自宅でケアできるようになるということもあり、訪問看護のニーズは高まっています。そして、末期がんの患者さんのケアも対応できるような、レベルの高い訪問看護ステーションも増えてきています。ただし、訪問看護ステーションも病院同様、人口比に対して市町村間でばらつきがあるため、『必要なサービスが必要な人に届く』という点に関しては、まだ課題があると思います」
老老介護や認認介護が珍しくなくなった超高齢社会。自宅での24時間365日の看護・介護が続けば、支える側である家族の心身が破綻してしまう可能性も出てくる。そんなときに訪問看護を利用できれば、ほんのわずかでも自分だけの時間が持て、看護・介護の責務から解き放たれる。例え30分、1時間だけだったとしても、支える側にとっては大きな違いが出てくるはずだ。
支えられる側だけではなく、支える側のQOL向上という観点においても、訪問看護サービスが一日でも早く充足するよう、願ってやまない。



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日記

ケアマネージャー

ケアマネジャーを介護事業所から分離させよ
「利用者のためというより会社のために働いているようでやりきれない」「経営者に言われるままに限度いっぱいのサービスを使わせている(ことに罪悪感を覚える)」「自社のサービスを利用させた実績がボーナス評価に反映される」。自分の家族や親しい友人に対しこうした心情や実情を吐露するケアマネジャーの人たちは少なくないという。
同様に、介護用品レンタル会社や訪問看護師など、関連サービスを提供する立場の人たちから見ても不適切なケアプラン(支援計画)が横行していることも指摘されている。自社のサービスを優先させるのは当たり前、会社の都合で不要なサービスを押し付けることもいとわない、と。
ケアマネジャー(正式には介護支援専門員)の仕事とは、介護認定を受けた要介護者やその家族からの相談に応じ自宅や施設で適切なサービスが受けられるようにケアプランを作成し、要介護者の健康状態やサービス状況をモニタリングしたり、関係機関との連絡や調整を行ったりするものだ。とりわけケアプランの作成はケアマネジャーにしか許されておらず、これが最重要の仕事と云ってよいだろう。
その重要な役割を任されているケアマネジャーがなぜ、冒頭のような罪悪感を覚え関係者からの批判を受けるような行動に走るのだろうか。
端的に言って、彼らの大半は介護サービス事業所に所属する「雇われ人」であり、経営者から強く要請されたら言うことを聞かざるを得ないからだ。そしてその介護サービス事業には、「高齢化時代ゆえ確実に成長する産業だ」ということで儲け主義の連中も続々と参入してきた経緯がある。
考えてもみて欲しい。仮に、被災者が家電製品を買い替える場合に購入金額の90%まで国の補助金が出るような制度があり、その際に何を買うのかを助言し補助金申請を行う人が間に立つことが法律で決められているとしよう。もしその助言担当者が家電販売店に所属する人間だったら、限度額いっぱいまで高級品を買わせるよう、家電販売店の経営者は助言担当者の尻を叩くに違いない。今の介護制度というのはそういう歪んだ仕組みなのだ。
実は、自社のサービスを目一杯利用させるケアマネジャーは、利用者家族からの評価が悪いどころか、むしろ「要介護認定度を高めにしてもらい、様々なサービスを利用できるようにしてくれて有難い」と高く評価される傾向すらある。というのも、介護保険で費用の9割が賄われるので、本人・家族の懐は大して痛まないからだ。
しかしその野放図さは、介護費用を直接支払う自治体財政を蝕み、値上がりを続ける地方税と介護保険代を強制的に支払わされる一般市民の懐を薄く広く痛めているのだ。この「利用者と費用負担者が異なる」構図が公的サービスの厄介なところだ。
国は、ケアマネジャーに対し「利用者の立場で、特定の事業者に不当に偏らず公正中立」(居宅介護支援事業所の運営基準)であることを求めているはずだが、実態は全く異なることを知っている。
だからこそ2015年の介護制度改定により、『特定事業所集中減算』の集中割合が従来の90%から80%へ引き下げされることになったのだ。どういうことかというと、それまでの制度ではケアマネジャーは利用者の90%までを同じ事業所(にして残りの10%を他の事業所のプラン)にすることができたが、制度改定後は同じ事業所の上限は80%までになったということだ。つまり国は、自社サービスを優先してケアプランに盛り込むことは黙認するが、「ほどほどにしとけよ」と言っているのだ。
ではなぜ国はケアマネジャーが介護事業所に所属することを前提にしているのだろうか。いや、むしろ「推奨している」とさえ云ってよいだろう。
