スーパー秋葉原

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キャスター付きキャリーバッグ


バックパックにもなる、キャスター付きキャリーバック

キャスター付きのキャリーバッグは、言うまでもなく持ち運びが楽ですし、短期出張や旅行などで活躍してくれます。

しかし、石畳や砂利道など路面が良くないところでは、キャスターを転がしにくいという欠点があります。また、急いでいる時に小走りするような状況も、バッグが不安定になるため苦手です。こういうときは結局、手で抱え運ぶことになるでしょう。

こんな時は、背負って運べるバックパックの方が楽なのですが、状況に合わせて両方の使い方に対応できるバッグがあります。

『Glider』は、内蔵してあるショルダーストラップを取り出すことでバックパックに変形でき、さらに衣類棚としても使える多機能バッグなのです。

飛行機への機内持ち込みはギリギリアウトになるサイズですので、ハードケースじゃないと困るという場合には向いていません。

容量は45リットルありますので、短期の旅行なら問題なく対応可能ですし、キャスターの車輪が大きめで多少の段差ならストレスなく引き上げられるようになっています。つまり、基本的な性能が高く、ユニークなだけの製品ではないということ。

定価は359米ドル(約4万円)ですが、現在セール中で289米ドル(約3万2000円)になっていますので、気になる方は早めにチェックしておきましょう。




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日記

ライオンがカメラを奪いました


ライオンが奪ったカメラに写っていたのは

母親に運ばれる子ライオンはきっとこんな気分?

ライオンにくわえられたら、見えるのはきっとこんな光景

ネコと同じように、ライオンの母親も子どもをくわえて運ぶことがある。そんな子ライオンの気分を味わえる動画が公開された。「よだれでベタベタだよ」と泣き言のひとつも言いたくなるかもしれない。

動画に映っている2頭の雌ライオンは、ともに推定4〜6歳。少なくとも1度は子どもを産んでいるだろう。実際、最初のライオンは乳が出ているように見えることから、この群れには1、2頭の子ライオンがいて、このGoProカメラと同じように唾液まみれにされているにちがいない。

ガイドで野生生物写真家のクリストフ・シェーマン氏がこの動画を撮影したのは2014年、南アフリカ共和国のクルーガー国立公園でサファリを先導しているときだった。ライオンたちの通り道とおぼしき場所のわきにカメラを備え付け、離れて観察していると、この雌ライオンが方向転換してカメラに近づいてきた。

「怪しいものがあったので拾い上げて、もっとよく調べられる場所に運んでいるだけでしょう」と、長年アフリカでライオンの研究をしている生物学者クレイグ・パッカー氏がメールで解釈してくれた。

「本当はカメラをくわえてほしくはないのですが」というのがシェーマン氏の正直な気持ちだ。「主な目的はライオンたちの自然な行動を間近で記録することであって、行動を変えさせたくはないですから」

「虫歯」も見えた

とはいえ、ネコにだって好奇心がある。

この動画は、なかなかお目にかかれない至近距離からのプライベートな姿を見せてくれたほか、保全学者ルーク・ダラー氏はライオンを健康診断するチャンスも得られた。

「最初の雌ライオンは健康そうな歯をしています。これはよい兆候です」とダラー氏。しかし、もう1頭は、1本の歯に穴が開いているように見える。「これが管理下のライオンなら、獣医はこの犬歯を調べ、感染や化膿のおそれがあるなら抜歯を検討するでしょう」

ライオンの管理は、南アフリカでは複雑な問題だ。一定の規制はあるものの、飼育下および野生のライオンの狩猟が合法的に行われている。

シェーマン氏が働くロッジで提供しているのはライセンスを持ったガイドによる観光トレッキングだけだが、この国には100を超す動物牧場があり、「トロフィーハンター」(食べるためではなく趣味として狩猟をする人たち)が1人数万ドルで飼育下のライオンをハンティングできる。

シェーマン氏にとって価値があるのは、そんなことではない。サファリでは「人に何かを教えることができます」と言う。「この動物を生まれて初めて見て、本当に涙を流す人に立ち会うこともあるのです」




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日記

ダニの季節


ダニはこれから増えてくる! 

カーペットから駆除するには?

人が住む家には必ず生息していると言われるダニ。高温多湿を好むダニは、気温・湿度ともに上昇する春から夏にかけて、絶好の繁殖シーズンを迎えます。家にカーペットを敷いているという人は要注意! 毛足が長いカーペットは、湿気やゴミが溜まりやすいため、格好の繁殖スポットになります。今回は、普段の掃除にプラスして、簡単にできる効果的なダニ対策を紹介します!

そもそもダニってどんな虫?

ダニは非常に多様性に富んだ生物で、世界中に数万もの種類が生息していますが、家の中に発生するダニは主に4種類です。このうち全体の7割を占めるのがチリダニで、続いてイエダニ・ツメダニ・コナダニの順に多く生息しています。 ダニの大きさは、小さいもので0.3mm、大きいものでも1mmしかありません。ダニのほとんどは半透明〜乳白色、もしくは黄色〜薄いベージュ色をしているため、大きいものでもパッと見て肉眼で確認するのは難しいでしょう。

ダニの中には、吸血をせず人に害を及ぼさない種類もいますが、ダニは人を刺すほか、その死骸や抜け殻、糞もアレルギー疾患を引き起こす原因となるため、充分に注意が必要です。また、チリダニが増えると、それをエサとするツメダニも増えてしまうので要注意です。

駆除できるの?

