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重力波天文学


重力波と光で天体合体を初めて観測、重金属発生の謎解明も

[ケンブリッジ(米マサチューセッツ州) 16日 ロイター] - 米国のレーザー干渉計重力波観測施設「LIGO(ライゴ)」とイタリアの観測施設「VIRGO(バーゴ)」が、初めて中性子星の合体により発生した重力波を検出したことを発表した。

同時に、世界各地の観測施設が合体で生じた光の観測にも成功した。

重力波は、質量の重い天体同士の合体に伴う時空のゆがみで、1916年にアインシュタインがその存在を予想。

約2年前に初めて検出され、これらの功績が今年のノーベル物理学賞につながった。

今年8月、LIGOとVIRGOが1億3000万光年離れた場所で起きた合体に伴う重力波を検出し、その2秒後から、世界各地および宇宙空間の観測施設で、重力波の発信源と同じ南の空で、合体時に発生するガンマ線バーストと呼ばれる爆発による光が観測された。

分析によると、重力波とガンマ線バーストの発生源は同一の公算が大きい。

ハーバード・スミソニアン天体物理学センターの天文学者は声明で「重力波は雷のようなもの。これまでにも検出されているが、稲妻部分に当たる光も観測できたのは初めてだ」と述べた。

また、この合体の余波により、金やプラチナなどの重金属が宇宙空間に放出されたことも確認され、天体の変動現象がこれら金属の発生源との理論が裏付けられる形となった。




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