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老後の不安

老後のお金「不安」は9割
Q.老後にお金の面で不安はありますか?
はい 90.5%
いいえ 9.5%
Q.(「はい」と答えた方にお聞きします)具体的にどんな不安がありますか?

公的年金への不安
・「きちんと年金がもらえるのか、その年金のみで満足する生活が出来るのか」(29歳女性/建設・土木/事務・企画・経営関連)
・「年金の支給は何歳からされるのか、またそれはいくらになるのか……。定年を迎える数十年後の状況がまったくわからないから」(43歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/技能工・運輸・設備関連)
・「年金が自分がもらえる時には、年齢の引き上げや減額などで、年金だけでは全く足らないと思う」(44歳男性/鉱業・金属製品・鉄鋼/技能工・運輸・設備関連)
・「リタイア後健康保険、介護保険はどんどん上がって、年金は全然増えないし、カットも覚悟しないといけない。これでは生活できないのではと心配」(56歳男性/その他電気・電子関連/IT関連技術職)
・「公的年金の信頼性が低い」(48歳男性/その他メーカー/技能工・運輸・設備関連)

貯蓄がない
・「これから子供の教育費にお金がかかるので、自分たちの貯金がどれだけできるのだろうかという不安がある」(35歳女性/繊維・アパレル/事務・企画・経営関連)
・「現状、老後に向けた貯金ができない。給与が上がるわけでもないのに物価ばかり上がって貯金がぜんぜんできないので老後が心配」(43歳男性/コンピューター機器/IT関連技術職)
・「貯金が少なく不安」(64歳男性/信用組合・信用金庫・労働金庫/事務・企画・経営関連)
・「いまの貯蓄では足りないと思う」(34歳女性/電力・ガス・エネルギー/事務・企画・経営関連)
・「貯蓄型の生命保険だけで老後をやっていけるのかが不安」(38歳男性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)
・「老後破産」(35歳男性/官公庁/公共サービス関連)

健康への不安
・「いつまで働けるかわからないし、不安です」(42歳女性/医療・福祉・介護サービス/その他技術職)
・「体を壊したときに、治療費や入院代など、貯金で足りるのか不安」(33歳女性/食品/事務・企画・経営関連)
・「いつ、大きな病気になって手術入院が必要になるかもしれない」(38歳男性/食品/技能工・運輸・設備関連)
・「ずっと健康ならよいが、身の回りの生活環境を含め、想定ができないから」(49歳男性/設計/建築・土木関連技術職)
・「子供の面倒になるような事にならないか心配」(47歳男性/輸送用機器/事務・企画・経営関連)

雇用への不安
・「仕事が65歳まで安定して続けられるか」(33歳男性/その他電気・電子関連/メカトロ関連技術職)
・「退職後の生活に不安がある」(46歳男性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)
・「仕事を辞めて、その後も生活を維持していけるかどうか不安」(40歳男性/物流・倉庫/その他・専業主婦等)
・「将来の年金だけで生活できるかどうかの不安。年金受給開始年齢が65歳なので、60歳で定年退職し、退職後再雇用で5年間働くことになると思うが、その間の給与は60歳までに比べ激減してしまうこと」(52歳男性/人材派遣・人材紹介/営業関連)
・「会社が潰れるかもしれない」(34歳男性/官公庁/事務・企画・経営関連)

独り身の不安
・「独り身なので、自分で動けなくなったら施設に入るしかない。その費用がどのくらいかかるのか不安でしょうがない」(45歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/技能工・運輸・設備関連)
・「妻に先立たれたときに、自分自身でお金の管理ができるか心配」(34歳男性/物流・倉庫/事務・企画・経営関連)
・「子供がいない。自己資金をためておく必要性」(52歳男性/官公庁/事務・企画・経営関連)
・「老人ホームに入るだけのお金が貯まらなさそう。子どもには迷惑をかけたくない」(44歳女性/生命保険・損害保険/営業関連)

総評
老後にお金の面で不安が「ある」と答えた人は90.5%と、ほとんどの人が将来に経済的な不安を抱えているという結果になった。
最も多かったのが「年金制度」への不安で、ほとんどの人が「年金がどれくらいの額もらえるのか分からない」「受給年齢の引き上げや減額が怖い」「払った分はもらえないと思っている」と制度への不信感をあらわにしていた。にも関わらず、教育費や住宅ローンに追われて「貯金が全くできていない」という声も多く、「老後破産」という言葉まで飛び出していた。
収入源がなくなることを心配する人もおり、「会社が倒産するかも」「定年まで働けるか」「病気が心配」という不安もあるようだ。健康への不安は同時に「治療費や入院費が十分でないかも」という不安でもあり、深刻な問題だ。また、60歳で定年退職した後、年金受給開始の65歳までの5年間について心配する声もあり、「再雇用」を考えているが収入が激減するので心配、という具体的な計画を話してくれた人もいた。
今はパートナーがいるからいいが、「妻に先立たれたら……」「子供の厄介になるのでは……」「老人ホームの費用は……」と、不確定な要素を考えて漠然とした不安に駆られている人も多かった。老後資金として必要な貯金額は「3,000万円」とも「5,000万円」とも言われるが、家族構成、退職金の有無、持ち家の有無、生活スタイルなどによっても大きく異なってくる。年金シミュレーターなども利用しながら、本当に自分に必要な老後資金の額を早めに算出して、少しでも安心して計画的に老後を迎えたいものだ。



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