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19世紀生まれが死にました


最後の「19世紀生まれ」の方が死去
長寿の秘訣は...遺伝だけ!?
人間ていうのは、生まれた瞬間から死に向かっています。その死に向かう道のりは、人それぞれ長かったり短かったりいろいろなんです。それが人生というものなんですね。Chicago Tribuneによればイタリアのエマ・モラノさんは、存命する最高齢の人として117年の長い人生を終えました。1899年11月29日生まれ。そう、地球で最後の19世紀生まれの人だったのです。
新聞はいつも長生きの人に「長生きの秘訣」を取材しているものです。Moranoさんの場合は、虐待を伴っていた結婚生活を終わらせたこと、生卵とクッキーを好んで食べていたこと、だそうです。Moranoさんの前に最長寿として生きていたJeanne Louise Calmentさんは122歳まで生きましたが、1週間に約1キロのチョコレートを食べていたそうです。あと、119歳の時にタバコをやめたそうです。119歳までタバコを吸っていたって長寿なんですから、どこに住んで何を食べてどんなライフスタイルを送っているかっていうのは、長生きとはあまり関係ないみたいです。
「もし長生きしたかったら、長生きした両親を選ぶことです。それが1番堅い長生きの方法です」と語るのはイリノイ大学のS. Jay Olshansky教授。でも両親は選べるわけではありませんよね? Olshansky教授によると、寿命というのはライフスタイルとはあまり関わりがないものなのだそうです。もちろんMoranoさんが生まれた頃と比べると、現在はもっとたくさんの人が生きているわけですが、それは自然と近い将来もっとたくさんの100歳以上の人が増えるということになります。1900年から世界の人口は4倍に増えました。そして幼児死亡率はグッと下がりました。Centers for Disease Control and Preventionによると、1900年は1,000人あたり100人の死亡率だったのが、1999年には1,000人あたり7人となっています。そして現代の私たちは病気に対してもうまく治療できるようになってきています。
となると、寿命を伸ばすためのあらゆることは、もうすでにされているということになります。私たちができるのは、寿命を短くしてしまうことだけなのです。「太陽に当たりすぎたり、運動しなかったり、食べるべきじゃないものを食べたり、そういうことで老化を早めることとなります。でもどうやって老化を遅めることができるのかは、まだミステリーなのです」とOlshansky教授は話します。
またOlshansky教授は、100歳を超えて生きる人たちはもともと生物時計がゆっくり刻まれているんではないかと考えているそうです(また男性より女性の方が生物時計がゆっくり進むと言われています)。目に見える老化の進行や細胞分裂などの身体的なサインはゆっくり進むと考えられ、それはどうやら遺伝によるものだとのこと。長生きする人たちは生涯ずっと若めの外見を保っているとも指摘していますが、まだまだリサーチが必要みたいです。
というわけで、赤ワインが健康にいいとか、ココナッツオイルをお風呂に入れるといいとか、そういうのはあんまり長生きには繋がらないみたいです。寿命は生まれ持ったもので、それをどう短縮せずにキープできるかなんですね。



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