ダニは人の垢やフケ、汗などをエサに成長するため、人がいる限りはその数を0にすることはできません。しかも、ダニはわずか1gの人のフケで300匹が育つほどの強い繁殖力と、酸素が少ない場所や、洗剤の中でも数時間生き続けられる、驚異の生命力を持っています。

カーペットや布団など保温・保湿力のある場所を好んで、数千〜数万の数で生息しますが、1平方メートルあたり100匹ほどに数を減らせば、刺されたりアレルギーになったりする可能性を抑えることができます。

どうして夏に繁殖するの?

ダニが好む環境は、気温20〜30℃、湿度60〜80%の環境です。特に、25〜28℃で湿度が70〜80%になると、繁殖がさらに活発になります。夏場は、気温25〜28℃、湿度60%が適温・適湿だと言われていますが、この環境がまさにダニの繁殖条件なのです。

特に、カーペットの上は素足で歩いたり、寝転がったりすることが多いですよね。人の体温で表面の温度が上がり、垢や汗が繊維につき湿気も溜まりやすくなります。温度と湿度、栄養分の3つがそろうと繁殖してしまうため、夏場は特に定期的な掃除が必要なのです。

カーペットのダニを死滅させる方法

カーペットの掃除アイテムと言えば、掃除機や粘着シートですね。しかし、生きているダニは鋭い爪をカーペットの繊維に絡ませてしがみつくため、掃除機や粘着シートを使っても、多くのダニが残ってしまいます。一番良い方法は、ダニを死滅させたあとに、その死骸を抜け殻や糞と一緒に掃除機で吸い取ることです。

ダニの弱点は、50℃以上の高温と、湿度55%以下の乾燥です。50℃の場合は20〜30分ほどで、60℃以上では一瞬で死滅してしまいます。また、カーペットの一部分を温めても、熱くない場所へとダニが移動してしまっては意味がありません。60℃以上の高温で、一瞬で死滅させるのが一番効果的です。

そこで便利なアイテムがスチームアイロン。温度を「高」に設定すれば、噴射されるスチームの温度は100℃にもなります。カーペットが焦げたり変質したりしてしまうのを防ぐため、清潔なタオルを水に濡らして固く絞り、カーペットに広げた上からアイロンをかけましょう。ささっと終わらせずに、じっくり熱を浸透させるように少しずつ動かすのがポイントです。

効果的な掃除機のかけ方

アイロンがけが終わっても安心してはいけません。ダニを死滅させたあとは、カーペットの毛足の奥に残った、大量の死骸や糞を取り除く必要があります。これが残ったままになると、カーペットの上で動くたびに、ホコリと一緒に舞い上がった死骸を吸い込むことになり、アレルギー性鼻炎や喘息などの疾患を発症してしまう可能性が高くなります。

掃除機を使って、丁寧に死骸を吸い取りましょう。毛の流れに逆らうように、引きながら掃除機をかけていきます。フローリングのように押して引いてと往復させずに、時間をかけてゆっくりと引きながらかけると効果的です。一方向だけでなく、上から下、下から上、左から右、右から左と、全方向からかけるとさらに効果的です。

理想的な掃除の頻度

ダニの寿命は2〜3カ月ですが、1匹につき1日1個の卵を産むため、少なくとも週に一度はアイロンがけと掃除機がけをするのがおすすめです。ダニはカーペットだけでなく、家のあらゆるところに生息しているため、カーペットだけを完璧に掃除しても、根絶させることはできません。

ある程度数を減らすことができれば、刺されたりアレルギーを発症したりする可能性も低くなるため、あまり神経質になり過ぎずに、できる範囲で定期的に掃除するように心掛けましょう。




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日記

カメラ事業撤退?

リコー、「個人向けカメラ撤退を検討」報道を否定 「事実ではない」
リコーは4月12日、同社が個人向けカメラ事業からの撤退を検討していると伝えた同日付の一部報道について「事実ではない」と反論した。「デジタルカメラ事業は製品ラインアップを絞り込み、高付加価値製品を追求していくが、個人向けからの撤退は考えていない。個人向けの高付加価値モデルは今後も伸ばしていく計画だ」(リコー広報室)としている。
12日付けの日本経済新聞朝刊が、「リコーはカメラ事業を縮小する。価格競争の激しい個人向けカメラ事業は撤退を含めて検討し、車載向けなど業務用に集中する」などと伝えた。同社は11日、デジカメ事業について「想定されていた収益が見込めなくなった」とし、約100億円の減損損失を計上すると発表していた。
同社広報室は12日、ITmedia NEWSの取材に対し、「当社の個人向けデジカメのラインアップは、『GR』など高級モデルや全天球カメラ『THETA』、防水アクションカメラなど特徴を生かした製品が中心で、(価格競争が激しくスマートフォンと競合する)一般的なコンパクトデジカメはほとんどない。デジカメ事業では11日に減損の計上を発表しており、商品ラインアップの絞り込みや高付加価値製品の追求は行うが、個人向けからの撤退は考えていない。個人向けの高付加価値モデルは今後も伸ばしていく計画だ」とコメントした。



