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田舎暮らし


移住・田舎暮らしにこんな落とし穴? 

専門メディアのスタッフがアドバイス

昨今は、都市部から地方への移住が珍しいことではなくなった。家賃も安ければ、物価も安い。貯金がなくとも自給自足で暮らしていけそうだ……。なんとも低コスト高パフォーマンスな生活様式に思えてならない田舎暮らし。しかし「教えて!goo」にある「田舎暮らしの方、お仕事は?」という質問には、移住者の方々から予期せぬストレスや負担についての回答が寄せられている。移住・田舎暮らしの専門メディア「TURNS(ターンズ)」スタッフ、伊藤春華さんにお話を伺った。

「TURNS」は地域、移住をキーワードに雑誌、ウェブサイトなどで情報発信し、若者を中心とした田舎暮らしに関心がある人と、地域の自治体・企業との架け橋となるメディアだ。“リアルな場作り”として体験ツアーなども開催している。


■こんなところにコストが!

「田舎だからこそ避けることのできない費用や負担がある」と伊藤さんは言う。

まず、田舎は車社会。鉄道やバスが通っていても運行本数も少なく「車は必須。そのため維持費(車検やガソリン代)などがかかります」。その上「雪国の場合、冬の暖房代も大きい。都市ガスよりも高いプロパンのところが多い」とのこと。

もちろん、「都会のように駐車場代はかかりませんし、家賃も下がるので総体的にコストダウンはできます」。東京で駐車場を借りようとすると23区内では数万円、区外でも1万円はくだらない。自分の車を持ちたい人へのメリットは大きい。

次に移住ブームを牽引する古民家カフェやゲストハウスに目を移そう。空き家を改造して店を営む若者が増えているが、ここにも「住める状態にするまでの補修代」という思わぬコストが。全て自前で、仲間うちでリフォームしてしまうケースもあるが、それでも材料代など実費は小さくはない。

さらに、田舎の家はデカい。窓外に広がる広大な庭や畑……それらも含めて維持をしていかねばならないのだが、その広さゆえに「掃除や管理が大変に感じる方もいるかもしれません」(伊藤さん)。


■意外なストレス

なるほど、意外なところに負担がかかってしまうことは分かった。けれど、自然あふれる田舎暮らしでのストレスフリーな精神状態は保証されるはず!

だが、「田舎ならではの精神的ストレスがあるんですよ……」と伊藤さんは顔を曇らせる。

「地域の行事や消防団、草刈りなど、地域の住民たちとの関わりが増えてくるので、人付き合いが苦手な方にはストレスになってしまう」というのだ。「人が少ない地域に入れば、自分がどこの誰かというのがすぐに伝わって」しまい、「噂が広がるのも早い」。

さらには、「車で人を覚えられるので『昨日、どこどこに行ってたよね、車見かけたよ』なんて話もよく出ます。悪さは出来ないですよ」と伊藤さんは苦笑い。お節介なほどの優しさは田舎ならでは。「地域の人たちが歓迎してくれている証拠」でもある。

都会に暮らしていると、地域や近所との付き合いが希薄で、毎日が職場と家の往復になってしまいがちだ。移住先の密な関わり合いの中で暮らしていれば、都会で感じる孤独死の心配はまずなさそうだ。

こういったコミュニティーの密度は土地の人柄によって様々ということ、「距離の取り方が自分にとってちょうどいい場所を見つけられると良いですね」と、伊藤さんは優しく言葉をつないだ。


■田舎暮らしの秘訣とは

伊藤さん曰く、理想とのギャップが生じたり地域の人に馴染めなかったりなど、予想だにしないストレスを前に、移住先を数年で後にする人も少なくはないという。一方で、家族との時間が増えた、健康的になった、不妊に悩んでいた夫婦に子供が出来た、といった素敵なエピソードも紹介してくれた。あこがれの田舎暮らしを成功させる秘訣をぜひとも教えてください!

「移住前に地域に何度も訪れ、地元のキーマンや役場の方とつながっておくと安心です」。仕事は決まったけれど家が見つからない、なんていう事態も起こりかねないというのだ。「田舎に空き家はたくさんあるけれど、イコール貸りられるという訳ではありませんのでご注意を」と付け加える。

人付き合いの中でストレスを負わないようにするためには「自分に合う合わないをきちんと見極め、地域の人と良い距離感で付き合っていけることがカギとなります」。そして最低限、「きちんと挨拶ができる人、人付き合いや助け合いを大切に出来る人が、移住先でも気持ちよく暮らしていけますよ」と助言する。

また、田舎では「飲みニケーションも多いので、お酒が強ければなお良し」と笑った。地方ならではの美味しいお酒を囲みつつ、移住前から良好な人間関係を築いておく……なんとも粋な移住準備である。

終電が早い、コンビニがない、近所の目が気になるなど暮らし始めてからわかる実態もあるだろう。けれど、移住先では林業、農業、お店の開業など新しい暮らし方を選んだ方がたくさんいる、と伊藤さん。筆者も飛び出してしまいたい衝動に駆られてしまう。

都会での生活に疑問が生まれ、ナチュラルな生き方を選んだ人、災害の少ない土地を選んだ人、震災時のボランティアをきっかけに移住を決断した人……その理由はさまざまだ。

「理想を追い過ぎないこと、地域の人とのギャップを受け入れる広い心を持つことなどが、田舎暮らしを始める上での大事な心構えですね。一番の準備は、地域の人と友達になることです」。伊藤さんは最後にこう締めくくった。


●専門家プロフィール:伊藤春華

地方で生きる人々や、その暮らしをお届けするメディア「TURNS」の企画スタッフ。人、暮らし、地域をつなぐ移住・田舎暮らし情報ウェブマガジン「TURNS」を運営。地域や移住に関心のある人と地域の人たちをつなぐ交流イベントやトークショーなどを定期的に主催。福島出身。




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