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テールウォーク(2)


1980年代、バンドウイルカのビリーは、80年代に汚染された入り江から助け出され、イルカの水族館でしばらく過ごしてから野生に戻された。

写真はテールウォーク中のビリー(左)


野生のイルカの間でテールウォークが流行りだす

その後、ビリーは野生に戻されたが、自分でこの技を続けていたようだ。

群れの仲間の前でビリーがこのユニークなパフォーマンスを独自にやりはじめたところ、2011年までに、9頭の仲間たちが彼女の真似をしてテールウォークをやっているのが目撃された。

だが時間の経過とともに、テールウォークをやる頻度は減っていき、研究者によると2014年までには2頭しかやらなくなり、その頻度もまばらになったようだ。

テールウォークは群れの中での一時的な流行で、廃れていく運命だったようだと研究者は言う。

学習伝達能力が気象変動に対応しやすくなる可能性

だがこの出来事からわかったことは、気象変動に対処しなくてはならないイルカたちにとって、非常に意味のあることかもしれないという。

仲間がやっていることをすぐに真似ることができる能力は、自然淘汰よりも速く、新たな生き残り術に適応するのに役立つ可能性がある。

これから数十年の間に周辺環境が変化するにつれ、新しい食糧や新たな狩りの方法を開拓するといったことが、群れのメンバー間で急速に広まることを意味することになるかもしれない。

セントアンドリュース大学のイルカのスペシャリスト、ルーク・レンデル博士は、この研究は、イルカの群れでのこうした模倣の役割について「明らかな洞察」を提供してくれるという。

研究論文の共同執筆者フィリッパ・ブレイクスは、野生のイルカの集団の中で模倣が見られることは、種の保存のために重要な意味があるという。

「その集団内での行動伝達をよく理解することは、さまざまな生き物が環境の変化にいかに対応するかを予測する助けになります。集団の中である行為を学んで素早く広めていくのは、自然淘汰による世代間プロセスよりもずっと速く機能する可能性があります。これは、伝達される行動のタイプによって、有利か不利かの違いが出てくる場合があります」

この研究は、英国王立協会の専門誌『バイオロジー・レターズ』に発表された。




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