実態としては世の大半のケアマネジャーが介護事業所に所属しており、「独立ケアマネ」と呼ばれる存在は全国的に見て非常に稀だ。それはなぜかと云えば、ケアマネ業務だけでは生活できないからだ。ケアプラン策定やそのあとのモニタリングなどには多大な手間がかかるのに、それぞれの報酬は非常に低く設定されているのが実態だ。
なぜ国はこんな制度設計にしたのだろうか。介護制度ができた2000年当時の事情や、担当役人が考えた理由は我々市民には不明だ。
多分(あくまで推測でしかないが)、不足していたケアマネジャーの頭数を揃えるためには、介護事業所に所属していたベテラン介護士たちにケアマネジャーの資格を取らせるよう働きかけるのが一番手っ取り早かったのだろう。そして、どうせ介護事業所に雇われているのだからと、安易に報酬を低く設定したのではないか。
その後5年に一回の制度改定の際に繰り返し、この問題は指摘されているらしい。それでもあまりに制度の根幹に関わるためなのか、今まで手付かずのままなのだ。高齢者がますます増えて全国自治体の介護保険財政が厳しくなる中、ケアマネジャーの報酬を上げる議論がしにくくなってしまっているのかも知れない。
しかしこの制度の歪みを放置したままでは、冒頭に指摘したような野放図なサービス給付が横行し、介護保険制度を食い物にする連中がますます跋扈するのだ。ケアマネジャーの報酬という小さな部分をケチることで、かえって国全体の介護保険財政を窮地に追いやろうとしている格好だ。
ではどうすべきか。原則としてケアマネジャー業務と介護事業所を分離すべきだ。厚生分野では「医薬分業」(薬の処方と調剤を分離し、病院と薬局という別々の経営主体に分担させること)という実績もある。方向性は2通りあるのではないか。
一つは、ケアマネジャーの報酬を上げ、彼らが独立した事業所を営めるように持っていくことだ。既にケアマネジャーとして資格を持ち、公正な立場で利用者に向き合いたいと考えている地域のケアマネジャーたちが寄り合って独立することを後押しするのだ。課題は、報酬をいくらほど上げるべきか、既に過剰になっている有資格者たちが全員独立したいとなったときに食べさせることができるのか、などが不透明なことだ。
もう一つは、ケアプランの作成やその後のモニタリングといったケアマネジャー業務を、公的な機関である地域包括支援センター(もしくは自治体)に所属する「主任ケアマネジャー」に集約することだ。課題は介護事業所に所属する従来のケアマネジャーの処遇だが、多くは相談員等として介護事業所に残ってもらい、残りの一部は地域包括支援センターに再就職して、増強すべき「主任ケアマネジャー」職に就いてもらうことになろう。
後者については地域包括支援センターにおける雇用増分の予算手当が各自治体には必要となるが、野放図なサービス給付にストップを掛けることができれば数倍から数十倍といった財政改善効果が見込めるので、ずいぶん安い投資だろう。
いずれの方向でもよい。早く制度改定に向かうことが肝心である。そのためにはまず特区でいいので、それぞれの案(別段、上記の2つに限る必要はない)を試してもらいたい。そして混乱や問題の少ない方法に収れんしていけばよい。既に高齢化社会に突入してしまった我々には、もう手をこまぬいている余裕はないのだ。 



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日記

介護保険体験

経験して初めてわかった! 
介護保険の申請方法と落とし穴
こんにちはアンナです。
唐突ですが、「介護保険」というキーワードをご存じですか? 
アラサー世代の方は、まだ若いし関係ないと思っているかもしれません。
でもこの先、親や私たち自身もお世話になるであろう、
とても頼りになるサービスです。

テレビで特集される介護には、
「家族しか支援者がいない」「引き取ってくれる場所もない」といった
ネガティブなイメージがつきまといます。
けれど、介護保険を詳しく理解してサービスを活用できれば、
かなり介護の負担が軽くなることもあります。
私の場合、祖母が数年前から介護保険でサービスを受け、
文字通り「これなしには生きられなかった」くらいの恩恵を受けました。
その経験から"もっと制度を勉強したい"と考えた私は、
エンディング全般の知識を得られる「終活カウンセラー」資格まで取ってしまいました。
ここからは実体験に介護の知識を交えながら、
介護保険の良さや気を付けたいことをお伝えします。あなたの大事な人を守るため、
そして自分の将来を守るために目を通していただければうれしいです。