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日記

英会話学習機


販売・飲食業や宿泊・交通業に向けたデジタル英会話学習機

「JY-L04」は、販売・飲食業種向けのデジタル英会話学習機。「英語応対能力検定」の公認学習機となっている。接客英会話を学べるコンテンツを多数収録しており、訪日外国人と接する機会の多いサービス業の人に適している。

英語応対能力検定の「販売試験」、「飲食試験」、「一般試験」に対応した公認教材を収録。公認教材の英文は、とにかくひとこと / これが目標 / 自信がついたら、という3段階に分けられており、1日あたり5分〜15分程度の学習を約40日間継続することで、目指したいレベルに到達できるよう構成されている。

公認教材のほかにも、デイビッド・セイン氏の「デイリースピーキング【接客英会話】」や、とっさには思い付きづらい会話ならではの表現を学べる「キクタン英会話【おもてなし編】」なども収録する。覚えたい表現については最大1,000件まで登録可能(公認教材は最大500件)。

本体に2.2型のバックライト付きモノクロ液晶(168×64ドット)を装備し、電源には単4形乾電池×1本を使用。電池寿命は約10時間(バックライト非点灯時)。ヘッドホン端子を1基備え、本体サイズはW68.5×D68×H16.1mm(キー部を除く)、重量は約75g(電池込み)。

「JY-L05」は、宿泊・交通業種向けのモデル。「宿泊試験」、「鉄道試験」、「タクシー試験」、「一般試験」に対応した公認教材を収録する。教材以外の仕様や機能はほぼ共通。




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日記

世捨て人


27年一度も人と接触せず、ある森の「隠者」の真相

謎の窃盗犯はなぜ世を捨てたのか、そこに教訓はあるのか、米メイン州

米メイン州オーガスタのケネベック郡上位裁判所に連行されるクリストファー・ナイト。彼は森の中にひとりで暮らし、所有者が不在の別荘で盗みを繰り返していた。

1986年、20歳のクリストファー・ナイトは、米マサチューセッツ州の自宅から車でメイン州へ向かい、そのまま森の中へと姿を消した。彼は深い森の奥にテントを張って暮らし、近隣の別荘から盗んだものを食べて生き延びた。

30年近く、他人と会話をすることはなかったが、最後は障害者用のサマーキャンプ場に盗みに入ったところを逮捕された。

人は何をきっかけに世捨て人となるのだろうか。ナイトはただ単に、孤独を好む反社会的な人間だったのだろうか。それとも彼の行動のどこかに、我々が学ぶべき教訓があるのだろうか。

この事件の真相に迫り『The Stranger in the Woods: The Extraordinary Story of the Last True Hermit(森の中の不審者:最後の真の隠者に関する驚くべき物語)』を上梓したマイケル・フィンケル氏に話を聞いた。

――クリストファー・ナイトは、1000回以上盗みを働き、被害に遭った人々の心の平穏を奪いました。あなたはなぜ、この極めて反社会的な人物についての本を書こうと思ったのでしょうか。

窃盗に関する話も興味深いのですが、私が強く惹き付けられたのは他の側面です。彼は27年間、メイン州の森にたったひとりで暮らし、冬でもたき火をすることさえありませんでした。その間、誰とも話していませんし、メールなど、外の世界とのやり取りも一切していません。

一方で、彼は食料、電池、懐中電灯だけでなく、大量の本を盗んでいます。他の人類との接触を完璧に断った人物に、なぜ社会を捨てたのか、我々についてどう思っているのかを尋ねてみたいと私は思いました。人類は何千年も前から、隠者と呼ばれる人たちに人生の意味を問うてきました。私はその原始的な好奇心に抗えなかったのです。

――ナイトの経歴について教えて下さい。彼はなぜ社会から離れることにしたのでしょうか。

ナイトはメイン州中部で、周りとは関わりを持たない、非常に特殊な家庭で育ちました。兄が4人、妹が1人いました。ナイト家の子供たちはたいそう頭がよかったようです。低中産階級で、あまり裕福ではありませんでしたが、夜にはシェークスピアや詩を読むような家庭でした。自動車や配管の修繕も自分たちでこなしました。一家で作った温室の下には、水の入った1ガロン容器を大量に埋めていました。水が日中に熱を集め、夜に放出することを知っていたのです。おかげで寒さが厳しい冬の間も、電気代を1セントも払わずに野菜を育てることができたそうです。

ナイトは子供の頃から非常に内気で、人とのやりとりは恐ろしいほど複雑なものだと感じていました。そして20歳のときに車でメイン州北部に向かうと、車内にキーを置いたまま、歩いて森に入ったのです。家族は警察を呼ぶこともせず、行方不明届けも出しませんでした。私は地元の警察に、家族が捜索願を出さなかったことを不思議に思わなかったのかと尋ねました。警察はこう答えました。「思いませんでした。あの一家はほとんど人付き合いをしませんでしたから。息子がいなくなったら、それはそれで仕方ないという気持ちだったのでしょう」。家族が息子のことを心配したのは間違いないと思います。しかし警察には知らせなかった。それはあの家族の流儀に合わないことだったのです。

