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高速電波バースト



遠い宇宙から飛んできた記録的な数の「高速電波バースト」が検出される。

その数は一気に2倍に!

オーストラリア州にある巨大な電波望遠鏡によって、ここ1年間で20という記録的な数の未知の天体現象「高速電波バースト」が検出された。

高速電波バーストは2007年以降その存在が確認されたが、この1年で一気に倍増した形となる。そのいくつかは、これまでで最も近くかつ最も明るいものだという。

未知の天体現象「高速電波バースト」

高速電波バーストとは、わずか数ミリ秒間のみランダムに発生する謎の電波で、数十億光年先から放たれていると考えられている。そのエネルギーは非常に強く、太陽が放つエネルギーの80年分に相当する。

現象が非常に短い間しか続かず、またランダムにしか発生しないために検出は難しい。初めて検出されたのは2001年のことだが、それが観測エラーではないと専門家の間で合意が得られたのは2007年になってようやくのことだ。

研究からは、高速電波バーストが宇宙のほぼ半分の距離を旅してやってくることが明らかになっている。しかし、電波の発生原因や発信源となっている銀河はまだ分かっていない。

原因については、中性子星のような巨大な天体から放たれたり天体の衝突によって発生したりしているとの説のほか、遠く離れた場所に住む未知の異星人が生じさせた人工的なものという少々とっぴな説まである。

研究者が特に注目するのは、高速電波バーストの波長の違いだ。

ここから電波がどれくらいの物質を飛び越えて地球にまで届いたのか推測することができるからだ。一般に、それはガスの雲を通過しつつ数十億年も旅をしてやってくる。

高速電波バーストの謎を解くことが宇宙の謎を解くカギに

今回の研究の主執筆者であるオーストラリア・スウィンバーン工科大学のライアン・シャノン氏によると、「こうしたデータを使って、銀河の間に広がる宇宙に存在するまだ見つかっていない物質を検出」することができるのだという。

シャノン氏の研究チームは現在、電波バーストの位置をピンポイントで特定しようとしている。その精度は1度の1000分の1という、「10メートル先から見た髪の毛の幅」に匹敵する精密さである。

なお今回、記録的な数を検出することができたのは、オーストラリア・スクエア・キロメートル・アレイ・パスファインダー(Australian Square Kilometre Array Pathfinder/ASKAP)に負うところが大きい。

この電波望遠鏡は、合計で36個のパラボラアンテナを装備しており、1ヶ所を集中的に観測することも、いくつかの方向に向けて観測することもできる。

8つのパラボラアンテナを使えば、同時に240平方度を見渡すことができる。これは満月の1000倍に匹敵する視野である。

その巨大なパラボラアンテナで数年に渡りいくつもの高速電波バーストを発見してきたことから、『指輪物語』に登場するすべてを見通す目を持つ冥王の名にちなみ、”サウロン”との愛称で呼ばれている。

この研究は『nature』に掲載された




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