誰がサービスを受けられるの?
介護保険は、保険料を支払う代わりに介護の補助金を受けられる制度で、
私たちは40歳になると加入しなければなりません。
具体的には、65歳以上で身の回りのお世話へ支援・介護が必要になった方、
さらに40歳以上で特定疾病にかかった方がサービスを受けられます。
特定疾病には、末期がんや認知症のほか、
テレビドラマ『1リットルの涙』で有名になった脊髄小脳変性症のような
病気も一部含まれています。
(参考: 厚生労働省「特定疾病の選定基準の考え方」より)
サービスには、家事代行や身の回りのお世話などが含まれます。
例えば入浴や掃除、食事の介助などに始まり、
デイサービスへ通って精神面の元気を取り戻すこと、
さらには介護に適した住宅リフォームまで支援対象です。
大事なポイントは、介護保険は「申請制」であること。
せっかくの制度も要介護認定の申請をしなければ利用できません。
国が指定した介護業者でも申請は代行できますが、
基本的には本人や家族が申請します。
少しでも「助けが欲しいな」と思ったら、連絡してみましょう。
厚生労働省の報告によると、介護保険の認定を受けた数は2014年で605万人。
高齢化の流れでこれからさらに増えていくとみられています。
たとえ今はそうでなくとも、両親や祖父母が介護保険の対象になる日も、
いつかやってくるかもしれません。
私も家族と一緒に、祖母の認知症発症にともなう介護保険の申請を行いました。
ここから、簡単に申請の流れを見ていきましょう。

申請フローで約1カ月間は休み返上
例えばあなたのご両親が要介護認定を受けられそうだ、
という話になったとします。
まずは住民票のある市区町村の介護窓口か、福祉事務所で申請を出します。
その後、どれくらい助けが必要かを調べる調査員が自宅や施設などへ派遣され、
介護の対象となる方を確認し審査が行われます。
さらにかかりつけ医へ連絡し、「主治医意見書」という書類を
作成してもらいます(主治医がいない場合は、市区町村の指定医の診察が必要)。
審査判定が終わると、「○○さんは要介護3です」といったように、
ランクによってどれくらいの金額やサービスを支援してもらえるかが決まります。
この準備でまず、約1カ月間は自分の休日がなくなると思ってください。
会社勤めの方は恐らく、追加で何日か休みを取ることに。
介護保険を申請する流れになったら、まずは自分の勤め先へ相談して、
休むかもしれないことをあらかじめ連絡しておきましょう。
自宅や施設などでの認定調査では、当人がつい「お客さまがいらしたから」と
頑張ってしまい、もっと支援が必要なのに軽い認定になってしまうケースもあります。
この日のために普段の様子を撮影して見せたり、
トイレ介助など本人が恥ずかしがることは別途メモで渡したりするなど準備をしてください。
さらに主治医意見書は、できるだけご本人と付き合いが長い医師に書いてもらいましょう。
調査員が1回で判断するよりも、長い付き合いのある医師の判断が重要視されることもあります。
可能であれば、意見書を書いた経験が多い方へお願いできるとベストです。

意外とやってくれないこともある
先ほど「至れり尽くせり」かのように説明した介護保険制度ですが、
国の制度であるため、良くも悪くもできること・できないことが明確に分かれています。
例えば、祖母の家にある庭の掃除はサービス項目から外れていました。
しかし庭が荒れた結果、「いかにも強盗が入れそう」な雰囲気に……。
結局は家族が定期的に通って、草取りをしたり、
業者に木の手入れをお願いしたりして対応しました。
その他にできないことでトラブルになりがちなのが、犬の散歩。
ペットは親戚で引き取るなどの話し合いが必要です。
"介護保険を受けられるからもう安心"とはいきませんが、
困っていたことをほとんど解決してくれる制度であることは確かです。
簡単に手続きできるよう、各自治体でマニュアルも整いつつあります。
まずは市区町村の介護窓口へ相談してみてくださいね。



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