――あなたは本の中で「歴史上の隠者は全員3つのタイプに分けられる。抗議者、殉教者、追求者だ」と書かれていますが、これについて詳しく教えてください。ナイトはどのタイプに属するのでしょうか。

孤独に暮らすことを求める隠者は、歴史上、常に存在しました。彼らは隠遁者、世捨て人、シャーマンなど、さまざまな名称で呼ばれます。社会を去る理由として最も多いのは宗教的なものです。キリスト、ムハンマド、ブッダもこれに含まれます。ナイトは、自分には信仰心はなかったと言っています。聖書は子供の頃に読んでいますが、その後もう一度読みたいとは思わなかったそうです。

「抗議者」とは、世界のありように対して怒りを感じている人々であり、彼らについては古代中国から現在に至るまで、さまざまな記録があります。彼らは社会を去ることによって、戦争、消費者主義、貧困などに抗議の意を示します。ナイトは世界に対して何らかの意見を持っていたわけではなく、彼の失踪はそうしたこととは無関係でした。

「追求者」は現代に最も多いタイプの隠者で、芸術的、科学的、個人的理由から社会を去る人たちのことです。このタイプにはたとえば、自らの内なる世界を旅するために森へ入った作家のヘンリー・デビッド・ソローがいます。アインシュタイン、ミケランジェロ、アイザック・ニュートンも隠者を自称し、芸術的、知的世界における飛躍的な進歩を社会に持ち帰りました。

ナイトは、この追求者タイプにも当てはまりません。彼は文章を書くことも、写真を撮ることもしませんでした。泥棒ではありましたが、彼の孤立状態は、人類史上の誰が経験したものよりも揺るぎなく、完全なものでした。ナイトはソローのことを「道楽者」だと評しています。ソローがウォールデン湖畔の丸太小屋で暮らしたのはわずか2年であり、しかも洗濯は母親がやっていました。ナイトに言わせれば、ソローはわざわざ外界へ出ていって本を書き、「どうだ、俺はすごいだろう」と自慢した、ただの目立ちたがり屋でした。

――ナイトが暮らしていた場所と、なぜ27年間、誰にも見つからずに生き延びられたのか教えてください。

ナイトは誰もいない森の奥に住んでいたわけではありません。彼はしばらく放浪して住むのに適当な場所を見つけ、そこで25年間暮らしました。そこは私有地の中で、一帯には数百棟の別荘が点在します。あたりには小さな町もいくつかあり、未舗装の道路が何本も通っています。言うなれば、彼は社会の真ん中にいたのです。25年もの間、誰ひとりとして彼の野営地にやってこなかったのはなぜだろうと、私は不思議に思いました。

そこで私は森に入り、彼の野営地へと足を運びました。うっそうとした森で、木が密生していて、容易に方向感覚を失いそうな場所です。道はなく、大きな岩が行く手を塞いでおり、シカでさえ歩くのに苦労するでしょう。ナイトはそういう森の中を、夜中に、物音ひとつ立てずに歩くことができたのです。

彼のサバイバル術には非常に感銘を受けました。メイン州中部は、想像を絶するほど寒さが厳しいところです。しかし彼は冬の間、毎日必ず午前2時30分に起床していたそうです。そしてすみかの周辺を歩き、その間に小型のキャンプ用コンロで雪を解かして飲み水を作りました。彼は冬の間は毎晩この習慣を続け、足の指どころか、爪ひとつさえ凍傷で失うことはありませんでした。

森の中の彼の野営地は、まるで魔法を使って作ったかのようでした。周囲をストーンヘンジのような大岩に隠され、地面は完璧に平らでした。

――彼は最終的に、どのように逮捕されたのでしょうか。

ナイトは、周辺の町の人々にとって伝説の存在となっていました。27年にわたって誰かが別荘から物を盗み続けているというのに、その犯人が男なのか女なのか、愉快犯なのか殺人者なのか、誰にもわからなかったからです。人々はこの謎の窃盗犯のことを「北の池の隠者(North Pond Hermit)」と呼ぶようになりました。最後はテリー・ヒューズという猟区監督官が、この騒ぎに決着を付けようと決意し、監視カメラを仕掛けて隠者を捕らえることに成功しました。

しかし、事実は小説より奇なり。そこで明らかになったのは、30年近くも森の中にたったひとりで暮らしていた男が、1000件もの窃盗を自白した一方で、武器を持ったことも、人を傷つけたことも一度もないということでした。彼をどう扱うべきなのか、誰もが戸惑いました。

逮捕された後、ナイトはヒューズ監督官を野営地まで案内しました。森の中を歩いているとき、監督官は目の前の男が森の中を進んでいく様子に思わず目を見張りました。まるでネコのように静かに、素早く、優雅に、そして器用に移動していたと言います。

ナイトはガラスを割ったり、ドアを破ったりといったことは一切せず、巧みに錠を開けて、本、懐中電灯、食料、時には衣服などを盗みました。しかし別荘を出ていくときには、ドアのかけ金を忘れずにかけておきました。

――ナイトが繰り返し盗みに入った夏用コテージの所有者のひとりは、彼に大切な場所を台無しにされたと訴えています。ナイトはこの件で有罪判決を受けていますね。

私はナイトに対して同情的な気持ちを抱いています。しかし忘れてはならないのは、彼が盗んだのがハンバーガーや懐中電灯といったモノだけではないということです。彼は人々から、心の平穏や安心感といった、値段の付けられないものを奪いました。彼は高潔なヒーローではありません。それでも私は、隠者に付随するロマンチックな概念と、連続窃盗犯との間にある謎の部分が、この話に深みと複雑さを与えていると感じています。

ナイトに対する人々の反応はさまざまです。別荘に盗みに入られた人々の中には、ナイトは残りの人生を刑務所で過ごし、自分たちが味わった苦しみに対する罰を受けるべきだと考える人もいました。また別の被害者は、結局のところナイトは、ときどき家に入ってくるハエみたいなものだったと言っていました。私は徐々にこう思うようになりました。誰かがナイトに対して抱く印象からは、ナイトの一面が見えてくるけれど、同時にそれは、その人自身の一面も表しているのだ、と。

――彼がなぜ社会を離れたのか、その理由は理解できましたか。この物語からあなたは何を学んだのでしょうか。

我々は人生に何を求めているのでしょう。充足感、自由、それとも幸福の追求でしょうか。ナイトはおそらく単純に、しかも心の底から、他人と一緒にいることが嫌で、森の中なら充足感を得られると考えたのでしょう。そうした暮らしをいつまで続けられるかはわからなかったとしても、彼はそこで探していたものを見つけたのです。冬の寒さは厳しくとも、彼は満たされた気持ちになり、喜びを感じていました。

ナイトが社会を離れたのは、この世界に居場所がなかったからです。ナイトは非常に聡明でありながら、社会に適応できなかった人物です。彼に少しの土地と食料を与えて、静かに暮らせるようにしてあげることはできないだろうかと言う人もいます。

私はときどき、例えば車を運転していて、後部座席では3人の子供が喧嘩をし、約束の時間には遅れそうで、渋滞は動かず、ラジオが嫌なニュースをがなりたてているようなときに、こんな強烈な思いにかられます。おかしいのはナイトではなく、私たちの方なのではないかと。なぜナイトが社会を離れたのかではなく、なぜ我々はそうしないのかと問うべきなのかもしれません。




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日記

一台三役


空気清浄機能を搭載するDCリビング扇風機

ヤマダ電機は4月11日、オリジナル家電「HERB Relax」シリーズの新製品として、一台三役となる空気清浄機能付きDCリビング扇風機「YFD-RK810D」を発表した。既に同社店頭で、3月中旬から順次販売を開始しており、価格は同社通販サイトで34,800円(税別)となっている。

YFD-RK810Dは、空気清浄機、扇風機、サーキュレーター機能を備え、首の扇部分に取り付ける前ガードやユニットによって使い分ける仕組みだ。羽根枚数は7枚で羽根径は30cm、5段階風量切り替えに対応。約7,000〜10,000,000個のマイナスイオンを放出する「イオナイザー」を搭載している。

首振りは左右だけでなく、上下にも動く3D回転に対応。風向位置のロックやオートリターン、ランダム3D首振りも可能だ。ただし、空気清浄機として使用する場合は30分後に自動で3D回転を止めて正面を向く。

空気清浄機として利用する場合はユニットを取り付ける。適用床面積は〜13畳(〜22平方メートル)で、高性能HEPAフィルターやにおいセンサーを搭載。同梱の空気清浄フィルター「FS-K810D」は、4層一体型となっており、A層のプレフィルターが大きな粒子やタバコのヤニ等に効果があり、B層が抗花粉・ダニ・抗菌・防カビフィルター、C層が0.3μmの粒子を99.97%以上、0.1〜2.5μmのPM2.5サイズの粒子を99%捕集する高性能HEPAフィルター、D層が脱臭フィルターだ。フィルターのお手入れは2週間に1回程度、掃除機で吸い取ればよく、使用期間の目安は約2年。なお、水洗いは不可となっている。

本体サイズは、リビング扇風機およびサーキュレーターとしての利用時がW355×D355×H815mm、空気清浄機としての利用時がW382×D355×H845mm。重量はリビング扇風機としての利用時が約6.0kg、サーキュレーターとしての利用時が約5.8kg、空気清浄機としての利用時が約7.5kgとなる。電源コード長は約1.7m。

リビング扇風機としては風速134m/分、風量43m3/分、サーキュレーターとしては風速148m/分、風量47m3/分。空気清浄機として利用する場合は、「急速風」で2.7m3/分、「強」で2.5m3/分、「中」で1.6m3/分、「弱」で1.0m3/分、「微風」で0.4m3/分となる。首振り角度は正面位置検知時で上下約95°、運転時で上下約90°、左右が約45°、75°、120°。

前ガード2枚と空気清掃フィルターセットのほか、リモコン、リモコンホルダー、リモコン用のリチウム電池などが付属する。




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重大発表


14日深夜NASAが重大発表・緊急記者会見へ! 

「エウロパの海」で地球外生命体を発見か? 

未知との遭遇に大幅前進確実!

今月11日、「NASA(アメリカ航空宇宙局)」が公式ウェブサイト上で、驚愕のアナウンスメントを行っていたことが明らかになった。なんと、東部夏時間13日の午後2時(日本時間14日午前3時)から、「太陽系の海洋世界」に関する重大発表を行うというのだ!

気になる発表内容は?

会見発表はNASA本部の「ジェームズ・ウェッブ講堂」で行われ、その模様はオンラインでも放送されるというが、具体的な発表内容は未だ明らかにされていない。「太陽系の海洋世界」とは一体何を意味しているのだろうか?

英紙「Daily Mail」をはじめとした海外メディアは、同アナウンスメントに2020年に発射が予定されている探査機「エウロパ・クリッパー」や、地球外生命体の探索に関係しているとの一文があることから、木星の衛星「エウロパ」に存在するとされる「海」に関係した重大発表ではないかと考えているようだ。

「エウロパ (Jupiter II Europa)」 は、木星の中で内側から6番目の軌道を回る第2衛星であり、「地球外生命が存在する可能性が高い」としてNASAをはじめ世界中の宇宙開発機関が最注目してきた惑星の1つだ。

というのも、エウロパの表面を覆う氷の下には地球の海よりも多くの液体の水分が存在すると言われており、地球の海洋深部にあるような熱水噴出孔も存在すると考えられているからである。

昨年9月27日には、NASAがエウロパに関する重大発表を行い、ハッブル望遠鏡がエウロパの氷の下から水蒸気が噴出していることを捉えたと発表していた。

そして今回の発表であるが、すでにエウロパに水分があることはこれまでの研究で明らかになっていることから、今度こそ「地球外生命体」が発見されたのではないかとの憶測が飛び交っている。「Daily Mail」も、「生命の直接の証拠とはいわないまでも、専門家らは生命発見に繋がる大きな一歩だろうと語っている」と報じ、生命発見に大きな期待を寄せているようだ。また、米サウスウェスト研究所のローレンツ・ロス氏によると、先述した水蒸気の噴出も生命探査をするうえで非常に重要なファクターであるという。

エウロパの水蒸気噴出が地下の海洋と繋がっているとすれば、表面の分厚い氷を掘削して成分を採取せずとも、生命が存在する可能性が高いといわれる内部の海洋を調査することが可能になります。これは実にエキサイティングなことです」(ロス氏)

そのため、米ワシントン大学の天文学者ビル・マッキノン教授も、米メディア「Business Insider」に、今回の発表はエウロパの水蒸気噴出に何らかの形で関係するだろうと語っているとのことだ。

トカナでもお伝えしたように、トランプ大統領の誕生により、NASAの宇宙開発計画は大きな方向転換を迫られている。オバマ政権時代に掲げられたメインの宇宙政策は、有人火星探査計画とそれに続く火星移住計画であったが、トランプ大統領はこれまでの計画を保留にし、宇宙探査に舵を切るべきだと主張しているうえ、かねてから「エウロパの宇宙人と会いたい」と切望しているとのウワサも流れていた。

具体的には2つのプランに着手すべきであるという。まずは地球外生命体を探すことが第一で、そのためには現在人類が探査可能な範囲内で最も生命体が存在する確率が高いといわれている木星の第二衛星・エウロパの探査に重点を置くべきであるということだ。そして地球外生命体の捜索の延長線上にはエイリアンの発見とエイリアン技術の享受が期待されているのである。

そう考えると、今回の発表も地球外生命体と関係しているという期待がますます高まってくるだろう。しかも、先日発見された赤色矮星「トラピスト1」はほぼ木星と同じサイズであり、7つの衛星はエウロパと同じほどの距離にあるため、エウロパに生命がいることがわかれば、トラピスト1の系外惑星にも生命がいる可能性が大きく高まるといわれている。つまり今回の発表の結果によって、太陽系外生命体の存在も明らかになるかもしれないのだ。

NASAの発表は日本時間で深夜になるが、夜更かししてでもリアルタイムで見る価値はあるかもしれない。世界中が腰を抜かすような衝撃の事実が飛び出してくることに期待しよう。




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あ〜こわっ!




高所恐怖症激注意!

地上152mにあるガラス底のプールがマジ怖ぇえええ!

米テキサス州ヒューストンに、高所恐怖症の人は間違っても行ってはいけないプールが誕生した。スリル満点どころか、スリルが突き抜けている。

想像しただけでめまい立ちくらみ動悸息切れが一度に襲ってきそうなんだけど・・・高所大好物の人にとってはある意味ヘブンなのかもしれない。

【地上152mに誕生したガラス底のプール】

昨年11月に登場した、42階建ての超高級マンション「マーケット・スクエア・タワー」。このマンションの最上階に設置されているのが、なんともスパイシーな「スカイプール」である。

何がスゴイって、まず地上約152mにある。そして、約3mほどが空中に突き出していて、オマケに底がガラスになっている。つまり、足下を見ると・・・見える。約152m下にある、人間たちの世界が見える。

【空中散歩なのか恐怖の罰ゲームなのか】

ガラス底の厚さは約20cm、頑丈なプレキシガラス(アクリル樹脂)でできているとはいうが、それでも怖いもんは怖いし割れたらどうするんだってばよ。

罰ゲームだったとしても歩きたくないし、それより普通に泳ぎたい。

まあ、「まるで空中を歩いているようでロマンチック」だとか、「見ろ! 人がゴミのようだ!」だとかいえるなら、このプールを満喫できるに違いない。

【超高級マンションの住人だけの特権】

もし、何かの間違いで、「スカイプール」に連れて行かれたらどうしよう。

そんな不安を覚えるかもしれないが、安心してください、入れませんよ。

そ、このプールに入れるのは「マーケット・スクエア・タワー」の住人のみ。部屋の広さに応じて、1カ月の家賃約20万円〜約208万円を支払えるみなさんのための施設なのである。

同マンションには、高いところが苦手な住人のために、4階にもプールが設置されているらしい。空中を歩いてみたい気もするけど、それなら4階のプールに行くな、うん。




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日記

乗客引きずり出し

米航空、改めて謝罪=乗客引きずり出し
米ユナイテッド航空のムニョス最高経営責任者(CEO)は11日声明を出し、シカゴの空港で離陸前の機内から乗客を引きずり降ろしたことについて「われわれに全責任がある」と改めて謝罪した。社員向け連絡でこの乗客を非難するような表現を使ったことで、同航空への批判が一段と強まり、株価も下落。火消しに追われている。
米メディアによると、ムニョス氏は10日の社内連絡で、別の便への変更要請を拒否したこの乗客が「次第に破壊的、好戦的になった」と状況を説明した。座席が不足した原因は、オーバーブッキング(過剰予約)ではなく、翌日の勤務先に移動する乗員4人の席を確保するためだったことも判明。11日の同航空の株価は一時4%下げた。
同航空では9日夕、シカゴ発ルイビル行きの便が定員オーバーとなり、男性が強引に連れ出された。複数の乗客がこの時の様子を撮影した動画をインターネット交流サイト(SNS)に投稿し、世界中で視聴された。 






中国人怒る!
ユナイテッド機の引きずり出し事件に中国人激怒、の深い理由
<ユナイテッド航空機の席から腕づくで引きずり出された乗客は中国系だったことから、「人種差別!」と中国ネットが大炎上。しかしこの騒ぎの底流には、中国人の黒人差別もある>
4月10日、ユナイテッド航空機に搭乗していたデイビッド・ダオが、シカゴ警察の警官に無理やり席から引きずり出された。その動画が投稿されると、アメリカのインターネットは大騒ぎになった。
それも当然だ。その動画には、人の心に明確に訴えるものがあるからだ。とはいえ、これが中国ではるかに大きな話題になるとは誰も想像できなかったに違いない。動画は数時間のうちに、2大ソーシャルメディアサービス「微博(ウェイボー)」と「微信(ウィーチャット)」を駆けめぐった。動画の視聴回数は3億3000万回を超え(アメリカの国内線を利用したことのある中国人の何倍にものぼる)、怒りのコメントも数十万件に達した。
【参考記事】オーバーブッキングのユナイテッド航空機、乗客引きずり出しの一部始終
彼らはなぜこれほど熱くなっているのだろうか? 明らかなきっかけは人種だ。ダオさんはケンタッキーに住む中国・ベトナム系の医師で、「私が選ばれたのは中国人だからだ」と叫んだと報じられている。中国の一般市民は、国外で中国人に起きる災難は、すべて人種差別が原因だと考えがちであり、そうした人たちからすれば、この動画は、たきつけに火を投じるようなものだった。
アジア人に対する差別が原因
数週間前にはフランス警察が中国人男性を射殺した事件があったため、オンラインの雰囲気はすでに興奮状態になっていた。
今回の事件でも、アジア人に対する人種差別が原因だとする声が大勢を占めている。
その見方は、どちらの事件に関しても、正しいのかもしれない。ユナイテッド航空のケースでは、降ろされた4人の乗客はランダムに選ばれたとされている。だが、ユナイテッド航空については、これまでにもアジア系の乗客が差別的な扱いを受けたという訴えがある。ダオさんが白人であれば、年配の医師というその立場はもっと重く受け止められ、暴力へのエスカレートは避けられたかもしれない。
だが、そうした人種差別を非難する声の一部には、あまり快くない言外の意味が隠されている。アメリカに住む中国移民のコミュニティーの一部では、問題を白人中心の権力構造のせいにするのではなく、黒人が優遇されているせいだと非難する傾向がある。そうした傾向は、中国本国の国民にも広く浸透している(アメリカに生まれ育った中国系アメリカ人は概して、アメリカの黒人問題の根深さをもっとよく認識している)。
【参考記事】中国「黒人差別」の背景に約50年間のアフリカ蜜月あり
【参考記事】「黒人印」歯磨きが売れる中国の差別度
アメリカで暮らす年配の中国人のあいだには、アファーマティブアクション(白人に対して黒人などのマイノリティーを優遇する差別是正措置)によって、自分たちの子どもが大学に入学できないという強い憤りがある。そうした憤りには、アフリカ人やアフリカ系アメリカ人に対する軽蔑も混ざっている。
彼らは文化的に遅れていて、貧困もみずから招いたものだとする見方があるのだ。この世界観からすると、間違っているのは人種差別ではない。差別の階層のなかで、中国人を少なくとも白人と同等と認めるべきだ、と言っているわけだ。
こうした考え方は、19世紀後半の中国(清時代末期)の改革家でユートピア哲学者の康有為にさかのぼる。康は「白色人種と黄色人種」が手を組み、黒や茶色の人種を圧倒して根絶するべきだと呼びかけた。
そうした考え方は、ユナイテッド航空のケースでは、「黒人だったら、絶対にあんなことはされなかったはず!」という中国ソーシャルメディアの典型的なコメントに見てとれる。
その理屈はこうだ――アメリカ人は人種問題に敏感だが、それは黒人に対してだけであり、中国人に対してではない。したがってアメリカの警察は、無実の黒人を叩きのめすような無謀なことはしないはずであり、標的になるのは無力な中国人だけだ、と。
(この理屈には当然、疑問が生じるだろう。実際には白人警官が黒人を殺害する事件が多いからだ。だがそれは彼らには「自業自得」に見えるらしい)。
親米と反米の闘争
もっとも今回の動画が圧倒的な広がりを見せた理由は人種問題だけではない。ここ10年ほどで、中国のインターネットは親米と反米の「内戦」に悩まされている。そして徹底的な検閲の結果、反米が力を増している。親米派に言わせれば、アメリカはあらゆる善きものの祖国だ。自由も、きれいな空気も、社会福祉も、ポルノを見る自由もある。
反米側に言わせれば、アメリカは偽善的で、人種対立と政争に引き裂かれ、犯罪が多発し、そして何よりも、物の値段があまりにも高い国だ。
どちらのケースでも、しばしば真の論点は、中国とアメリカのシステムを比べた場合にどちらが優っているかにある。そうしたコメントを数千件も読むと、たとえばベルギーなどの、米中どちらでもない国の美徳を褒め称えたくなるのが常だ。
かくしてくだんの動画はイデオロギー的なパワーを帯びることになった。恣意的な暴力の行使は、中国では珍しいことではない。とりわけ農村部や貧困層のあいだでは顕著だ。ただし、警察そのものが主たる扇動者になるケースはめったにない。むしろ、日常的な暴行の矛先を決めるのは、「城管」と呼ばれる、街路での取り締まりを任務とする都市管理部隊だ。彼らの仕事は恒常的に、小規模な店舗や露天商との諍いをひき起こす。
城管のほかに、民間警備員の「保安」も、暴行の一翼を担っている。気の毒な行商人にひどい仕打ちをする制服姿の乱暴者を映した動画は、たびたびネット上を騒がせている。そうした動画にはよく、「アメリカだったらこんなことは起こらない」というコメントが付く。
従って、ユナイテッド航空の動画は反米派にとって天からの贈り物だった。アメリカは決して民主主義や人権の国ではない。彼らにとってアメリカの偽善が暴かれることほど嬉しいことはない。
くだらない小競り合いに見えるかもしれない。だが中国共産党は真剣だ。
親米の考え方には、幅広い中国人を結束させ、党に反旗を翻させるだけの力がある。
だからユナイテッド航空の動画は、中国当局の望みそのもの。アメリカは偽善的で暴力的というだけでなく、敬意をもって中国人を扱わない。すぐに政府系の新聞の社説が同じことを書き立てるだろう。事件そのものは来週までには忘れられてしまうだろうが、敵意だけは残る。まさに当局の思うつぼだ。





ベトナムでも!
ベトナムで批判拡大、米ユナイテッド航空の乗客強制排除騒ぎで
米ユナイテッド航空でオーバーブッキング(過剰予約)の航空機内から乗客の男性医師が強制的に降ろされた問題で、この医師がベトナム生まれの米国人と判明したことを受け、ベトナムで批判の声が拡大している。
ユナイテッドはベトナムと米国を結ぶ直行便を運航していないが、ベトナムで最も利用されているソーシャルメディアであるフェイスブックには、「ユナイテッド航空には絶対に乗らない」、「ユナイテッド航空をボイコットしよう。これはやり過ぎだ」などとするコメントが相次いだ。
また、2003年に医師免許を失ったなどと男性の過去について報じた米メディアに対しても、不適切で人種差別的と反発が広まった。
当初、この乗客は中国人とみられると報道された際には冷淡なコメントをするベトナム人もいたことから、「彼(男性)がベトナム人とわかると、ほとんどの人が擁護する側に回った。ベトナム人であろうと中国人であろうと、私たちアジア人が差別されていることに変わりはない」との投稿もあった。
政府や国営メディアからのコメントは今のところない。


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